梅紀「……もう、律さんスパルタすぎる。腕、ちょっと赤くなっちゃった」
梅紀が床に座り込み、袖を捲って恨めしそうに律を見上げる。人間不信な彼が、ここまで無防備に不満を漏らすのは、律を完全に「身内」として信頼している証拠でもあった。
律はベストの乱れを整えると、ふっと表情を和らげて言った。
律「失礼。少し熱が入ってしまいましたね。ですが、君に死なれては、組織にとっても……私にとっても損失ですから」
梅紀「……僕のこと、大事だってこと?」
期待を込めた梅紀の問いに、律は眼鏡の奥の目を優しく細める。
律「そう言っています。……さあ、立てますか? 訓練場を出たら、君の好きなお菓子を首領にたくさん作らせましょう。」
梅紀「えっ、零さんに……?」
梅紀が驚いて目を丸くする。いくら仲間とはいえ、組織の首領にお菓子作りを「させる」と言い切る秘書の不遜さに、少しだけ引いているようだった。
律「ええ。首領も、実力ある幹部の成長を祝いたいとおっしゃるはずです。……もし嫌な顔をされたら、私から『適切な理由』を添えて進言しておきますから、安心しなさい」
律の口元には、大人の余裕と、ほんの少しだけ「面倒な上司」をこき使ってやろうという茶目っ気(あるいは日頃の鬱憤)が混じった笑みが浮かんでいた。
梅紀「……あはは、律さん、それ絶対面白がってるでしょ。いいよ、僕、苺が乗ったやつがいーな!」
律「承知しました。では、材料の買い出しリストを作成しましょうか」
律はいつもの落ち着いた足取りで、期待に胸を膨らませる梅紀の背中を見守りながら歩き出しました。その足取りは、これから首領に無茶振りをするとは思えないほど、軽やかで優雅なものであった。
梅紀が床に座り込み、袖を捲って恨めしそうに律を見上げる。人間不信な彼が、ここまで無防備に不満を漏らすのは、律を完全に「身内」として信頼している証拠でもあった。
律はベストの乱れを整えると、ふっと表情を和らげて言った。
律「失礼。少し熱が入ってしまいましたね。ですが、君に死なれては、組織にとっても……私にとっても損失ですから」
梅紀「……僕のこと、大事だってこと?」
期待を込めた梅紀の問いに、律は眼鏡の奥の目を優しく細める。
律「そう言っています。……さあ、立てますか? 訓練場を出たら、君の好きなお菓子を首領にたくさん作らせましょう。」
梅紀「えっ、零さんに……?」
梅紀が驚いて目を丸くする。いくら仲間とはいえ、組織の首領にお菓子作りを「させる」と言い切る秘書の不遜さに、少しだけ引いているようだった。
律「ええ。首領も、実力ある幹部の成長を祝いたいとおっしゃるはずです。……もし嫌な顔をされたら、私から『適切な理由』を添えて進言しておきますから、安心しなさい」
律の口元には、大人の余裕と、ほんの少しだけ「面倒な上司」をこき使ってやろうという茶目っ気(あるいは日頃の鬱憤)が混じった笑みが浮かんでいた。
梅紀「……あはは、律さん、それ絶対面白がってるでしょ。いいよ、僕、苺が乗ったやつがいーな!」
律「承知しました。では、材料の買い出しリストを作成しましょうか」
律はいつもの落ち着いた足取りで、期待に胸を膨らませる梅紀の背中を見守りながら歩き出しました。その足取りは、これから首領に無茶振りをするとは思えないほど、軽やかで優雅なものであった。
- 1.参加シート
- 2.枠
- 3.創立記念日(5年前)
- 4.零と雪
- 5.零と梅紀
- 6.いるかわかんないけど首領の設定
- 7.零と律
- 8.零とゆり
- 9.零と羅牡
- 10.零と蒼
- 11.零と陽葵
- 12.律と梅紀
- 13.雪と蒼
- 14.零とこも
- 15.零と京士郎
- 16.零と都雪
- 17.零と幽薇
- 18.零と梓
- 19.零と姫叶
- 20.姫叶とこもと零
- 21.零と刹那
- 22.零と律と梅紀
- 23.幹部会
- 24.零と榊原と律の宴会
- 25.零と尽
- 26.零とユイ ミニお祭り騒ぎ
- 27.零と諒斗
- 28.零と木浪
- 29.零と拓也
- 30.零と柚木
- 31.零の大怪我
- 32.説教
- 33.大嫌いと出前の追い打ち
- 34.零と凛と紺
- 35.零と縨と芳乃
- 36.零とネム
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この小説の著作権は凪【参加型】何でも屋Absolute Vanta(まだまだ枠の空きあり!ぜひ参加してください!)さんに帰属します