午後の執務室に、ドタバタと騒がしい足音と、美味しそうな香りが雪崩れ込んできた。
零「ユイちゃーん! お仕事お疲れ様! 見て見て、今日の休憩は『室内お祭り』だよ!」
零は、山盛りのたこ焼き、チョコバナナ、そして光る容器に入ったジュースを載せたトレイを、ユイのデスクにドンと置く。その背後には、彼特有のキラキラとした笑顔が全開だ。
ユイ「……零様。ここは執務室です。書類にソースの匂いが移るのは、少し困ります」
零「そんな堅いこと言わないでさ! ほら、ユイちゃんの大好物、みたらし団子もちゃんと買ってきたよ。……あ、もしかして、僕が準備してる間、また一人で静かに過ごそうとしてた?」
ユイは小さく溜息をつくが、視線はみたらし団子に釘付けになっている
ユイ「……。静かな場所を好む身としては、この喧騒は少々……ですが。……団子、ですか。頂くのは、休憩のついでです」
零「あはは! 素直じゃないなぁ。ほら、冷やしパインもどうぞ。はい、アーン」
ユイ「……自分で食べられます。それと、零様。じん様は? また零様がベタベタして、あの方が逃げ回っているかと思っていましたが」
零「尽君? さっきまで構ってくれたけど、照れ屋だからねぇ。今は適当に遊んでるよ。……それよりさ、ユイちゃん。今日のこのお祭り、みんなで笑い合って楽しもうよ!」
[大文字][太字]零はユイの隣の椅子に座り、楽しそうにたこ焼きを頬張る。その表情はどこまでも平和で、サイコパス的な危うさを微塵も感じさせない、ただの「家族思いの優しいお兄さん」の顔だ。[/太字][/大文字]
ユイ「……零様は、いつも楽しそうですね。貴方の言う『楽しい』という感覚が、私には眩しすぎる。……けれど、不思議です。こうして貴方と並んで団子を食べていると、心が少しだけ、軽くなる気がします」
零「でしょ? 僕の家族になれば、毎日がフェスティバルなんだから! ……あ、口元にソースついてるよ。はい、拭くから動かないで」
ユイ「……あ、すみません。…………どうです、今の。少しは『楽しい』に見えましたか?」
ふふっ、と微かに口角を上げた
零「うわっ、最高! 今の顔、カメラで撮っておけばよかったな! ……ね、約束だよ。これからもこうやって、僕の隣で笑ってて。そうすれば、僕ももっと頑張れるから」
ユイ「……強欲ですね、零様は。失うべきものばかりの私に、そんな多くの期待を背負わせるなんて」
零「強欲でいいの。僕の家族だもん、全部僕が守るし、全部僕が背負うよ。……さあ、冷めないうちに全部食べちゃおう!」
ユイ「……仕方ありませんね。……では、このお祭り騒ぎ、少しだけお付き合いします」
窓から差し込む陽光が、二人の影を長く伸ばす。零の軽やかな笑い声と、それに釣られて小さく微笑むユイの姿に、執務室の空気はどこか温かな色を帯びていた。
零「ユイちゃーん! お仕事お疲れ様! 見て見て、今日の休憩は『室内お祭り』だよ!」
零は、山盛りのたこ焼き、チョコバナナ、そして光る容器に入ったジュースを載せたトレイを、ユイのデスクにドンと置く。その背後には、彼特有のキラキラとした笑顔が全開だ。
ユイ「……零様。ここは執務室です。書類にソースの匂いが移るのは、少し困ります」
零「そんな堅いこと言わないでさ! ほら、ユイちゃんの大好物、みたらし団子もちゃんと買ってきたよ。……あ、もしかして、僕が準備してる間、また一人で静かに過ごそうとしてた?」
ユイは小さく溜息をつくが、視線はみたらし団子に釘付けになっている
ユイ「……。静かな場所を好む身としては、この喧騒は少々……ですが。……団子、ですか。頂くのは、休憩のついでです」
零「あはは! 素直じゃないなぁ。ほら、冷やしパインもどうぞ。はい、アーン」
ユイ「……自分で食べられます。それと、零様。じん様は? また零様がベタベタして、あの方が逃げ回っているかと思っていましたが」
零「尽君? さっきまで構ってくれたけど、照れ屋だからねぇ。今は適当に遊んでるよ。……それよりさ、ユイちゃん。今日のこのお祭り、みんなで笑い合って楽しもうよ!」
[大文字][太字]零はユイの隣の椅子に座り、楽しそうにたこ焼きを頬張る。その表情はどこまでも平和で、サイコパス的な危うさを微塵も感じさせない、ただの「家族思いの優しいお兄さん」の顔だ。[/太字][/大文字]
ユイ「……零様は、いつも楽しそうですね。貴方の言う『楽しい』という感覚が、私には眩しすぎる。……けれど、不思議です。こうして貴方と並んで団子を食べていると、心が少しだけ、軽くなる気がします」
零「でしょ? 僕の家族になれば、毎日がフェスティバルなんだから! ……あ、口元にソースついてるよ。はい、拭くから動かないで」
ユイ「……あ、すみません。…………どうです、今の。少しは『楽しい』に見えましたか?」
ふふっ、と微かに口角を上げた
零「うわっ、最高! 今の顔、カメラで撮っておけばよかったな! ……ね、約束だよ。これからもこうやって、僕の隣で笑ってて。そうすれば、僕ももっと頑張れるから」
ユイ「……強欲ですね、零様は。失うべきものばかりの私に、そんな多くの期待を背負わせるなんて」
零「強欲でいいの。僕の家族だもん、全部僕が守るし、全部僕が背負うよ。……さあ、冷めないうちに全部食べちゃおう!」
ユイ「……仕方ありませんね。……では、このお祭り騒ぎ、少しだけお付き合いします」
窓から差し込む陽光が、二人の影を長く伸ばす。零の軽やかな笑い声と、それに釣られて小さく微笑むユイの姿に、執務室の空気はどこか温かな色を帯びていた。
- 1.参加シート
- 2.枠
- 3.創立記念日(5年前)
- 4.零と雪
- 5.零と梅紀
- 6.いるかわかんないけど首領の設定
- 7.零と律
- 8.零とゆり
- 9.零と羅牡
- 10.零と蒼
- 11.零と陽葵
- 12.律と梅紀
- 13.雪と蒼
- 14.零とこも
- 15.零と京士郎
- 16.零と都雪
- 17.零と幽薇
- 18.零と梓
- 19.零と姫叶
- 20.姫叶とこもと零
- 21.零と刹那
- 22.零と律と梅紀
- 23.幹部会
- 24.零と榊原と律の宴会
- 25.零と尽
- 26.零とユイ ミニお祭り騒ぎ
- 27.零と諒斗
- 28.零と木浪
- 29.零と拓也
- 30.零と柚木
- 31.零の大怪我
- 32.説教
- 33.大嫌いと出前の追い打ち
- 34.零と凛と紺
- 35.零と縨と芳乃
- 36.零とネム
通報フォーム
この小説の著作権は凪【参加型】何でも屋Absolute Vanta(まだまだ枠の空きあり!ぜひ参加してください!)さんに帰属します