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春の遺言、君の体温(ねつ)の残り香

#7

アイス

凪「ん〜……どれにしようかなぁ。チョコチップもいいし、ソーダ味も捨てがたい……っ!」

アイスケースを覗き込み、キラキラした目で悩む凪。さっきまで女子に囲まれて怯えていたとは思えないほど、今はリラックスした表情を見せている。

千鶴「……お前、さっきからずっと悩んでんな。両方買えばいいだろ。俺が出す。」

凪「えっ、ダメだよ!僕がおごるって言ったじゃん!千鶴、反省文頑張ったんだし!」

千鶴「…………。じゃあ、そのソーダのやつ。半分こすんぞ。」

千鶴が手に取ったのは、真ん中でパキッと割れるタイプのソーダアイス。

凪「あ!それいいかも!!パキッてするの、千鶴上手だもんね!」

レジで会計を済ませ、コンビニの横にある小さなベンチに腰を下ろす二人。千鶴が手際よくアイスを二つに割ると、綺麗な青色が夕日に透けて光った。

千鶴「ほら。……溶けるぞ。」

凪「わーい!ありがとっ、千鶴!……ん〜、冷たくて美味しい〜!!」

幸せそうに頬を緩める凪。千鶴はその横顔を眺めながら、自分の方のアイスを口に運ぶ。

……ったく、こんな無防備な顔、他の奴に見せんじゃねーよ。

凪「あ、千鶴。口の横、ちょっと青くなってるよ?」

千鶴「……え?どこだよ。」

凪「ここ、ここ!……んっ。」

凪が指先で千鶴の口元をちょい、と拭う。指から伝わる凪の体温に、千鶴の心臓が不自然なリズムを刻んだ。

千鶴「……おい、凪。……お前、あんまり他の奴にそういうことすんなよ。」

凪「え?どうして?」

千鶴「……どうしてじゃねーよ。……危ねぇからだよ。」

「危ない」の意味が分かっていない様子の凪は、首を傾げながらまたアイスを一口。千鶴は溜息をつき、空いた方の手で凪の頭を乱暴に、でも優しく撫で回した。

作者メッセージ

サンドリヨンっていいですね。
今聞いてるのは【歌ってみた】サンドリヨン【長尾景/町田ちま/にじさんじ】です
おすすめです。
あ、推しは星導さんです。
なになに、、推しの歌ってみたを聴けって?いやぁ、、皆声がいいからつい聴いちゃうんですよ、、
トホホ、、
良ければ甘恋見てください。面白くなる予感しかしないんで

2026/03/22 18:55


ID:≫ 8hMcn.vWKf9vE
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PG-12 #BL過激表現あり

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