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【大型参加型】何でも屋Absolute Vanta残り7枠

#34

零と凛と紺

ティータイムの準備を整えた零の元へ、確信犯的な足音が二つ近づいてきます。

凜「ねぇねぇ零さん!クイズだよ!じゃじゃーん、俺ぇ、凜と紺どっちでしょーか!?」
凜は自分の黒いスカーフを、紺は白いスカーフをわざと隠し、零の目の前でぴたっと重なるように並ぶ。紺は凜に腕を引かれ、心底面倒そうな顔をしている

紺[小文字]「……なぁ凜、零さんの前でこれやる意味あんのか? 黒子の位置で見分けつくの、最初からバレてんだろ」[/小文字]

紺は零にバレぬようそう耳打ちつもりだったようだが零にはばっちり聞こえていたようで

零「ふふ、いいじゃない。こういう遊びは嫌いじゃないよ」

200cmの体をゆっくりと折り曲げ、二人の顔を至近距離で覗き込む。逃げ場のない群青色の瞳が、二人の顔立ちを端から端まで楽しげにトレースしていった

零「……んー、そうだねぇ。右側に泣きぼくろがある、この元気いっぱいの瞳が凜くん。で、左側に黒子があって、今にも『お静かに』って言い出しそうな落ち着いた方が……お兄ちゃんの紺くん。だよね?」

凜「あはは!やっぱり一瞬でバレちゃった!零さんには隠し事できないねぇ」

紺「……だろうな。零さんに嘘ついても無駄だって、そろそろ学習しろよ、凜。……ほら、零さん。こいつに構ってないで、お菓子食べようぜ。せっかく零さんが作ったんだから」

零「おや、紺くん。もしかして、当てられるのが早すぎて少し寂しかったかな? もっと時間をかけて、じっくり検分してあげてもよかったんだけど……」

紺「……いや、いい。これ以上見られたら、流石に落ち着かない」
紺は少しだけ顔を背け、耳元のヘッドホンに触れる。零に見透かされている感覚が、心地よくも少し気恥ずかしいようだ

零「あはは、可愛いねぇ二人とも。……はい、正解のご褒美。今日は焼きたてのフォンダンショコラだよ。凜くん、そんなに身を乗り出したら危ないよ。ほら、椅子に深く座って」

凜「やったぁ!紺、これ中からチョコが出てくるやつだよ!早く食べよ!」

紺「分かったから。……零さん、俺、コーヒー淹れるよ。零さんの分も。……あんまり甘いものばっかり食べて、後で虫歯とか言わないでくれよな」

零「ふふ、手厳しいねぇ。でも、そうやって僕を気遣ってくれる紺くんが大好きだよ。……あ、凜くん、口角にチョコがついてる。動かないで、僕が拭いてあげるから」

凜「えへへ、ありがと零さん!守備人だけど、零さんの前では甘えん坊でもいいよね?」

零「もちろんだよ。僕の家族は、僕が甘やかすためにいるんだからね」

作者メッセージ

なんか二人とも可愛いな。
ほんわかしている。
曉夜様どうでしたでしょうか?
修正とかお気軽にどうぞ!

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