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●●「条野さ~ん、見て見て! この間買った新しい香水、つけてみたんだ!」
条野「……●●。貴女、私が嗅覚も鋭いことを忘れたのですか? 部屋中に花の香りが充満して、報告書を読むどころではありません。」
●●「えぇ~、いい匂いでしょ? 条野さんに『可愛い』って言ってもらいたくて選んだのに!」
条野「可愛いかどうかは視覚情報の範疇です。私にとっては、貴女の本来の体温が混じった匂いの方が、よほど落ち着きます。……今は忙しいので、あちらで大人しくしていてください。」
●●「……もう! 条野さんはいつもそう! 私より仕事の方が大事なんだね!」
条野「仕事というより、鉄腸さんがまた蟻の行列を数え始めて……あぁ、もう。……行ってしまいましたか。心拍のリズムが『憤慨』を刻んでいましたね。」
江戸川「で? 今日は猟犬の彼に、香水の良さが伝わらなかったわけ?」
●●「名探偵さん、どうしてここに……。そうなの! せっかくオシャレしたのに、うるさいとか、あっち行ってとか。……私、もう嫌われちゃったのかな。」
江戸川「嫌われてるわけないでしょ。あの人は君の『音』に執着しすぎて、変化を嫌ってるだけだよ。……おや、地面を鳴らす不快な振動が近づいてきた。」
●●「えっ、まさか条野さん!?」
条野side
●●が向かった先は、薄暗い古本屋。
そこで彼女が、あろうことか武装探偵社の江戸川乱歩と、密室で何やらひそひそと話している。
……私の耳には、彼女の困惑した心拍と、名探偵の余裕ぶった呼吸が混ざり合って、この上なく不協和音を奏でている。
条野「……●●。こんな埃っぽい場所で何をしているんですか。貴女の心音、今は不安と期待が混ざって、非常に耳障りなのですが。」
私は杖をつきながら、音もなく二人の背後に立ちました。
条野「……名探偵。私の大切な『音』を、勝手に解析しないでいただけますか。貴女のその鋭すぎる思考は、彼女を惑わせる毒だ。」
江戸川「おやおや、怖いねえ。僕はただ、君が言葉足らずだから代わりに解説してあげてただけだよ?」
●●「条野さん……! 私、別に悪いことしてないよ! ただ、名探偵さんに相談を……」
条野「……相談? 私に直接言えないことを、この男に話したのですか。……あぁ、心拍が跳ねましたね。何か隠し事をしている音だ。」
条野「……●●。私を怒らせたいのですか? 貴女の全ては、私の耳が捉える範囲内にあるべきだと言ったはずです。」
●●「そんなこと言ったって! 条野さんが冷たくするから……!」
条野「冷たく? ……フッ、心外ですね。貴女の音が乱れるのが嫌で、必死に平静を装っている私の苦労も知らずに。」
江戸川「……やれやれ。ねえ条野さん、●●はね」
●●side
江戸川「君にサプライズで『愛の言葉』を贈るために、どういうタイミングが一番君の心拍を揺らせるか、僕にシミュレーションさせてたんだよ。健気だねえ。」
……! 乱歩さん! それは言っちゃダメなやつ!!
●●「乱歩さん!! 恥ずかしくて死んじゃう!! もうサプライズにならないじゃないですか!」
条野「…………。……私への、愛の言葉、ですか。」
●●「…………そうだよ。条野さんが私の香水もオシャレもスルーするから……言葉で攻めるしかないかなって思ったんだよ!//」
条野「(……ゾクッ)……貴女は、本当に恐ろしい人だ。そんなことをされたら、私の自制心がどれだけ悲鳴を上げるか、想像もしていないのでしょう?」
●●「えっ……条野さん……?//」
条野「サプライズなど不要です。今、この場でその甘い音と共に、貴女の本心を聴かせなさい。……乱歩さん、席を外していただけますか。ここからは、公共の場では聴かせられないような『音』が響くことになりますから。」
江戸川「はいはい、ご馳走様。僕は駄菓子屋に寄って帰るよ。」
条野「……さあ、●●。貴女の鼓動、今は私の指先にまで響いていますよ。……愛していると言いなさい。貴女の嘘をつけない声で、私を壊してみせなさい。」
●●「……もう、条野さんのばか! 大好き!//」
条野「……合格です。その乱れたリズムこそ、私にとって最高の贈り物ですよ。」
条野「……●●。貴女、私が嗅覚も鋭いことを忘れたのですか? 部屋中に花の香りが充満して、報告書を読むどころではありません。」
●●「えぇ~、いい匂いでしょ? 条野さんに『可愛い』って言ってもらいたくて選んだのに!」
条野「可愛いかどうかは視覚情報の範疇です。私にとっては、貴女の本来の体温が混じった匂いの方が、よほど落ち着きます。……今は忙しいので、あちらで大人しくしていてください。」
●●「……もう! 条野さんはいつもそう! 私より仕事の方が大事なんだね!」
条野「仕事というより、鉄腸さんがまた蟻の行列を数え始めて……あぁ、もう。……行ってしまいましたか。心拍のリズムが『憤慨』を刻んでいましたね。」
江戸川「で? 今日は猟犬の彼に、香水の良さが伝わらなかったわけ?」
●●「名探偵さん、どうしてここに……。そうなの! せっかくオシャレしたのに、うるさいとか、あっち行ってとか。……私、もう嫌われちゃったのかな。」
江戸川「嫌われてるわけないでしょ。あの人は君の『音』に執着しすぎて、変化を嫌ってるだけだよ。……おや、地面を鳴らす不快な振動が近づいてきた。」
●●「えっ、まさか条野さん!?」
条野side
●●が向かった先は、薄暗い古本屋。
そこで彼女が、あろうことか武装探偵社の江戸川乱歩と、密室で何やらひそひそと話している。
……私の耳には、彼女の困惑した心拍と、名探偵の余裕ぶった呼吸が混ざり合って、この上なく不協和音を奏でている。
条野「……●●。こんな埃っぽい場所で何をしているんですか。貴女の心音、今は不安と期待が混ざって、非常に耳障りなのですが。」
私は杖をつきながら、音もなく二人の背後に立ちました。
条野「……名探偵。私の大切な『音』を、勝手に解析しないでいただけますか。貴女のその鋭すぎる思考は、彼女を惑わせる毒だ。」
江戸川「おやおや、怖いねえ。僕はただ、君が言葉足らずだから代わりに解説してあげてただけだよ?」
●●「条野さん……! 私、別に悪いことしてないよ! ただ、名探偵さんに相談を……」
条野「……相談? 私に直接言えないことを、この男に話したのですか。……あぁ、心拍が跳ねましたね。何か隠し事をしている音だ。」
条野「……●●。私を怒らせたいのですか? 貴女の全ては、私の耳が捉える範囲内にあるべきだと言ったはずです。」
●●「そんなこと言ったって! 条野さんが冷たくするから……!」
条野「冷たく? ……フッ、心外ですね。貴女の音が乱れるのが嫌で、必死に平静を装っている私の苦労も知らずに。」
江戸川「……やれやれ。ねえ条野さん、●●はね」
●●side
江戸川「君にサプライズで『愛の言葉』を贈るために、どういうタイミングが一番君の心拍を揺らせるか、僕にシミュレーションさせてたんだよ。健気だねえ。」
……! 乱歩さん! それは言っちゃダメなやつ!!
●●「乱歩さん!! 恥ずかしくて死んじゃう!! もうサプライズにならないじゃないですか!」
条野「…………。……私への、愛の言葉、ですか。」
●●「…………そうだよ。条野さんが私の香水もオシャレもスルーするから……言葉で攻めるしかないかなって思ったんだよ!//」
条野「(……ゾクッ)……貴女は、本当に恐ろしい人だ。そんなことをされたら、私の自制心がどれだけ悲鳴を上げるか、想像もしていないのでしょう?」
●●「えっ……条野さん……?//」
条野「サプライズなど不要です。今、この場でその甘い音と共に、貴女の本心を聴かせなさい。……乱歩さん、席を外していただけますか。ここからは、公共の場では聴かせられないような『音』が響くことになりますから。」
江戸川「はいはい、ご馳走様。僕は駄菓子屋に寄って帰るよ。」
条野「……さあ、●●。貴女の鼓動、今は私の指先にまで響いていますよ。……愛していると言いなさい。貴女の嘘をつけない声で、私を壊してみせなさい。」
●●「……もう、条野さんのばか! 大好き!//」
条野「……合格です。その乱れたリズムこそ、私にとって最高の贈り物ですよ。」
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この小説の著作権は凪【参加型】何でも屋Absolute Vanta(まだまだ枠の空きあり!ぜひ参加してください!)さんに帰属します