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僕と君、君と僕。

#4

第四話

「.......あんなふうにするのか...?」

やべ、出ちまった。
心のなかで留めておこうと思ったのに。
だとしても、あれはやべえな。

「.........!」
「.....どうした?」
「.....紗彩から....メール....」
「さあや?」
「.....お前には伝えてなかったな。紗彩の存在を」

紗彩?誰だ?
俺はこの学校に来て初日だから全員の名前を覚えていない。
唯一覚えてるのは拓哉、俺の友達だけだ。

「紗彩って誰だ?」
「........見ただけでわかると思う....」

その時ちょうど教室のドアが開いた。

「ちょっと〜?私とブスの戦いを見てたの〜??」
「あーいやー.......その....」

......納得。
こいつ確か理事長の娘じゃなかったっけ?
校長から色々聞いてる。
結構乱暴な性格なんだとか。
.......なるほど、こいつが中心となってあの人をいじめてるのか。
だが、何のために?

「....あら、透じゃない。どうしてここにいるのかしら〜??」
「そのっ!俺が連れてきた....!」
「.......言わなくて良い、拓哉」

直感だが、これは怒る寸前の行動だな。
嫌な予感がする....。

「ふーん。で、透?あのブスをいじめてる私に会いに来たの〜??」
「...........」

俺は無言で頷く。
ご機嫌取っとかないと面倒くさいからな。
もちろん勘だけど。

「あら〜?優しいじゃな〜い。透は良い旦那になれるわよー!」

なぜそこで結婚後の話が出る?
女子ってそういう感じなのか?

「そうそう〜。貴方はまだわからないことだらけだと思うから色々教えてあげる〜」
「ダメだ!紗彩!やめっ.....!」

[大文字][太字]ドン![/太字][/大文字]

鈍器で殴られたかのような音がした。
拓哉が腹を抑えていた。

「おい!大丈夫か!?」
「ああ....大丈夫だ...透....刺されてないから....」

一度刺されたというような表現だ。こいつ...やばい。
俺の友達を殴るなんて....!

「ま、こうなるのよ〜。で、私の機嫌を損ねた奴は殺すか退学処分ね!」

.....校長の言う通りだな。
乱暴すぎる。

「分かったかしら?」
「.......ああ」
「まあ!いい子ね!」

...........こいつが学級にいる中で卒業するのか......
卒業できるかも不安だが。

「じゃあねー☆」

...........なんかこれゲームでやった事あるような無いような感じがする。
そうだ、忘れてた。

「腹痛いからトイレ行ってくる。拓哉は保健室。途中にあるだろうから一緒に行こう」
「.....ああ....行こう...」

俺は拓哉を保健室に送って旧校舎に向かった。
あの人が心配だ。
血だらけにはなってなかったが救急車案件だろう。
でも__もし俺のせいでもっとひどい目にあったら____
俺はただ立つことしか出来なかった。

作者メッセージ

遅れてすみません!!

2026/01/04 14:30

最弱勇者
ID:≫ 7iGQlK4K1hLY2
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僕と君君と僕恋愛両思い叶わない恋初投稿

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