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僕と君、君と僕。

#3

第三話

ふぅ...教室で食べると色々大変なんだよね...。
お弁当奪われたり...椅子で蹴られたり...
考えただけで鳥肌が...。
私はほんの2分ぐらいで弁当を食べ終えた。
誰も居ないことを感じて外に出た。

「きゃははは!」
「それバズるわーw」
「ねぇ!後でダンス動画取らない?」
「いいじゃんそれ!」

.....トイレには居ないけど外に居る。
しかも入口で。
出られない...!

「.......すみません、少し通してくれませんか?」
「....透様...!」
「様はいりません。君でいいです」
「と...透くん...!」
「通行の邪魔になっております。移動願います」
「は、はい...!」

なぜか顔を真っ赤にして逃げ去るようにピューと逃げていった。
これで出られる...お礼言いたいけど、言うだけでも大変だし...私なんか相手にするはず無いし。
とりあえずここから早く出よう。誰か来る前に。
_______________________________

はぁ...表ではいい子にしてるけど裏の顔は怖いんだよ?
って言っても多分信じないからいい子に見えるようにしなきゃいけない...だるい。
....女子トイレの入り口に女子が数人いる。
周りの女子がトイレに行きたそうなのに気づかないのか。
注意するか。

「.......すみません、少し通してくれませんか?」
「....透様...!」

なんで様つけるんだよ。
普通に君で良いだろうが。

「様はいりません。君でいいです」
「と...透くん...!」
「通行の邪魔になっております。移動願います」
「は、はい...!」

なぜ顔を赤くするんだ?
恥ずかしいのか?なら恥ずかしくないようにしろよって話。
まったく。女子の気持ちがいまいちよくわからないな。
__________________________

よし、教室に帰った。今日は5校時目までだからすぐに帰れる。
もうすぐチャイムが鳴る。
.......チャイムが鳴った。
まだ予鈴だけど、全員が揃ってる。

「授業始めるぞー」

数学か。
.....待って、数学....?
数学.....!

「じゃあこの問題.....一ノ瀬!」

ああ...だと思った。
絶対私しか当てない教師(担任)なんだった...。

「一ノ瀬ー?この公式どういうことかわかるかー?」
「先生良くないよーw」
「あーあw固まってるよww」
「www」
「.............[小文字]わかりません[/小文字].....」

まだ習ってないのにわかるはず無いよ....
うう.....また笑われる....

「じゃあ楠間!この公式わかるか?まぁ、一ノ瀬みたいに馬鹿じゃないからわかるよな?w」

私と比較しないで....!
まだ習ってないんだもん...。

「それはメネラウスの定理で、直線lとBC、CA、ABの交点をそれぞれP、Q、Rとすると...」

次々と式を黒板に書いていく。
すごい...

「...つまり、それの公式はCP/PB・BR/RA・AQ/QC です。」
「正解だ!流石だな!一ノ瀬と違って!」

私と比較しないでって......
私が悲しんでる間に数学の授業は終わった。
早く寮に帰ろう...。
ホームルームが終わると一目散に帰ろうとした。その時だった。

「ねぇ〜ちょっときてほしいんだけど〜」
「......!」
「大丈夫よ〜ちょっと〜怖いからついてきてほしいだけ〜」

嫌な予感しかしない....!逃げたい!帰して...!

「ちなみに〜帰ろうとしたら〜[小文字][小文字][小文字]殺すから[/小文字][/小文字][/小文字]」

どす黒い声が響いて私は首を縦に振ることしか出来なかった...。
______________________________

私は今は使われていない旧校舎にやってきた。
ここは物置ぐらいにしか使われておらず、薄暗い。物もたくさんある。

「このさきに〜おばけ居るの〜。で〜スマホ落としちゃって〜」

嘘だ。スマホ、授業中に触ってた。
でも手を振り払おうとしても強い力で動かない。

「ついたわ〜!」

.....おばけじゃないじゃん。
って言おうとしたけど殴られたのが先だった。

「あんたさ、何透くんと話してんの?」
「話してない...っ!」
「ふーん?じゃあこれ何?」

見せられたのは私と楠間さんが話している所だった。
だが私はそんな記憶はない。
それに、私に見立てたAI動画だ。
明らかにそんな高くない。身長が。
もっと低い。

「これ、うちの友達のA子から送られてきたのよ。正直に言いなさい!」
「違い....ます....!」
「嘘つくんじゃないわよ!」
「ぅ゙[小文字]っ[/小文字]....!」

お腹を蹴られた。苦しい.......
フラフラする...

「私を騙そうなんて100億年早いわ!」

そう言って顔面と両手両足、お腹と背中を蹴られたり殴られたりされた。
私は血だらけにはならなったものの、苦しくてその場に倒れ込んでしまった。
口の中が切れたのだろうか。鉄の味が広がる。

「さっさと死んじゃえばいいのよ」

そう言って去っていく。
私は意識が[漢字]朦朧[/漢字][ふりがな]もうろう[/ふりがな]として何も考えられなくなった。
苦しい。それだけは考えられた。
もう誰も、助けに来てくれない_________。

作者メッセージ

あけおめです!
すみません!私の急に入った予定のせいで1/2公開になってしまいました...

2026/01/02 09:02

最弱勇者
ID:≫ 7iGQlK4K1hLY2
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僕と君君と僕恋愛両思い叶わない恋初投稿

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