僕は母さんが作るプリンが好きだ。いや、好きだったが正解かもしれない。母さんが作るプリンはオーソドックスの昔ながらのプリンだ。風邪ときとか運動会とか頑張ったときに作ってくれた思い出の品だ。でもそんな母さんはつい先日不慮の事故によって死んでしまった。
「母さん・・・」
僕のお父さんは小さい頃に病死していて母さんと二人暮らしだった。だからこそ心の穴は大きい。葬式などすべて終わらした僕は試しに母さんのプリンを作ってみることにした。しかし、どう頑張っても母さんの味にたどり着けない。
「何が違うんだ・・・。母さんが残してくれたレシピ通りに作っているはずなのに・・・」
母さんのプリンはそこらに売っているプリンとはどこか味が違う安心できる味。また食べたかったなと落ち込みながら遺品整理を勧めていると母さんのレシピ本が置いてある棚の奥にDVDを見つけた。
「DVD?なんでこんなとこに・・・」
興味本位でDVDをつけるとそこに映っていたのは母さんだった。エプロン姿の母さん。
『やっほ〜 圭吾見てる〜?今から圭吾にプリンの作り方を伝授しちゃいまーす!圭吾好きだもんね』
久しぶりに見た喋って動いてる母さんを見て思わずウルッと来てしまう。それにプリンが作りたいという自分の思いが見透かされたようでドキッとする。
『答えは簡単!私のレシピを見てね!ってまぁきっと試したかな(笑)でもきっと私の味にならなかったと思います。どうしてかって?ふふ、それは隠し味。圭吾はきっと隠し味入れてないでしょ!』
隠し味?小さい頃から母さんがプリンを作っているとこは見ていたけどなにか入れている素振りはなかった。
『隠し味は、感情!ふふ、なにかわかんないでしょ?母さんはね、圭吾。圭吾大好き、健康に育ってねっていう愛情を入れていたんだよ。だから他のとことは一味違うでしょ!さぁ、隠し味を入れてもう一回作ってみな!頑張ってね』
そこでDVDは終わってしまった。愛情。そんなもので母さんの味になるのだろうか。でも母さんが言うんだから・・・。僕はもう一度プリンを作ることにした。「母さん大好き。もう一度会いたい」そう想いを込めて。
[大文字]パク[/大文字]
口に入れた時懐かしい味がした。それと共に涙が出てきた。母さん・・・、また会いたいよ。
「母さん・・・」
僕のお父さんは小さい頃に病死していて母さんと二人暮らしだった。だからこそ心の穴は大きい。葬式などすべて終わらした僕は試しに母さんのプリンを作ってみることにした。しかし、どう頑張っても母さんの味にたどり着けない。
「何が違うんだ・・・。母さんが残してくれたレシピ通りに作っているはずなのに・・・」
母さんのプリンはそこらに売っているプリンとはどこか味が違う安心できる味。また食べたかったなと落ち込みながら遺品整理を勧めていると母さんのレシピ本が置いてある棚の奥にDVDを見つけた。
「DVD?なんでこんなとこに・・・」
興味本位でDVDをつけるとそこに映っていたのは母さんだった。エプロン姿の母さん。
『やっほ〜 圭吾見てる〜?今から圭吾にプリンの作り方を伝授しちゃいまーす!圭吾好きだもんね』
久しぶりに見た喋って動いてる母さんを見て思わずウルッと来てしまう。それにプリンが作りたいという自分の思いが見透かされたようでドキッとする。
『答えは簡単!私のレシピを見てね!ってまぁきっと試したかな(笑)でもきっと私の味にならなかったと思います。どうしてかって?ふふ、それは隠し味。圭吾はきっと隠し味入れてないでしょ!』
隠し味?小さい頃から母さんがプリンを作っているとこは見ていたけどなにか入れている素振りはなかった。
『隠し味は、感情!ふふ、なにかわかんないでしょ?母さんはね、圭吾。圭吾大好き、健康に育ってねっていう愛情を入れていたんだよ。だから他のとことは一味違うでしょ!さぁ、隠し味を入れてもう一回作ってみな!頑張ってね』
そこでDVDは終わってしまった。愛情。そんなもので母さんの味になるのだろうか。でも母さんが言うんだから・・・。僕はもう一度プリンを作ることにした。「母さん大好き。もう一度会いたい」そう想いを込めて。
[大文字]パク[/大文字]
口に入れた時懐かしい味がした。それと共に涙が出てきた。母さん・・・、また会いたいよ。