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【参加型】魔法より大切なもの

#3

歯車の音─シャルル・アマ─

[水平線]



静寂を、弱々しく放たれた矢の音が、切り裂いていく。

矢は放たれた回数を無視し、的には向かわず、道半ばで地に落ち続けた。


そして、地面の矢を見てもなお、一心不乱に矢を打ち続ける少女の元に、風に乗り、一通の手紙が届いた。

少女は手に広げた手紙を10秒ほど見つめた後、呆然と声を出した。


「...受かったのか、わたくしは」

手紙に穴が空くほど見つめても、まだ少女─アマの顔には、動揺の色が滲んでいた。


現実だということを悟ったアマは、静かに自身の片目に手を置いた。

眼帯の奥がずきりと痛むのも気にせず、アマはふっと息を吐いた。


「......嬉しいはずなのだが。この目が、素直に喜ばせてくれん。」


そう言ったアマは自嘲するように笑みを浮かべ、使えぬ片目を抱えた学園生活に、不安を募らせた。



その次にアマが目を開くと、アマの瞳は、赤色が静かに熱を帯びていた。

その目は、芯をはっきりと定めた者の想いを含んでいた。


「...いや、どちらにせよ、変わりはせん。わたくしは...」



「わたくしは、わがシャルル家の恥とならぬよう、努力を続けるだけじゃ。」


アマが再び弓を手に取ると、アマの周りで、パチパチと小さく雷が鳴った。

その一瞬の雷は、アマの決意を汲み取ったように輝き、アマを後押しするように音を出した。


作者メッセージ

アマちゃん、かっこいいですね〜!真面目で努力家で...いや待て、私と正反対すぎる...()
名字と下の名前がどちらなのか少し迷いましたが、合っていますよね...?
雷がかっこいいので、戦闘シーンが楽しみです!もちろん、書けるかどうかは別ですが...。

6月も始まったばかりですし、締切は変動の可能性有りなので!ぜひぜひ、参加お願いします!!

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