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【参加型】魔法より大切なもの

#1

歯車の音─ルーカス・グラディウス─

[水平線]


ある日の、日没の時間。

いつも静かな少年の部屋に、明るい声が響いていた。


「やったじゃないか、ルーカス!」

「うん、兄さんのおかげだよ!ありがとう...!」

風を用いた伝達魔法によりルーカス自身に届けられた手紙には、「ルーカス・グラディウス様 プロテア学園入学試験 合格通知」の文字が踊っていた。

「いいや、違うよ、ルーカス。これは間違いなく、ルーカス自身の努力の結果さ。もっと誇って良いんだよ。」

「兄さん...!」

ルーカスの目を真っ直ぐ見つめ、凛とした表情を浮かべる兄に、ルーカスの目が、ほんの少し、潤いを帯びた。

そして、自分のことのように喜び、白い歯を見せ笑う兄に、ルーカスは微笑んだ。

「僕、学園でも頑張るよ...!」

「えらいぞ、ルーカス!そうだ、今日は母さんが張り切って料理をしていたんだ。早く食べに行こう?」

「うん...!」

キッチンからの良い香りと、目の前の兄からの褒め言葉に、ルーカスは満面の笑みを浮かべた。

[水平線]



「学園、かあ...兄さんにはああ言ったけど、上手くやっていけるかな...」

空の暗闇の中に、星が瞬き始めた頃、ルーカスはぼそりと呟いた。

星は、そんなルーカスの悩みも知らず、光をルーカスに届け続けていた。


「......いや、きっと大丈夫。兄さんが、褒めてくれたんだから。」

兄の笑顔がルーカスの頭によぎると、ふっとルーカスの顔が綻んだ。

ルーカスは、今日も眠りについた。

学園への、大きな期待と、少しの不安を抱きながら。



作者メッセージ

学園入学前の参加者のキャラたち視点を出していくことにしました!
皆様すごい良いキャラばかりで、書き上げられるか不安になってきたので、試し書き程度に...
こんな感じで良いんでしょうか...短いし...修正点ありましたらコメントください...
もう、今思いついて今投稿してる感じです。もうブレーキは壊れ、無くなりました。

本編は、少なくとも全キャラ視点出してからになると思います!お待ち下さい〜!

そして、参加まだまだ受付中です!!
まだしていない方、どんどんじゃんじゃん参加してください、お待ちしております!!

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