閲覧前に必ずご確認ください
この作品はnmmn、キャラ崩壊、捏造設定等を含みます。
そして、小説執筆初心者が書くにじさんじ様の恋愛女性向け夢短編集です。
その他、ヤンデレ要素など含む可能性もあります。
それでも良い方は、温かい目で見守ってくださると幸いです。
夢小説設定
×
[水平線]
朝。
起きると、何となく、お腹の中にじわりと熱い感覚が走った。
急いでトイレに駆け込むと、始まっていた。
月に一度の、戦争が。
朝食を家族で囲んだ後、私はすぐさま鏡を用意した。
そして、手慣れた手つきで、先生にバレないレベルのナチュラルな化粧を施し、鏡の前で笑顔を作った。
「おはよ〜!...やばい、口元引きつるんだけど...」
少し強めに主張してくる腹の痛みはおさまることを知らず...
私は腹痛と戦いながら、最寄り駅を目指し、家を出た。
[水平線]
電車の中で周りに迷惑をかけまいと気を張っていたせいか、学校への道のりはいつもよりも短く感じられた。
教室の前で息を1つついて、扉を元気よく開ける。
「おはよー!」
「お、◇◇おはよー」
「今日も元気だねえ、●●〜おは〜」
「うえーい、◇◇おはよぅっ!」
「はは、うるさ〜っ」
不信感を誰にも抱かれなかったことに心の中で安堵しながら、自分の席へと足を運んだ。
「●●!おはよう」
「ぉ、晴じゃんおはよ〜」
急な登場に驚きながらも、視界の端から飛び出してきた、幼馴染に挨拶を返す。
頭の上でぴょこぴょこと揺れる特徴的なアホ毛は、今日も絶好調らしかった。
晴さま様からの授業内容のお告げ通りにカバンの中身を取り出していると、横からおはようございます、と挨拶が聞こえてくる。
「あれぇ、とーやクンじゃん、おはよ〜!」
「甲斐田。と、◇◇じゃん、おはよ」
私後付けじゃん〜とけらけら笑っていると、晴が急にむがっ、と顔を怖くする。
kid「●●、もちさんのこと知ってるの!?」
「そりゃあクラスメイトだし席近いし...何で?急に怖いんですけどー!」
kid「いいけど...いいんだけど...もちさんかあ...」
knmc「友人関係に首突っ込んでたら嫌われるよ、甲斐田」
「そうだそうだ〜過保護幼馴染が〜」
2人で過保護が発動した晴をつついていると、晴がやめろー!と声を出し、それにクラス中で笑いが起きた。
晴が恥ずかしそうなのを剣持と一緒にからかうと、晴に怒られた。
[水平線]
「晴〜、元気出してって〜」
kid「別に元気ですけど?」
「機嫌直してよ、ごめんて〜」
2人で机をくっつけ、弁当を囲む昼休みにだって、晴は機嫌が悪いままだった。
kid「別に機嫌悪くないけど?」
「絶対悪いやつじゃん、それ」
むっとした表情で卵焼きを口に運ぶ晴は、背が高いのも相まって大型犬のように見えた。
下手したら女子より可愛いまである。
半眼で晴を見つめていると、卵焼きを飲み込んだ晴が、口を開く。
kid「......唐揚げ。くれたら、許す。」
「...からあげ...いや、いつも交換してるけど...いいの?」
晴がくれないこと以外はいつも通りじゃん、と伝えると、いいから、唐揚げちょうだいよと催促してきた。
やれやれ、そんなにうちの唐揚げが好きだなんて、晴もまだまだ可愛いな、と思いながら、唐揚げを箸で掴む。
「はいどーぞ」
kid「...ありがと」
晴がそういったとき、晴の弁当箱に行く予定だった箸は晴の手によって上に持ち上げられ、晴が口の中に唐揚げを無理矢理運んだ。
固まっていると、晴が幼馴染だし...と、顔を真っ赤にしながら呟いた。
「...晴。こういうのは、好きな子にやってあげな。」
「もう、うちらは高校生なんだから。小さい子供じゃないからさ。」
kid「っ、僕は───」
晴が何かを言いかけたところで、教室の扉から、私を呼ぶ声が聞こえてきた。
「あっ晴ごめん、私図書委員の手伝いしなきゃなんだった!またあとでね〜!」
たったっと軽快に駆けていく後ろ姿を見ながら、幼馴染は大きく息を吐き出していた。
[水平線]
暑い〜焼ける〜なんて女子の声がきゃっきゃと響く中、5限目の校庭では、50m走の測定が行われていた。
呑気な女子たちとは反対に、私は、本格的に腹痛と戦い始めていた──。
昼休み頃から悪化し始め、遂には5限目の体育に響く始末。
好きな教科を聞かれると、問答無用で体育だと答えるような私にとって、いくら腹が痛かろうが、体育を休む選択肢などなかった。
とうとう私の番が来て、大きな開始の合図が響く。
腹痛を無視し、風を切って走った。
結果は4人中1位。タイムも上々だ。
ほっと一息つこうとすると、ぐらり、と急に体が傾いた。
「●●ちゃん、大丈夫!?」
「ちょっ、先生呼ぶか!?」
ついしゃがみこむと、タイムを測る保健委員が、私に必死に声を掛ける。
そんなに大したことでもないから大丈夫だ、と伝えると、大丈夫じゃない、と聞き慣れた声が聞こえてくる。
kid「大丈夫じゃないでしょ。昼休みから体調悪そうだったし。僕、保健室連れてくよ」
「えっ...いいよ、別に。」
kid「良くない。ほら、行くよ。」
「...はあい」
晴について行きながら、後ろをちらりと見ると、心配そうにしながらも頑張って、とガッツポーズを送ってくる保健委員の姿があった。
よく分からないが、とりあえず親指を立てておいた。
[水平線]
「ていうか、気付いてたんだね。」
kid「そりゃ気づくよ。何かよそよそしい感じしたし、いつもは残さないのに弁当残してたし...」
「わーお、よく見てんね〜」
先生不在の保健室で、先生が来るまで、と付き添ってくれている晴と、雑談を繰り広げる。
そんな中で、やっぱ幼馴染ってすごいんだ〜と声を出すと、晴が口を尖らせる。
kid「...幼馴染じゃなくて、僕は...─────好きなのに」
「っ、え───」
晴が呟いた瞬間、ガラガラっと、扉が開く。
「ごめんね〜、遅れて!調子悪いんだっけ?」
養護の健屋先生が入ってくると同時に、晴ががたり、と椅子から立ち上がる。
kid「ぼ僕、付き添いなので、戻りますねっ」
またしても顔を真っ赤にした晴は、急いで保健室を去っていった。
すると、健屋先生が、耳が極限まで赤いであろう私へ向けて、にや〜と顔をにやけさせる。
sky「それで?」
「それで、とは...?」
sky「恋バナ。聞いてあげるよ、先生が。どうせ下校時間までいるんでしょ?」
健屋先生のわくわくとした表情に押し負け、私は大好きで不器用な、幼馴染の話を始めた。
2人が結ばれ、クラスの皆から冷やかされるのは、もう少し先のお話。
朝。
起きると、何となく、お腹の中にじわりと熱い感覚が走った。
急いでトイレに駆け込むと、始まっていた。
月に一度の、戦争が。
朝食を家族で囲んだ後、私はすぐさま鏡を用意した。
そして、手慣れた手つきで、先生にバレないレベルのナチュラルな化粧を施し、鏡の前で笑顔を作った。
「おはよ〜!...やばい、口元引きつるんだけど...」
少し強めに主張してくる腹の痛みはおさまることを知らず...
私は腹痛と戦いながら、最寄り駅を目指し、家を出た。
[水平線]
電車の中で周りに迷惑をかけまいと気を張っていたせいか、学校への道のりはいつもよりも短く感じられた。
教室の前で息を1つついて、扉を元気よく開ける。
「おはよー!」
「お、◇◇おはよー」
「今日も元気だねえ、●●〜おは〜」
「うえーい、◇◇おはよぅっ!」
「はは、うるさ〜っ」
不信感を誰にも抱かれなかったことに心の中で安堵しながら、自分の席へと足を運んだ。
「●●!おはよう」
「ぉ、晴じゃんおはよ〜」
急な登場に驚きながらも、視界の端から飛び出してきた、幼馴染に挨拶を返す。
頭の上でぴょこぴょこと揺れる特徴的なアホ毛は、今日も絶好調らしかった。
晴さま様からの授業内容のお告げ通りにカバンの中身を取り出していると、横からおはようございます、と挨拶が聞こえてくる。
「あれぇ、とーやクンじゃん、おはよ〜!」
「甲斐田。と、◇◇じゃん、おはよ」
私後付けじゃん〜とけらけら笑っていると、晴が急にむがっ、と顔を怖くする。
kid「●●、もちさんのこと知ってるの!?」
「そりゃあクラスメイトだし席近いし...何で?急に怖いんですけどー!」
kid「いいけど...いいんだけど...もちさんかあ...」
knmc「友人関係に首突っ込んでたら嫌われるよ、甲斐田」
「そうだそうだ〜過保護幼馴染が〜」
2人で過保護が発動した晴をつついていると、晴がやめろー!と声を出し、それにクラス中で笑いが起きた。
晴が恥ずかしそうなのを剣持と一緒にからかうと、晴に怒られた。
[水平線]
「晴〜、元気出してって〜」
kid「別に元気ですけど?」
「機嫌直してよ、ごめんて〜」
2人で机をくっつけ、弁当を囲む昼休みにだって、晴は機嫌が悪いままだった。
kid「別に機嫌悪くないけど?」
「絶対悪いやつじゃん、それ」
むっとした表情で卵焼きを口に運ぶ晴は、背が高いのも相まって大型犬のように見えた。
下手したら女子より可愛いまである。
半眼で晴を見つめていると、卵焼きを飲み込んだ晴が、口を開く。
kid「......唐揚げ。くれたら、許す。」
「...からあげ...いや、いつも交換してるけど...いいの?」
晴がくれないこと以外はいつも通りじゃん、と伝えると、いいから、唐揚げちょうだいよと催促してきた。
やれやれ、そんなにうちの唐揚げが好きだなんて、晴もまだまだ可愛いな、と思いながら、唐揚げを箸で掴む。
「はいどーぞ」
kid「...ありがと」
晴がそういったとき、晴の弁当箱に行く予定だった箸は晴の手によって上に持ち上げられ、晴が口の中に唐揚げを無理矢理運んだ。
固まっていると、晴が幼馴染だし...と、顔を真っ赤にしながら呟いた。
「...晴。こういうのは、好きな子にやってあげな。」
「もう、うちらは高校生なんだから。小さい子供じゃないからさ。」
kid「っ、僕は───」
晴が何かを言いかけたところで、教室の扉から、私を呼ぶ声が聞こえてきた。
「あっ晴ごめん、私図書委員の手伝いしなきゃなんだった!またあとでね〜!」
たったっと軽快に駆けていく後ろ姿を見ながら、幼馴染は大きく息を吐き出していた。
[水平線]
暑い〜焼ける〜なんて女子の声がきゃっきゃと響く中、5限目の校庭では、50m走の測定が行われていた。
呑気な女子たちとは反対に、私は、本格的に腹痛と戦い始めていた──。
昼休み頃から悪化し始め、遂には5限目の体育に響く始末。
好きな教科を聞かれると、問答無用で体育だと答えるような私にとって、いくら腹が痛かろうが、体育を休む選択肢などなかった。
とうとう私の番が来て、大きな開始の合図が響く。
腹痛を無視し、風を切って走った。
結果は4人中1位。タイムも上々だ。
ほっと一息つこうとすると、ぐらり、と急に体が傾いた。
「●●ちゃん、大丈夫!?」
「ちょっ、先生呼ぶか!?」
ついしゃがみこむと、タイムを測る保健委員が、私に必死に声を掛ける。
そんなに大したことでもないから大丈夫だ、と伝えると、大丈夫じゃない、と聞き慣れた声が聞こえてくる。
kid「大丈夫じゃないでしょ。昼休みから体調悪そうだったし。僕、保健室連れてくよ」
「えっ...いいよ、別に。」
kid「良くない。ほら、行くよ。」
「...はあい」
晴について行きながら、後ろをちらりと見ると、心配そうにしながらも頑張って、とガッツポーズを送ってくる保健委員の姿があった。
よく分からないが、とりあえず親指を立てておいた。
[水平線]
「ていうか、気付いてたんだね。」
kid「そりゃ気づくよ。何かよそよそしい感じしたし、いつもは残さないのに弁当残してたし...」
「わーお、よく見てんね〜」
先生不在の保健室で、先生が来るまで、と付き添ってくれている晴と、雑談を繰り広げる。
そんな中で、やっぱ幼馴染ってすごいんだ〜と声を出すと、晴が口を尖らせる。
kid「...幼馴染じゃなくて、僕は...─────好きなのに」
「っ、え───」
晴が呟いた瞬間、ガラガラっと、扉が開く。
「ごめんね〜、遅れて!調子悪いんだっけ?」
養護の健屋先生が入ってくると同時に、晴ががたり、と椅子から立ち上がる。
kid「ぼ僕、付き添いなので、戻りますねっ」
またしても顔を真っ赤にした晴は、急いで保健室を去っていった。
すると、健屋先生が、耳が極限まで赤いであろう私へ向けて、にや〜と顔をにやけさせる。
sky「それで?」
「それで、とは...?」
sky「恋バナ。聞いてあげるよ、先生が。どうせ下校時間までいるんでしょ?」
健屋先生のわくわくとした表情に押し負け、私は大好きで不器用な、幼馴染の話を始めた。
2人が結ばれ、クラスの皆から冷やかされるのは、もう少し先のお話。