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この作品はnmmn、キャラ崩壊、捏造設定等を含みます。
そして、小説執筆初心者が書くにじさんじ様の恋愛女性向け夢短編集です。
その他、ヤンデレ要素など含む可能性もあります。
それでも良い方は、温かい目で見守ってくださると幸いです。
夢小説設定
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[水平線]
私には、半年前から同棲中の、優しくてかっこいい彼氏がいる。
名前は叶くん。
おしゃれなカフェで出会って、そこで時間を共にする内に惹かれ合い、付き合い、同棲もし始めて...もう、半年。
長かったような、短かったような...今は、叶くんとの、甘くて優しい時間を過ごしたい気分でいっぱいだ。
そわそわとリビングを彷徨いていると、ガチャ、と扉を開く音がした。
kne「ただいま〜」
「!おかえり〜!」
勢いのまま叶くんに抱きつくと、柔らかいホワイトティーの香りが鼻をくすぐる。
叶くんはそんな私に困ったように笑い、私の頭をそっと撫でる。
kne「寂しかった?」
「うん、寂しかった...でも、叶くんが帰ってきたから、もう寂しくないよ」
微笑んでそう伝えると、叶くんは心底嬉しそうにふわりと笑みをこぼした。
kne「そっか...良かった」
kne「今日さ、僕達にとって、大切で、特別な日なんだけど...分かる?」
「うん、もちろん分かるよ!今日は〜、同棲半年記念日!でしょ?」
問いに対して自信満々にそう答えると、叶くんは少し間を開け、安堵したように、小さく頷いた。
kne「...覚えててくれたんだ。そうだね、今日は半年記念日。」
kne「だから今日は、●●ちゃんに、プレゼントをあげる」
「えっ!なになに〜?」
バッグからごそごそと何かを取り出す叶くんに、わくわくと目を輝かせて待つ。
すると叶くんは何かを思いついたように微笑み、「ちょっと目、閉じてて?」と私に伝えた。
がさ、ごそ、という音とともに増える、期待と緊張。
目を閉じ、それでも感じない不安に、もう既に自分はこの人を信頼しきっているということに気が付き、胸が弾んだ。
ずっとこの瞬間が続けばいいのに、なんて思いも虚しく、叶くんはいいよ、と柔らかい声を出した。
「...!なにこれ、ネックレス!?えっ、なんか他にもいっぱいある...!?」
kne「ふふ、今日はプレゼント、たくさんあるよ。いつも寂しい思いさせてるお礼。」
「えぇ、お礼なんていらないよ...!でもありがとう、大事にするね!」
真っ赤なガーネットがちらりと輝くネックレスに、かわいいくまの人形、更に2人分並べられたケーキ。
どれも私の好みをどストライクで捉えているプレゼントで、自分を見てくれている幸福感に頬がゆるむ。
kne「良かった、喜んでもらえて。じゃあ、ケーキ、もう食べちゃおっか」
「え、もう食べていいの!?」
kne「もちろん。あ、フォーク取ってくるね」
半年記念というだけでこれほどのことをしてくれる叶くんに、じんわりと胸の奥が温かくなる。
本当に、自分の彼氏が叶くんで良かったと、否が応でも思い知らされる。
kne「よし、食べよっか。はいあーん」
「...ん、おいしい!うわあ、これめっちゃ好き...!」
kne「...良かった。●●ちゃんのことを想いながら、選んだんだ。」
「ありがとう、すごく嬉しい!」
その後も私は美味しいケーキを叶くんの手で食べさせてもらった。
もちろん、私がフォークを手に取ることはなかった。
[水平線]
翌日。
起きた瞬間、何か違和感を感じた。
金縛りにあっているような、腕に鉛がついているような。
起き上がり、布団をどけようとして、はっとする。
腕が、動かない。
足は動くし、思考もできる。
なのに、腕だけが、動かない。
どうしよう、どうしよう、という言葉だけが、頭の中を支配する。
私は、何もできなくなる、なんてことはどうでもよくて。
ただ、叶くんの荷物になること、捨てられることだけを、恐れていた。
私がぐるぐると思考していると、横の布団がもぞり、と動く。
そして、愛しい彼の顔が見えた。
kne「おはよう、どうしたの?」
寝起きの少しかすれた声に、胸が少し高鳴る。
こんなときでも、私は叶くんにときめいてしまう。
それでもどうにか声を繕って、腕全体を少しだけ体の後ろに動かす。
「おはよう、何も無いよ!ただ、叶くんが私より早く起きてなかったの、珍しいなあって!」
kne「あぁ、今日は休みの日なんだ。言ってなかったっけ?」
kne「だから、今日は家で一緒にゆっくりしようね〜」
いつもなら嬉しいはずのその言葉の意味を、ゆっくりと咀嚼する。
ずっと、叶くんと一緒。
つまりそれは、腕が動かないことがバレるということ。
どう今日を切り抜けようか、と冷や汗を流していると、叶くんが布団から出て、私の方に体を向ける。
kne「何もなかったんだね、良かった...でも、本当に何かあったら絶対に言ってね。」
kne「僕、嘘付く人とは一緒にいたくないからさ。」
その言葉で、堰を切ったように涙が溢れ出る。
子供のようにぐすぐすと泣く私に、叶くんはどうしたの?と背中を擦ってくれる。
「ごめんなさい...私っ...嘘ついて、.....捨てないで、っ」
kne「うん...じゃあ今、正直に言ってくれる?」
「...っ、..捨てないで、くれる?..っ」
kne「うん、捨てないよ。」
私はその言葉にまた泣きじゃくりながら、事情を話し始めた。
「......腕っ、が...動かなくて、..」
kne「そっか...痛みは感じる?」
「感じない...けど、...っ..朝から、動か、ない...」
kne「...良かった、話してくれて。今日から、僕がお世話してあげなくちゃね」
「でも...」
kne「嫌なの?」
彼の自由を案じようとした声を遮った、彼の声に体が少し震える。
冷たくて、低い声色。
冷めきって、鋭い瞳。
いつもは感じないはずの、恐怖の感情に、私は無意識に涙をまた流し、首を横に振っていた。
kne「あれ、また泣いちゃった?ごめんね、驚かせちゃったね。」
ごめんごめん、なんて言いながら頭を撫でてくる彼は、心配そうで、酷く、嬉しそうだった。
[水平線]
昨日で、僕達の同棲生活も、もう[漢字]3年[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]。
そんな日の次の日だと言うのに、彼女は今日、腕を動かせない、捨てないで、と、縋り付いてきた。
本当に、なんて可哀想で、可愛い彼女なんだ、と思う。
やっぱり、昨日のケーキに混ぜものをしていて良かった。
これで彼女は、僕から離れたくても、離れられない。
まあ元々、離す気なんてないんだけどね。
君を見てくれる人がいなくなっても、僕が見てるから。
君が壊れても、僕は愛し続けるから。
だから、代わりに、ずっとそばにいて。
僕だけが、君を愛せるから。
[水平線]
””「昨日で、◇◇ ●●さん(18)が誘拐され、3年が経ちました。
●●さんご家族は、『何年経っても、私達が娘がいた日々を忘れることはありません』とコメントし、警察の捜査体制の強化を呼びかけていたとのことです。
それに対し警察は、これまで以上に────」””
「まだ、真実には、気付かないでいて。」
「そしたら僕も、君を愛してあげる。」
私には、半年前から同棲中の、優しくてかっこいい彼氏がいる。
名前は叶くん。
おしゃれなカフェで出会って、そこで時間を共にする内に惹かれ合い、付き合い、同棲もし始めて...もう、半年。
長かったような、短かったような...今は、叶くんとの、甘くて優しい時間を過ごしたい気分でいっぱいだ。
そわそわとリビングを彷徨いていると、ガチャ、と扉を開く音がした。
kne「ただいま〜」
「!おかえり〜!」
勢いのまま叶くんに抱きつくと、柔らかいホワイトティーの香りが鼻をくすぐる。
叶くんはそんな私に困ったように笑い、私の頭をそっと撫でる。
kne「寂しかった?」
「うん、寂しかった...でも、叶くんが帰ってきたから、もう寂しくないよ」
微笑んでそう伝えると、叶くんは心底嬉しそうにふわりと笑みをこぼした。
kne「そっか...良かった」
kne「今日さ、僕達にとって、大切で、特別な日なんだけど...分かる?」
「うん、もちろん分かるよ!今日は〜、同棲半年記念日!でしょ?」
問いに対して自信満々にそう答えると、叶くんは少し間を開け、安堵したように、小さく頷いた。
kne「...覚えててくれたんだ。そうだね、今日は半年記念日。」
kne「だから今日は、●●ちゃんに、プレゼントをあげる」
「えっ!なになに〜?」
バッグからごそごそと何かを取り出す叶くんに、わくわくと目を輝かせて待つ。
すると叶くんは何かを思いついたように微笑み、「ちょっと目、閉じてて?」と私に伝えた。
がさ、ごそ、という音とともに増える、期待と緊張。
目を閉じ、それでも感じない不安に、もう既に自分はこの人を信頼しきっているということに気が付き、胸が弾んだ。
ずっとこの瞬間が続けばいいのに、なんて思いも虚しく、叶くんはいいよ、と柔らかい声を出した。
「...!なにこれ、ネックレス!?えっ、なんか他にもいっぱいある...!?」
kne「ふふ、今日はプレゼント、たくさんあるよ。いつも寂しい思いさせてるお礼。」
「えぇ、お礼なんていらないよ...!でもありがとう、大事にするね!」
真っ赤なガーネットがちらりと輝くネックレスに、かわいいくまの人形、更に2人分並べられたケーキ。
どれも私の好みをどストライクで捉えているプレゼントで、自分を見てくれている幸福感に頬がゆるむ。
kne「良かった、喜んでもらえて。じゃあ、ケーキ、もう食べちゃおっか」
「え、もう食べていいの!?」
kne「もちろん。あ、フォーク取ってくるね」
半年記念というだけでこれほどのことをしてくれる叶くんに、じんわりと胸の奥が温かくなる。
本当に、自分の彼氏が叶くんで良かったと、否が応でも思い知らされる。
kne「よし、食べよっか。はいあーん」
「...ん、おいしい!うわあ、これめっちゃ好き...!」
kne「...良かった。●●ちゃんのことを想いながら、選んだんだ。」
「ありがとう、すごく嬉しい!」
その後も私は美味しいケーキを叶くんの手で食べさせてもらった。
もちろん、私がフォークを手に取ることはなかった。
[水平線]
翌日。
起きた瞬間、何か違和感を感じた。
金縛りにあっているような、腕に鉛がついているような。
起き上がり、布団をどけようとして、はっとする。
腕が、動かない。
足は動くし、思考もできる。
なのに、腕だけが、動かない。
どうしよう、どうしよう、という言葉だけが、頭の中を支配する。
私は、何もできなくなる、なんてことはどうでもよくて。
ただ、叶くんの荷物になること、捨てられることだけを、恐れていた。
私がぐるぐると思考していると、横の布団がもぞり、と動く。
そして、愛しい彼の顔が見えた。
kne「おはよう、どうしたの?」
寝起きの少しかすれた声に、胸が少し高鳴る。
こんなときでも、私は叶くんにときめいてしまう。
それでもどうにか声を繕って、腕全体を少しだけ体の後ろに動かす。
「おはよう、何も無いよ!ただ、叶くんが私より早く起きてなかったの、珍しいなあって!」
kne「あぁ、今日は休みの日なんだ。言ってなかったっけ?」
kne「だから、今日は家で一緒にゆっくりしようね〜」
いつもなら嬉しいはずのその言葉の意味を、ゆっくりと咀嚼する。
ずっと、叶くんと一緒。
つまりそれは、腕が動かないことがバレるということ。
どう今日を切り抜けようか、と冷や汗を流していると、叶くんが布団から出て、私の方に体を向ける。
kne「何もなかったんだね、良かった...でも、本当に何かあったら絶対に言ってね。」
kne「僕、嘘付く人とは一緒にいたくないからさ。」
その言葉で、堰を切ったように涙が溢れ出る。
子供のようにぐすぐすと泣く私に、叶くんはどうしたの?と背中を擦ってくれる。
「ごめんなさい...私っ...嘘ついて、.....捨てないで、っ」
kne「うん...じゃあ今、正直に言ってくれる?」
「...っ、..捨てないで、くれる?..っ」
kne「うん、捨てないよ。」
私はその言葉にまた泣きじゃくりながら、事情を話し始めた。
「......腕っ、が...動かなくて、..」
kne「そっか...痛みは感じる?」
「感じない...けど、...っ..朝から、動か、ない...」
kne「...良かった、話してくれて。今日から、僕がお世話してあげなくちゃね」
「でも...」
kne「嫌なの?」
彼の自由を案じようとした声を遮った、彼の声に体が少し震える。
冷たくて、低い声色。
冷めきって、鋭い瞳。
いつもは感じないはずの、恐怖の感情に、私は無意識に涙をまた流し、首を横に振っていた。
kne「あれ、また泣いちゃった?ごめんね、驚かせちゃったね。」
ごめんごめん、なんて言いながら頭を撫でてくる彼は、心配そうで、酷く、嬉しそうだった。
[水平線]
昨日で、僕達の同棲生活も、もう[漢字]3年[/漢字][ふりがな]・・[/ふりがな]。
そんな日の次の日だと言うのに、彼女は今日、腕を動かせない、捨てないで、と、縋り付いてきた。
本当に、なんて可哀想で、可愛い彼女なんだ、と思う。
やっぱり、昨日のケーキに混ぜものをしていて良かった。
これで彼女は、僕から離れたくても、離れられない。
まあ元々、離す気なんてないんだけどね。
君を見てくれる人がいなくなっても、僕が見てるから。
君が壊れても、僕は愛し続けるから。
だから、代わりに、ずっとそばにいて。
僕だけが、君を愛せるから。
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””「昨日で、◇◇ ●●さん(18)が誘拐され、3年が経ちました。
●●さんご家族は、『何年経っても、私達が娘がいた日々を忘れることはありません』とコメントし、警察の捜査体制の強化を呼びかけていたとのことです。
それに対し警察は、これまで以上に────」””
「まだ、真実には、気付かないでいて。」
「そしたら僕も、君を愛してあげる。」