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この作品はnmmn、キャラ崩壊、捏造設定等を含みます。

そして、小説執筆初心者が書くにじさんじ様の恋愛女性向け夢短編集です。

その他、ヤンデレ要素など含む可能性もあります。

それでも良い方は、温かい目で見守ってくださると幸いです。

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njsj短編集

#2

hsrb_あなたさえ居れば

[水平線]




まだ、日も顔を出していないような早朝。

私は、ふと目が冷めた。


そこで、隣の温もりが消えていることに気づく。


「っ......ショウくん?ねえ、」

名前を何度呼んでも、ベッドのシーツをかき乱しても、彼の姿はなかった。


捨てられたかもしれない、そんな言葉が脳裏によぎる。

「はっ、っねえ、捨てないで、いっしょにいて、」


涙がぐちゃぐちゃになったシーツに染みを作っても、息が荒くなって過呼吸に近づいても、額と手からの汗が止まらなくても、嗚咽とともに口の中が酸っぱくなっても、彼はまだ、現れない。


ショウくん、ショウくん、捨てないで、いやだ、と呟く中で、ピロン、とスマホが着信音を発する。

震える手で手に取ると、そこにはショウくんからのメッセージが入っていた。


『起きていたらすみません。一応コンビニで買い物中です』

たった二言に、ほっと肩の荷が下りる。

でも、捨てられていなかった安堵と同時に、コンビニでもし、ショウくんが女の人と一緒にいたら...と不安が募る。


確かあそこのコンビニは女の定員さんがいた、あそこでは前に男の人がナンパをしていた、と、どんどん恐怖は膨らんでいく。

捨てられたらどうしよう、そのままどこかへ行ってしまったらどうしよう。


気付けば、体が動き出していた。




早朝はまだ空気が冷たく、まだ辺りも薄暗かった。

私は冷たい空気を肌に受けながら、ただひたすらに走っていた。


「ショウくんっ、は、はっ、ショウ、くん、はぁっ、」

全身の筋肉が痛くて、髪が風で浮いて。

汗と涙を流しながら、私は走った。



最寄りのコンビニについたとき、彼は驚いたようにコンビニの前で目を開いた。

hsrb「おはようございます、●●さん。お迎えですか、ありがとうございます。」

ふわりと目を細める姿を見て、涙が止まらなくなる。

「ショウくん、捨てられたと、思って、わたし、びっくりして、」

hsrb「捨てないですよ、ずっと一緒です。すいません、何も言わずに家を出て。」

hsrb「走ってきてくれたんですね、お疲れ様です。今日はゆっくりおやすみしましょうか。」

微笑むショウくんは寝間着姿の私と手を繋いで、歩き出した。



私が起きたのを見計らったかのように鳴った着信音と、

ぐちゃぐちゃになった顔で笑う私を見つめる、恍惚とした笑みに、

私は気付いていない。





「ほんとに、いっちゃうの?」

hsrb「はい、急に任務が入ってしまって...」

それから「一緒にゆっくりする」という約束は、ヒーローの緊急呼び出しによって呆気なく破れてしまった。

不安げな表情を浮かべる私に、ショウくんは眉を下げて微笑む。

hsrb「...すぐ、戻ってきますから。良い子で待ってくれますか?」

「............わかった。絶対、戻ってきてね。」

hsrb「はい、行ってきます」


ガチャリ、と扉が閉まる。

玄関に静寂が落ちて、空気が重くなる。

少しでも重さをやわらげようと、慌てて自室に駆け込む。

寂しさから逃げるようにノートパソコンを開き、イヤホンを両耳に取り付ける。

すると、雑音の後に、大好きな彼の声が聞こえてくる。

『...あれ、小柳くん、今日.....いんです...』

途切れ途切れでもいい。

彼の声で、安心できれば。


犯罪だと誰かに罵られてもいい。

彼にさえ捨てられなければ、何を言われようと構わない。



うっとりと目を瞑って音を拾う彼女の姿は、とても幸せなように見えた。


[水平線]




「あれ、小柳くん、今日は遅刻してないんですね」
「いつもは寝ぼけながら来るのに」
kyng「だりぃ〜...」

緊急の呼び出し...とは言っても、ヒーロー全員でかかるほどのことではないらしいので、オリエンスの4人が若干だるそうに出ていき、保険として居座らされているメンバーはだらだらと過ごしていた。

小柳の退屈そうなあくびを横目に、星導はスマホとワイヤレスのイヤホンを取り出す。

少し操作した後、星導は口角を上げ、嬉しそうに体を揺らした。

kyng「...今の顔めっちゃキモいぞ。最近何見てんだよ。」

怪訝そうな顔をした同期にも動じず、星導は画面から目を離さない。

「えぇ〜、...ふふ、今はちょっと機嫌がいいので、キモい発言は水に流してあげます」

kyng「......なんか悪寒やばいわ...」



星導には既に、周りなど見えていない。

なぜなら、星導が見つめる画面には、彼が愛してやまない、彼女の姿が。

彼女は星導が何をしているかなんて知らずに、ノートパソコンの前で必死に星導の声を拾っていた。

星導は瞳の奥に熱を宿して、恍惚と画面を見つめ続けた。



愛、という名のその歪な関係は、ずっと続いていく。

その行き先が地獄であろうと、彼らは止まることはないのだろう。

その幸せは、最も重く、最も狂っていて、最も美しかった。






「ふふ...ほんと、可愛い...何も知らないでいいんですよ、貴女は。」

「俺だけが、貴女を受け入れてあげますから。」


作者メッセージ

初めてのリクエスト!!
どうだったでしょうか...
リクエストのイメージが分からなくて、手探りで書いていきました...結果がこれです。
かろうじて共依存もどきにはなったんじゃないかな、と思います。
もう力尽きました...hsrb様むずい...
短かったり解釈違いあったらごめんなさい、とりあえず私のイメージ共依存でした〜
他のリクエストはもうしばらくお待ち下さい...(投稿はゆっくりですがリクエスト受付中です!)

2026/02/23 14:43

komo
ID:≫ 6ybA8nH1Vyj8g
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