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祈りは必ず、“誰か”に届く

#4

Ⅲ祈 「祈り:安堵の確保」

 今日も仕事が始まった。

 そうだ。今日は、僕らが何をしてるのかでも見せようかな。


 僕らはいつも、教会から届いてくる祈りを

 ・僕らが叶えられる祈り
 ・神に頼んで叶えてもらう祈り
 ・叶えられない祈り

 に選別して、叶えたり、神へ送ったり、手を出さずそのままにしたりしている。

 これが毎日、相当な量届く。


 皆さんにそれを全部見せるわけにはいかないから、一つだけ紹介しよう。


イオ「祈り届いたよー」

イト「まーた増えたよー、、」

シズ「今日は週末でいつもより少ないんだから勘弁しなさい」

イト「ちぇー」


 祈りの内容を確認する。

『赤点を取りませんように!』

 なーんだこれ。

イオ「自分で勉強しなよ!!!」

イト「なになに、急にどしたの。」

シズ「どんな祈りなの?」

『赤点を取りませんように!』

2人「「自分で勉強しなよ!!!」」

イオ「でしょー?」

 こんな祈りが届くから量がかさ増しされるんだよ、、

 えーとこれは、、

 僕らは知ったこっちゃないし、、神は、、どうもできないか。

イオ「よし!これは叶えられない!捨てたろ!」

イト「いやいや待て待て」

イオ「何?別に良くなーい?」

イト「はー、、もしね、君が赤点とったらどうなる?」

 そんなの、決まっているだろう。

イオ「特に何もない。」

イト「、、、[小文字]親は[/小文字]、、そっか。」

 イトがすこしだけ、寂しそうな顔をする。

シズ「どっちにしろそんな早く決める必要はないでしょうよ」

イオ「なんでよ」

シズ「なんでって、それを祈った人はそれだけ追い詰められてる状況でしょうに」

 、、、そうかな。そんなものか。

イオ「じゃあ神に頼む?」

シズ「いやそれは、、」

 どっちなんだ本当に。

イト「、、もういいよ、それは塵箱行きだ。」

 どうしてそんな顔をするの?

イオ「わかった」

 イトの顔は、寂しそうで憐んでいる顔だった。

作者メッセージ

次回も祈りを紹介したりするよ!
てか、このお話で一番多いのそれかも!

イオに親はいるよ。

2026/02/02 21:09

わたあめのべとべと
ID:≫ 8i2mOjc170zx2
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