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【参加型】病棟0号室  参加〆!

#2

1話 たくさんのひと

 ちく、たく、ちく、たく、

ゆめ「暇だなぁ。」

 時計の針の動きを眺めるのも、もう飽きてしまった。

 そうだ、

ゆめ「病院を、うろちょろしよっと。」

 ぱたぱたぱたぱたぱた。

 スリッパの音が、静かな廊下に響く。

ゆめ「ここは……どこだろう……?」

??「ここは、待合室ですよ。」

ゆめ「わぁっ、びっくりしました……!」

 振り返ると、白い服の人が立っていた。

ゆめ「看護師さんでしたか!」

看護師「ええ、そうですよ。」

ゆめ「あの……」

看護師「どうかしましたか?」

 何かを言いかけて、ゆめは少しだけ迷う。

ゆめ「お名前、なんていうんですか?」

 看護師は、柔らかく微笑んだ。

看護師「私は、麗萊緋音と申します。お名前をお聞きしても?」

 ゆめは、ぱっと表情を明るくする。

ゆめ「私は、神谷ゆめっていいます!」

緋音「ふふっ。教えてくださり、ありがとうございます。」

ゆめ「それと……後ろの方は……?」

蒼「僕は、八神蒼です。よろしくお願いします。」

 ゆめは、さらに嬉しそうに笑った。

ゆめ「はい!よろしくお願いします!」

 八神蒼の背後、待合室の椅子には、数人の患者が座っていた。

 誰も話さない。
 けれど、眠っているわけでもない。

ゆめ「……あれ?」

 ゆめは、首をかしげる。

ゆめ「こんなに人、いたんだ。」

緋音「ええ。皆さん、同じ病棟の方ですよ。」

 同じ、と聞いて、ゆめは少し考えてから――
 ぱっと、いつもの調子に戻った。

ゆめ「こんにちは!」

 その声に、空気がわずかに揺れる。


 視線が、いくつもこちらを向いた。

 誰かが、戸惑うように瞬きをして。
 誰かが、ゆめをまじまじと見つめて。
 誰かは、名前を呼ばれた気がしたような顔をした。

ゆめ「神谷ゆめです!えっと……よろしくお願いします!」

 沈黙。

 一拍、遅れて――

「……よろしく。」

「どうも。」

「……同室、だったっけ。」

「……初めまして。」

 小さく、ばらばらな声が返ってくる。

 そのどれもが、少しだけ不安定だった。

 ゆめは、それでも気にせず笑う。

ゆめ「わぁ、いっぱいだ。なんだか、にぎやかになりそうだね。」

 緋音は、その様子を静かに見守っている。
 蒼は、腕時計に一度だけ視線を落とした。

ちく、たく、ちく、たく。

 待合室の時計は、変わらない速さで進んでいた。

作者メッセージ

はぁ、、はぁ、、はぁ、、
私はもう力尽きた、、!
口調違ったら言ってください!

2026/01/26 22:14

わたあめのべとべと
ID:≫ 8i2mOjc170zx2
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