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【参加型】「色名登録者」 参加〆!予約した人は1月末までに提出ください!

#6

Record_〔purple〕

 夜は、いつも冷たかった。

 かつて、一族は夜そのものを司っていた。
 闇に溶け、影に還り、夜と共に生きる血。

 だが、光を信奉する組織はそれを許さなかった。

 炎。
 祈り。
 白い光。

 夜は焼かれ、一族は消えた。

 零だけが、影の奥へと逃げ込んだ。

 その代償として、心臓は影に侵食され、体温は人のものではなくなった。
 胸に手を当てても、鼓動は弱く、冷たい。

「……生きてる、か」

 それが幸運なのかどうかは、もう分からない。

 そのとき。

  ピロン♪

 闇に不釣り合いな音が、静かに響いた。

「……?」

 手元の端末が、淡く光る。
 夜に、光はよく目立つ。

 画面を開くと、送信者不明のメッセージ。

『貴方は色として登録されました。』

 影が、わずかにざわめいた。

「……色?」

  ピロン♪

『これから貴方には、定期的に評価戦闘を行ってもらいます。』

「……評価、ね」

 感情は、もうほとんど動かない。

  ピロン♪

『貴方には能力が発現しました。』

『貴方には、《[漢字]境界の残影[/漢字][ふりがな]エンドレス・トワイライト[/ふりがな]》の能力があります。』

『それらを駆使し、戦闘に参加してください。』

『本評価は、「行動権」、ひいては「生存権」に直結します。』

『以上で連絡は終了です。』

 端末の光が消え、再び闇が戻る。

 零は、ゆっくりと息を吐いた。

「……結局、夜からは逃げられませんか」

 影に身を沈めながら、呟く。

「いいですよ」

 評価でも、戦闘でも、裁決でも。

 夜は、まだここにある。

作者メッセージ

ふへへへへへへへ
なんか違ったら遠慮なく言ってください!
読んでくれてありがとうございました!

2026/01/14 20:00

わたあめのべとべと
ID:≫ 8i2mOjc170zx2
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