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いないいなーい、

#3

2 気づき

時間割が変わらない。

昨日と、いや、

今日と、同じ時間割。

なんだかいつもより時の流れが早く感じた。

放課後。

僕は今日もまっすぐ帰れなかった。

足が勝手に空き教室の方へ動く。


空き教室の扉はまた開いている。


扉の影に隠れていた、はずだった。



———稲井さんと、目が合ってしまった。



稲井「、、、いないいなーい、」


三谷「聞こ、えた——」


[水平線]



稲井「、、これ、プリント。」

三谷「、、、、また、」

三谷「、、また、だ。」

稲井「、、、、一枚とって後ろに回して。」

三谷「ありがとう。」


また、今日の、HR。

取り敢えず後ろにプリントを回そう。


稲井「、、、一枚足りなかったでしょ。」


先生「全員に行き渡ったかー?」


ほんとだ、一枚足りない。


三谷「あの、せんs」

稲井「先生、プリントが一枚足りません。」


先に言われた。

やっぱり、繰り返されている。


先生「あ、おい昨日の日直!日付変えろ!」


昨日の日直、忘れてたのか。

えーと、昨日の日直は、、、


稲井「あっ、忘れてましたっ。今変えます、!」

先生「おー、稲井かー。次からは気をつけるんだぞ。」


稲井さんはいいなぁ、

何をしても咎められにくい。

でも、あの行動はどういう、、


稲井さんが席を立ち、日付を変えに行く。

稲井さんが黒板消しを持ち、今の日付を変える。


“3月9日”


その文字が、黒板消しで消される。


“3月10日”


書き換えられたその字は、焦りか、不安か。どちらにせよ少し歪な字だった。


三谷「、、、っ少し、違う、?」


気のせい、いや。

それは確信に変わった。


稲井さんの態度は、


いつもより固かった。

そして何より、こちらを警戒しているようだった。

作者メッセージ

\わーい/
 m(^ワ^)m
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

2026/02/27 18:33

わたあめのべとべと
ID:≫ 8i2mOjc170zx2
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