時間割が変わらない。
昨日と、いや、
今日と、同じ時間割。
なんだかいつもより時の流れが早く感じた。
放課後。
僕は今日もまっすぐ帰れなかった。
足が勝手に空き教室の方へ動く。
空き教室の扉はまた開いている。
扉の影に隠れていた、はずだった。
———稲井さんと、目が合ってしまった。
稲井「、、、いないいなーい、」
三谷「聞こ、えた——」
[水平線]
稲井「、、これ、プリント。」
三谷「、、、、また、」
三谷「、、また、だ。」
稲井「、、、、一枚とって後ろに回して。」
三谷「ありがとう。」
また、今日の、HR。
取り敢えず後ろにプリントを回そう。
稲井「、、、一枚足りなかったでしょ。」
先生「全員に行き渡ったかー?」
ほんとだ、一枚足りない。
三谷「あの、せんs」
稲井「先生、プリントが一枚足りません。」
先に言われた。
やっぱり、繰り返されている。
先生「あ、おい昨日の日直!日付変えろ!」
昨日の日直、忘れてたのか。
えーと、昨日の日直は、、、
稲井「あっ、忘れてましたっ。今変えます、!」
先生「おー、稲井かー。次からは気をつけるんだぞ。」
稲井さんはいいなぁ、
何をしても咎められにくい。
でも、あの行動はどういう、、
稲井さんが席を立ち、日付を変えに行く。
稲井さんが黒板消しを持ち、今の日付を変える。
“3月9日”
その文字が、黒板消しで消される。
“3月10日”
書き換えられたその字は、焦りか、不安か。どちらにせよ少し歪な字だった。
三谷「、、、っ少し、違う、?」
気のせい、いや。
それは確信に変わった。
稲井さんの態度は、
いつもより固かった。
そして何より、こちらを警戒しているようだった。
昨日と、いや、
今日と、同じ時間割。
なんだかいつもより時の流れが早く感じた。
放課後。
僕は今日もまっすぐ帰れなかった。
足が勝手に空き教室の方へ動く。
空き教室の扉はまた開いている。
扉の影に隠れていた、はずだった。
———稲井さんと、目が合ってしまった。
稲井「、、、いないいなーい、」
三谷「聞こ、えた——」
[水平線]
稲井「、、これ、プリント。」
三谷「、、、、また、」
三谷「、、また、だ。」
稲井「、、、、一枚とって後ろに回して。」
三谷「ありがとう。」
また、今日の、HR。
取り敢えず後ろにプリントを回そう。
稲井「、、、一枚足りなかったでしょ。」
先生「全員に行き渡ったかー?」
ほんとだ、一枚足りない。
三谷「あの、せんs」
稲井「先生、プリントが一枚足りません。」
先に言われた。
やっぱり、繰り返されている。
先生「あ、おい昨日の日直!日付変えろ!」
昨日の日直、忘れてたのか。
えーと、昨日の日直は、、、
稲井「あっ、忘れてましたっ。今変えます、!」
先生「おー、稲井かー。次からは気をつけるんだぞ。」
稲井さんはいいなぁ、
何をしても咎められにくい。
でも、あの行動はどういう、、
稲井さんが席を立ち、日付を変えに行く。
稲井さんが黒板消しを持ち、今の日付を変える。
“3月9日”
その文字が、黒板消しで消される。
“3月10日”
書き換えられたその字は、焦りか、不安か。どちらにせよ少し歪な字だった。
三谷「、、、っ少し、違う、?」
気のせい、いや。
それは確信に変わった。
稲井さんの態度は、
いつもより固かった。
そして何より、こちらを警戒しているようだった。