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いないいなーい、

#2

1 ループ

一期は、
ループする世界での
[漢字]三谷[/漢字][ふりがな]みたに[/ふりがな]と[漢字]稲井[/漢字][ふりがな]いない[/ふりがな]さんのお話。

[水平線]

HRが終わったから、授業をいくつか受ける。

国語、数学Ⅱ、古文、体育。

気がついたら、給食だった。

給食だから自由な場所で食べらんないんだよね。


三谷「いただきます。」


ふと隣を見る。

音が一切聞こえない。

相変わらず、静かに食べているな、とおもう。


えーと、次は総合して日本史か。


総合は時間がすぐ過ぎていく。

なんでだろ。


次は日本史かー。

これはなんとなく苦手なんだよな。


三谷「[小文字]、、、ここ、わかんないや。[/小文字]」

稲井「じゃあ、教えてあげようか?」

三谷「ありがとう。ここなんだけどね、」


やっぱり稲井さんは頼もしいな。


はぁ、やっと学校終わったー。

昼ではないのに暖かい空気が僕を包む。

その空気が、なんとなくピリついたような気がした。


いつもは部活なんてないからそのまま家に帰るんだが、


なんとなく空き教室が気になって、


空き教室のところへ行ってみたんだ。


三谷「扉が、開いてる。」



いつもなら、先生が戸締りで閉めてるはずなのに。

——ごくり。


僕は、その扉の影に隠れて中を見てみた。


人が、いる。


よくみてみると、それは、



稲井「、、、、、、、、」


稲井さんだった。

何をしているんだろう、と思ってずっと見ていた。



もう空は橙色に染まっている。

鴉も集団になって鳴いている。


稲井「っ、、、[小文字]いないい[/小文字]———————、」


三谷「え、いまなんて——」


[水平線]



稲井「これ、プリント。」

三谷「、、、、え。」

三谷「、、、、え?」


稲井「一枚とって後ろに回して。」

三谷「、、、ありがとう。」


今日、? の、HR?

でも、それは、もう———


稲井「、、、早く、回して欲しいな。」


先生「全員に行き渡ったかー?」


あれ、一枚足りない。


三谷「あの、せんs」

稲井「先生、プリントが一枚足りません。」


先に言われた。

言い忘れていたが、、いや、言ったか。


先生「あ、おい昨日の日直!日付変えろ!」


昨日の日直、忘れてたのか。

えーと、昨日の日直は、、、


稲井「あっ、忘れてましたっ。今変えます、!」

先生「おー、稲井かー。次からは気をつけるんだぞ。」


稲井さんはいいなぁ、

何をしても咎められにくい。

日頃の行いがいいからなんだろうが。


稲井さんが席を立ち、日付を変えに行く。

稲井さんが黒板消しを持ち、今の日付を変える。


“3月9日”


その文字が、黒板消しで消される。


“3月10日”


書き換えられたその字は、違和感を覚えざるを得ない数字だった。


三谷「やっぱり、今日の、、っ」


気のせいだろうけど、


稲井さんの瞳が、


僕を鋭く見ていた。

作者メッセージ

稲井さんたちの名前はほとんど当て字で、下の名前は考えていません。

ループは3回くらいしかしない予定です。
私はややこしい話書くの苦手なんでね!

2026/02/26 22:21

わたあめのべとべと
ID:≫ 8i2mOjc170zx2
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