過去編
小3咲葵side
「お母さん。わたしのお父さんはどこにいるの?」
お風呂上りにドライヤーで髪を乾かしてくれているお母さんに聞いた。
「…ごめん。お父さんはね、遠くに行っちゃったの」
「なんで謝るの?別に気になっただけ!
私お母さんいるだけで嬉しいよ!」
小3とは思えない言葉を投げかけてくれる咲葵。
「ありがとう。私、咲葵がいるだけで十分。」
「お母さん大好き!」
「私も大好きだよ」
ここまでは普通の親子だった。
ここまでは…
――――――――――――――――――――――――――――――
学校から帰る時に知らない男の人に声をかけられたんだ。
「キミって藍葉咲葵ちゃん??」
「そうだよ!お母さんのお友達???」
「まぁ、そんなところだよ。
あと早く帰ったほうがいいよ。」
「なんで?」
「キミの家から物音がすごかったから」
そう言って私の家のマンションを指さす。
「…寄生人!?!?」
「さあね。知らないけど早く帰った方がいいと思うよ」
「ありがとう、ございます、、!!」
『お母さん!お母さん!はやく、、はやく、、!』
必死に走る。ここで早く帰ってお母さんが襲われてても何もできない。
けど、私は必死に走ってた。なんでかわからない。
『エレベーターってこんなに降りてくるの遅かったっけ??』
私の家は9階建ての6階に住んでいる。
うつむいて必死に涙をこらえていた。
チンッってエレベーターの音が鳴ったから顔を上げる。
でもエレベーターは3階で止まっていた。
しかもそこから動かない。
「あぁ...!もうっ!」
それなら階段で!!
階段を上ってる間はずっと
『小3が階段って、、無茶すぎたか...
エレベーター待ってた方がよかった??
1階に住んでたらよかった...』
寄生人の被害は毎日出る。誰が狙われるかわからない。
誰だって襲われる可能性がある。
家だから大丈夫だと思ってたんだ。最近まで。
先生が言ってた。
「知能のある寄生人は家にまで寄生人は入ってくる」って。
『もしかしたら全然問題ないですよ、的な感じとか???』
荒い息をしながら6階に到着しヘタヘタでドアを開ける。
そのもしかしたらが、問題ないってことが無かった。
「お母さん...???」
腹部を刺されてる。
血まみれだったけどまだ生きてる希望はある。
駆け寄ってお母さんに触れる。
「ひっ!!」
冷たい。。。氷のように冷たくてもう生きてないってことが分かった。
案外あっさり理解した。
心の底のどこかは分かってた。
近頃胸騒ぎがしてたんだ。
「お母さん...」
お母さんを抱きしめる。
「大好き。大好き。私お母さんのこと大好き。」
そう言うといつも「私も大好き」って言って笑ってくれた笑顔も声もない。
「お母さん......!お母さん...!
嫌だよぉ!さきまだ一緒に居たいよ!」
『救急車呼ばなきゃ』
救急車!!!
「あれ。。救急車って番号なんだっけ、、」
『思い出せ思い出せ!!
...ここで、救急車呼んで意味ある??』
『そうだ、、警察の方、、あと一応討伐隊、、』
電話を掛ける。うまく話せない。
住所??なにそれ、、
え?それがわかんないとこれないの??
住所ってなに??じゃあ電話番号???
電話番号??そんなのどこに書いてるの??
マンションなら隣の人に聞くの??
そうなんだ。
どんどんどんっ!
必死にドアをたたく。
インターホンなんて届かない。
「なに誰!?うるさい!!」
「ごめんなさい!!
えっと住所って何ですか!?」
そういうと隣人さんは下を見て私の姿を確認した。
血まみれな子供。
泣いてる子供。
必死に声を出している。
一瞬で理解した。
寄生人の被害か!?
住人はすぐに電話を替わり
警察、念のための討伐隊を要請してくれた。
10分くらいでどちらも来た。
どうやら話している。
「寄生人の襲撃で間違いないですね。
知能のある寄生人。
窓ガラスが割れているということは窓から侵入ってことになります。
そんなことできるはの寄生虫の力で強化された
寄生人以外できません」
『お母さんやっぱり寄生人に...』
私はずっとお母さんの近くにいた。
離れたくない。
「お母さん...」
お母さんを抱きしめる。
「大好き。大好き。私お母さんのこと大好き。」
そう言うといつも「私も大好き」って言って笑ってくれた笑顔も声もない。
その時、警察の人が私をパトカーに乗せてきた。
パトカーの窓越しに私はお母さんが運ばれていくのを見た。
黒い何かに入れられている。
なんで??そんなことしないで。お母さんが、、
お母さんをなんで連れてくの???
あぁぁぁ!ちがうちがうちがう!
お母さん死んじゃった...。
その時シートベルトを付けられパトカーが発車した。
窓に手を当ててお母さんが入ってる袋を見つめた。
でもその袋は一つの車に乗っけられた。
「お母さん......!お母さん...!
嫌だよぉ!さきまだ一緒に居たいよ!」
そう叫んだって戻ってこない。
命は一つしかないのだから...
それから私は孤児院の子として育った。
成長とともに私の身体能力は向上していった。
学校でも人気者だった。
けれど私は隠している左目でおちょくられることも多かった。
『この目なめてんでしょ、、』
説明しよう。
咲葵さんの左目は右目と違い赤色をしており
目の模様も違います。
真ん中が穴あいてる円が2つ縦に並び
その真ん中に瞳孔があるという感じです。
その目の力は少し先の動きが分かります。
なにか一定のもので視界をふさがないと視界がきもいことになるので隠しています。
私はある日孤児院に下校中、
寄生人が町中に現れた。
私は寄生人を見ていつも感情的に暑くなり周りのものをぶっ壊していたが
最近は抑えられるように。
でもそれとこれは別だ。
助けないと。
寄生人って頭潰したら死ぬんだよね。
護身用に持っていた小型ナイフを取り出す。
もはやこの世界だと護身用ナイフは当たり前だ。
持ってても殺る勇気がない人が大半だけど。
そう考えながらも頭に小型ナイフぶっさして
おさらばさせる。
そうすればみんなが感謝する。
みんな拍手をしてありがとう。ありがとう。そう感謝してくれる。
『たまには人助けもいいよね』
にやにやしそうなのをこらえる。
その時に討伐隊の服を着ている男に出会ったんだ。
「お前討伐隊向いてるだろ?」
『なんで疑問形、、、』
「多分向いてます。」
「だよな。年齢は?」
「12です」
「やっぱり小学生か」
「中学生です。」
「うっそ!みえねぇ!」
「だってちっこいもんWW!」
ガハハハッって笑ってくる初対面の討伐隊の人。
『逆にあなたは性格が中学生に見えますね。』
そう思う咲葵。
「中学生か、、」
「無理なんですか??」
ここで逃したらいつ親の仇とればいいのよ。
「いや、いけるっちゃいける。
だけど討伐生育成寮に入って育成するんだよ。
中学生って。だけど合格もらったら討伐隊デビューなんだけど、、」
うーんって頭を掻く討伐隊の男性。
「やっぱ無理ですよね。」
「いや違う。お前なら討伐隊の育成寮半年ぐらいで卒業できそうだなっていう。」
「それってすごいんですか?」
「あったりめえだろ!?平均6年のやつ半年ぐらいで卒業できそうだなんて
きっしょい。」
「生まれながらの才能ってやつですか。
まあ私天才で最強ですし。」
「自己肯定感たっか」
「だってだってテスト学年首位ですよ!
運動神経も学校1ですよ!」
「はいはいわーったよ。
親と話してきて来るか決めてこい。」
「はい。わかりました。」
咲葵スマホ取り出す。
「討伐隊の育成寮??行くから孤児院抜けます。
手続きは帰ってきてからします。
多分半年ぐらいかな???
とりあえずそういうことです。
今までありがとうございました。」
「お前孤児院住みだったんだ」
「はい。」
「すまん」
「別に。大丈夫です。
…………無言やめてくれませんか??」
「え?あっ、、そっそうだな、、。
今から行くか??」
「もう抜けるって言ってるんですから
今から行けなかったら私路上生活ですよ。」
「ていうかそんな軽いノリで孤児院抜けられんの?」
「別にあいつらだるいんで。
大丈夫だと思います。」
「しっかしマジで適当だったな。」
「大丈夫ですよ。」
「お前って適当な人間??」
「嫌いな人限定です。」
「お前の性格で敬語って似合わねー。
いや、でもお前って冷静とかクール系キャラだよな。
やっぱ敬語のほうが似合ってんじゃね??」
とか話しながら一回孤児院へ荷物まとめて育成寮へと向かった。
2時間後
なう新幹線こだま。
「ねえまだつかないんですか?」
「あと2時間くらいだな」
「とおっ、、、」
「だってお前のところ大阪じゃん。
東京行くのには4時間ぐらいかかるんだよ」
「東京ってそんな遠いんだ、、、」
なんだかんだで言って入学試験は実戦(討伐隊リーダーが相手)でした。
そしたらなんか寮入るけど討伐隊になった(中1のころはリーダーじゃない)
小3咲葵side
「お母さん。わたしのお父さんはどこにいるの?」
お風呂上りにドライヤーで髪を乾かしてくれているお母さんに聞いた。
「…ごめん。お父さんはね、遠くに行っちゃったの」
「なんで謝るの?別に気になっただけ!
私お母さんいるだけで嬉しいよ!」
小3とは思えない言葉を投げかけてくれる咲葵。
「ありがとう。私、咲葵がいるだけで十分。」
「お母さん大好き!」
「私も大好きだよ」
ここまでは普通の親子だった。
ここまでは…
――――――――――――――――――――――――――――――
学校から帰る時に知らない男の人に声をかけられたんだ。
「キミって藍葉咲葵ちゃん??」
「そうだよ!お母さんのお友達???」
「まぁ、そんなところだよ。
あと早く帰ったほうがいいよ。」
「なんで?」
「キミの家から物音がすごかったから」
そう言って私の家のマンションを指さす。
「…寄生人!?!?」
「さあね。知らないけど早く帰った方がいいと思うよ」
「ありがとう、ございます、、!!」
『お母さん!お母さん!はやく、、はやく、、!』
必死に走る。ここで早く帰ってお母さんが襲われてても何もできない。
けど、私は必死に走ってた。なんでかわからない。
『エレベーターってこんなに降りてくるの遅かったっけ??』
私の家は9階建ての6階に住んでいる。
うつむいて必死に涙をこらえていた。
チンッってエレベーターの音が鳴ったから顔を上げる。
でもエレベーターは3階で止まっていた。
しかもそこから動かない。
「あぁ...!もうっ!」
それなら階段で!!
階段を上ってる間はずっと
『小3が階段って、、無茶すぎたか...
エレベーター待ってた方がよかった??
1階に住んでたらよかった...』
寄生人の被害は毎日出る。誰が狙われるかわからない。
誰だって襲われる可能性がある。
家だから大丈夫だと思ってたんだ。最近まで。
先生が言ってた。
「知能のある寄生人は家にまで寄生人は入ってくる」って。
『もしかしたら全然問題ないですよ、的な感じとか???』
荒い息をしながら6階に到着しヘタヘタでドアを開ける。
そのもしかしたらが、問題ないってことが無かった。
「お母さん...???」
腹部を刺されてる。
血まみれだったけどまだ生きてる希望はある。
駆け寄ってお母さんに触れる。
「ひっ!!」
冷たい。。。氷のように冷たくてもう生きてないってことが分かった。
案外あっさり理解した。
心の底のどこかは分かってた。
近頃胸騒ぎがしてたんだ。
「お母さん...」
お母さんを抱きしめる。
「大好き。大好き。私お母さんのこと大好き。」
そう言うといつも「私も大好き」って言って笑ってくれた笑顔も声もない。
「お母さん......!お母さん...!
嫌だよぉ!さきまだ一緒に居たいよ!」
『救急車呼ばなきゃ』
救急車!!!
「あれ。。救急車って番号なんだっけ、、」
『思い出せ思い出せ!!
...ここで、救急車呼んで意味ある??』
『そうだ、、警察の方、、あと一応討伐隊、、』
電話を掛ける。うまく話せない。
住所??なにそれ、、
え?それがわかんないとこれないの??
住所ってなに??じゃあ電話番号???
電話番号??そんなのどこに書いてるの??
マンションなら隣の人に聞くの??
そうなんだ。
どんどんどんっ!
必死にドアをたたく。
インターホンなんて届かない。
「なに誰!?うるさい!!」
「ごめんなさい!!
えっと住所って何ですか!?」
そういうと隣人さんは下を見て私の姿を確認した。
血まみれな子供。
泣いてる子供。
必死に声を出している。
一瞬で理解した。
寄生人の被害か!?
住人はすぐに電話を替わり
警察、念のための討伐隊を要請してくれた。
10分くらいでどちらも来た。
どうやら話している。
「寄生人の襲撃で間違いないですね。
知能のある寄生人。
窓ガラスが割れているということは窓から侵入ってことになります。
そんなことできるはの寄生虫の力で強化された
寄生人以外できません」
『お母さんやっぱり寄生人に...』
私はずっとお母さんの近くにいた。
離れたくない。
「お母さん...」
お母さんを抱きしめる。
「大好き。大好き。私お母さんのこと大好き。」
そう言うといつも「私も大好き」って言って笑ってくれた笑顔も声もない。
その時、警察の人が私をパトカーに乗せてきた。
パトカーの窓越しに私はお母さんが運ばれていくのを見た。
黒い何かに入れられている。
なんで??そんなことしないで。お母さんが、、
お母さんをなんで連れてくの???
あぁぁぁ!ちがうちがうちがう!
お母さん死んじゃった...。
その時シートベルトを付けられパトカーが発車した。
窓に手を当ててお母さんが入ってる袋を見つめた。
でもその袋は一つの車に乗っけられた。
「お母さん......!お母さん...!
嫌だよぉ!さきまだ一緒に居たいよ!」
そう叫んだって戻ってこない。
命は一つしかないのだから...
それから私は孤児院の子として育った。
成長とともに私の身体能力は向上していった。
学校でも人気者だった。
けれど私は隠している左目でおちょくられることも多かった。
『この目なめてんでしょ、、』
説明しよう。
咲葵さんの左目は右目と違い赤色をしており
目の模様も違います。
真ん中が穴あいてる円が2つ縦に並び
その真ん中に瞳孔があるという感じです。
その目の力は少し先の動きが分かります。
なにか一定のもので視界をふさがないと視界がきもいことになるので隠しています。
私はある日孤児院に下校中、
寄生人が町中に現れた。
私は寄生人を見ていつも感情的に暑くなり周りのものをぶっ壊していたが
最近は抑えられるように。
でもそれとこれは別だ。
助けないと。
寄生人って頭潰したら死ぬんだよね。
護身用に持っていた小型ナイフを取り出す。
もはやこの世界だと護身用ナイフは当たり前だ。
持ってても殺る勇気がない人が大半だけど。
そう考えながらも頭に小型ナイフぶっさして
おさらばさせる。
そうすればみんなが感謝する。
みんな拍手をしてありがとう。ありがとう。そう感謝してくれる。
『たまには人助けもいいよね』
にやにやしそうなのをこらえる。
その時に討伐隊の服を着ている男に出会ったんだ。
「お前討伐隊向いてるだろ?」
『なんで疑問形、、、』
「多分向いてます。」
「だよな。年齢は?」
「12です」
「やっぱり小学生か」
「中学生です。」
「うっそ!みえねぇ!」
「だってちっこいもんWW!」
ガハハハッって笑ってくる初対面の討伐隊の人。
『逆にあなたは性格が中学生に見えますね。』
そう思う咲葵。
「中学生か、、」
「無理なんですか??」
ここで逃したらいつ親の仇とればいいのよ。
「いや、いけるっちゃいける。
だけど討伐生育成寮に入って育成するんだよ。
中学生って。だけど合格もらったら討伐隊デビューなんだけど、、」
うーんって頭を掻く討伐隊の男性。
「やっぱ無理ですよね。」
「いや違う。お前なら討伐隊の育成寮半年ぐらいで卒業できそうだなっていう。」
「それってすごいんですか?」
「あったりめえだろ!?平均6年のやつ半年ぐらいで卒業できそうだなんて
きっしょい。」
「生まれながらの才能ってやつですか。
まあ私天才で最強ですし。」
「自己肯定感たっか」
「だってだってテスト学年首位ですよ!
運動神経も学校1ですよ!」
「はいはいわーったよ。
親と話してきて来るか決めてこい。」
「はい。わかりました。」
咲葵スマホ取り出す。
「討伐隊の育成寮??行くから孤児院抜けます。
手続きは帰ってきてからします。
多分半年ぐらいかな???
とりあえずそういうことです。
今までありがとうございました。」
「お前孤児院住みだったんだ」
「はい。」
「すまん」
「別に。大丈夫です。
…………無言やめてくれませんか??」
「え?あっ、、そっそうだな、、。
今から行くか??」
「もう抜けるって言ってるんですから
今から行けなかったら私路上生活ですよ。」
「ていうかそんな軽いノリで孤児院抜けられんの?」
「別にあいつらだるいんで。
大丈夫だと思います。」
「しっかしマジで適当だったな。」
「大丈夫ですよ。」
「お前って適当な人間??」
「嫌いな人限定です。」
「お前の性格で敬語って似合わねー。
いや、でもお前って冷静とかクール系キャラだよな。
やっぱ敬語のほうが似合ってんじゃね??」
とか話しながら一回孤児院へ荷物まとめて育成寮へと向かった。
2時間後
なう新幹線こだま。
「ねえまだつかないんですか?」
「あと2時間くらいだな」
「とおっ、、、」
「だってお前のところ大阪じゃん。
東京行くのには4時間ぐらいかかるんだよ」
「東京ってそんな遠いんだ、、、」
なんだかんだで言って入学試験は実戦(討伐隊リーダーが相手)でした。
そしたらなんか寮入るけど討伐隊になった(中1のころはリーダーじゃない)