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【参加型】バッドエンドにはさせないから

#1

プロローグ【2-C組ユリシス・ニルス】

ユリシス・ニルス様へ
私立ノビリス高族魔法学校2-C組に途中入学を許可されたことをお知らせします。

[右寄せ]学長シラナ・フロース[/右寄せ]
そんな手紙を受け取ったのは日付が変わって間もない頃だった。きっと、魔力の量が増えたからだろう。ユリシスは右手のひらにある水色の宝石を見つめる。しばらく見つめるとポケットに戻す。そして、左手のひらにある淡い光を放つ桃色の石を取り出した。現在、午前10時。覚悟はできている。ユリシスは桃色の石を両手で包み込むように持つと目を閉じる。
【[明朝体]飛べ、飛べ、羽のない私を行きたい所まで連れて行っておくれ[/明朝体]】
綺麗な唇が言葉を紡ぎ終わると、桃色の石が光り始めた。その光はユリシスの体と荷物をすっぽりと覆い込むと、更に輝いた。次の瞬間、輝きは消えており、ユリシスも荷物も消えていた。

風がユリシスの白髪を巻き上げる。背には海、目の前には城。それが世界最古にして世界最大級の魔法の学び屋。私立ノビリス高族魔法学校__通称ノビリスだった。ユリシスは桃色の宝石を水色の宝石が入ってるポケットとは反対側のポケットに乱暴に突っ込んだ。ユリシスは深呼吸すると城の問に向かって歩き出した。

門の前では二頭のケンタウロスが番をしていた。ケンタウロスはユリシスを見ると、眉をひそめた。
「学生証は?」
重苦しい声にユリシスは学長からの手紙を学生証代わりに差し出す。ケンタウロスはそれを隅々まで読むと、横にいるケンタウロスに頷いた。ケンタウロス二人は鉄の門を押す。ギィー、と不快な音を立てながら門は開いた。ユリシスを出迎えたのは色とりどりのバラの庭園だった。ユリシスが歩いて行くと、白いワンピースを着た黒髪の女性がいた。かがみ込んでおり顔は見えないが、うっとりとバラを見入っている。ユリシスがしばらく見つめていると女性が振り返った。振り返ったことにより、女性が見ていたバラが見えた。女性が見つめていたバラは黒だった。ユリシスは少しゾッとした。女性はまるで黒いバラと同じような美しく、どこか不気味な目でユリシスを見た。そして、にっこりと微笑んだ。
「こんにちは~!」
明るく穏やかな声に、ユリシスはホッとする。ユリシスは軽く会釈すると、その場を去ろうとした。
「ねぇ、君途中入学生?2-C組の。」
「え?」
ユリシスは驚き振り返る。女性はいつの間にか立ち上がっていた。真っ白な肌に黒い髪が垂れ下がる様子は小説の中から出てきたヒロインのように美しかった。
「私、ナイラって言うの。3-A組、ナイラ・フルイ。よろしくね!」
女性_ナイラはそう言って手を差し出してきた。ユリシスは手を握り返す。すると、耳元で囁かれた。
「ライナ・ニルスのお姉様♪」
その言葉にユリシスはぞっとしてナイラを突き飛ばす。かなりの力で突き飛ばしたのに、ナイラは倒れなかった。ナイラは手をひらひらと振ると、また黒いバラを眺め始めた。ユリシスはその場を後にした。

「うむむむむ………。」
地図を片手にユリシスは唸る。2-C組の教室は、こっち………かな。実は、ユリシスはスゴい方向音痴なのである。それから三十分あまり地図と格闘したユリシスは歩き出した。

作者メッセージ

初めまして、新月の宴です。
今回の小説は参加型です。ノベルケイク初投稿のシリーズ。
ぜひ参加してくれると嬉しいです。
定員は15人です。先着順ですのでお気をつけて。

テンプレート
名前:(洋名)
性別:
性格:
容姿:
魔法属性:
使える魔法:(できるだけたくさん)
一人称/二人称/三人称:
過去:
サンプルボイス
「」
「」
「」
好き/得意:
嫌い/苦手:
誕生日:
その他:
希望:

2026/02/12 18:46

新月の宴
ID:≫ 02VUSa70skZUA
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暴力表現魔法学校参加型

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