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桜が蕾を膨らませている。もう咲いている花も多い。この桜が満開になる頃にはきっともう、私はこの学校にはいない___
この町は意外と栄えている。なのに、中学校が二つしかない。一つ目の中学校の名前は[漢字]南西縦谷中学校[/漢字][ふりがな]みなみさいじゅうやちゅうがっこう[/ふりがな]。もう一つは私_[漢字]西野志穂[/漢字][ふりがな]にしの しほ[/ふりがな]の通う[漢字]南東横山中学校[/漢字][ふりがな]みなみとうおうやまちゅうがっこう[/ふりがな]。そして、今日は3月18日。明日、私はこの学校を卒業する。そう、思いながら学校への道をいつも通り歩いていた。いつもより人気がない。
「わあ!」
目の前をサッと何かが横切り、私は情けない声で叫んだ。そこにいたのは野良猫だった。私の方を黄色い目でジッと見つめると呆れたようにふっと鼻を鳴らした。生意気な猫だと思いつつ、学校へ向かった。学校の靴箱には誰もいなかった。いや、一人だけいた。皆より少し長い黒髪と身長。学年の問題児、[漢字]黒谷零時[/漢字][ふりがな]くろや れいじ[/ふりがな]だ。零時は私に気づくと笑顔で手を振ってきた。
「おはよ~志穂ちゃん。」
この笑みに騙されてはいけない。これは演技の笑みだ。誰も、零時の本当の笑みを見たことはない。
「おはよう、零時くん。」
私は引きつった笑みで挨拶を返した。顔だけなら学年一のイケメンだが、とにかく喧嘩っ早い。高校生相手に喧嘩ふっかけて相手を骨折させて停学を食らったことがある。そこからは少し大人しくなったが問題児であることは変わらない。なので、あだ名は綺麗な悪魔。零時本人もそのあだ名を気に入ってる………らしい。そして、なぜか私は零時に気に入られている。理由的にはきっと、あの出来事からだと思う。
「ねえ、俺7時からここにいんだけど。」
突如、零時が口を開いた。
「え?」
私は困惑の声をあげる。零時の目が鋭くなるが、口元には笑みを浮かべたままだ。7時はから8時が登校時間。私は斜め横を見た。今は7時45分。嫌な予感がした。冷たい風が私と零時の間を通る。
「登校してないんだよね。一人も。俺、会ったのは志穂ちゃんが初めて。」
零時の言葉に私は違和感をおぼえた。いつも一番早くに来る宇野が来ていない。宇野だけでなく、皆も。
「どういう、こと?」
__卒業式まで後約27時間
この町は意外と栄えている。なのに、中学校が二つしかない。一つ目の中学校の名前は[漢字]南西縦谷中学校[/漢字][ふりがな]みなみさいじゅうやちゅうがっこう[/ふりがな]。もう一つは私_[漢字]西野志穂[/漢字][ふりがな]にしの しほ[/ふりがな]の通う[漢字]南東横山中学校[/漢字][ふりがな]みなみとうおうやまちゅうがっこう[/ふりがな]。そして、今日は3月18日。明日、私はこの学校を卒業する。そう、思いながら学校への道をいつも通り歩いていた。いつもより人気がない。
「わあ!」
目の前をサッと何かが横切り、私は情けない声で叫んだ。そこにいたのは野良猫だった。私の方を黄色い目でジッと見つめると呆れたようにふっと鼻を鳴らした。生意気な猫だと思いつつ、学校へ向かった。学校の靴箱には誰もいなかった。いや、一人だけいた。皆より少し長い黒髪と身長。学年の問題児、[漢字]黒谷零時[/漢字][ふりがな]くろや れいじ[/ふりがな]だ。零時は私に気づくと笑顔で手を振ってきた。
「おはよ~志穂ちゃん。」
この笑みに騙されてはいけない。これは演技の笑みだ。誰も、零時の本当の笑みを見たことはない。
「おはよう、零時くん。」
私は引きつった笑みで挨拶を返した。顔だけなら学年一のイケメンだが、とにかく喧嘩っ早い。高校生相手に喧嘩ふっかけて相手を骨折させて停学を食らったことがある。そこからは少し大人しくなったが問題児であることは変わらない。なので、あだ名は綺麗な悪魔。零時本人もそのあだ名を気に入ってる………らしい。そして、なぜか私は零時に気に入られている。理由的にはきっと、あの出来事からだと思う。
「ねえ、俺7時からここにいんだけど。」
突如、零時が口を開いた。
「え?」
私は困惑の声をあげる。零時の目が鋭くなるが、口元には笑みを浮かべたままだ。7時はから8時が登校時間。私は斜め横を見た。今は7時45分。嫌な予感がした。冷たい風が私と零時の間を通る。
「登校してないんだよね。一人も。俺、会ったのは志穂ちゃんが初めて。」
零時の言葉に私は違和感をおぼえた。いつも一番早くに来る宇野が来ていない。宇野だけでなく、皆も。
「どういう、こと?」
__卒業式まで後約27時間