廊下に出た途端、美羽がため息をつく。
すると、蒼空は繋いでいた手を離さずに、ふいっと顔をそらした。
「お前、あんな奴らにペコペコすんな。堂々としてろよ。別にあいつら、お前のこと馬鹿にしてるわけではねーから」
「……蒼空くん」
「ま、俺の婚約者なんだから、もっと自信持て。……それに、さっきの惚れたって話半分は本気だから」
蒼空の耳が少し赤いことに、美羽は気づいてしまった。
クズで、テキトーで、でも時々、美羽の欲しい言葉をピンポイントで投げてくる。
「蒼空くん、やっぱりちょーっとだけ、かっこいいね」
「ちょーっとは余計だろ!」
賑やかな休み時間は、二人だけの少し甘い時間へと変わっていった。
すると、蒼空は繋いでいた手を離さずに、ふいっと顔をそらした。
「お前、あんな奴らにペコペコすんな。堂々としてろよ。別にあいつら、お前のこと馬鹿にしてるわけではねーから」
「……蒼空くん」
「ま、俺の婚約者なんだから、もっと自信持て。……それに、さっきの惚れたって話半分は本気だから」
蒼空の耳が少し赤いことに、美羽は気づいてしまった。
クズで、テキトーで、でも時々、美羽の欲しい言葉をピンポイントで投げてくる。
「蒼空くん、やっぱりちょーっとだけ、かっこいいね」
「ちょーっとは余計だろ!」
賑やかな休み時間は、二人だけの少し甘い時間へと変わっていった。