「なんだって⁉︎」
信じられない。どうしてこんなことになったんだろうか。
「えぇ、ですから、先ほど申し上げた通り、あなたはこの男ともに異世界に行くことになります」
無情にもフェアリーがつらつらと事実だけを読み上げる。違う。俺はこんなことを求めていたんじゃない。
「私とて、愛しの元也様をこんなどこの馬の骨ともわからぬ男に任せるのは耐え難いことです。しかし、この男がついてきてし まった以上は、どうすることも…」
フェアリーが訳のわからないことを言っている。しかし、それにしてもどうしよう。課長がいると、俺のムフフ計画に狂いが生じてしまう。これは非常に重大なことだ。
そうだ、こいつが全ての元凶だ。
俺は課長をキッと睨みあげた。
「どうしてアンタがここに来たんだ! アンタのせいで俺の…」
「青木」
「はいぃ! すいません申し訳ございませんでしたぁ‼︎」
悔しい。どうにも俺には課長と接するとどうしても謝罪が先に来てしまうという習性があるらしい。
「お前には聞きたいことが山ほどある。なぜお前はあの場所で飛び降りようとしていた」
課長が問いかける。どうにも答えにくい質問だ。俺に「アンタのせいです‼︎」という度胸があるはずもなく、答えあぐねていると、フェアリーが問いかけてきた。
「それで、結局あなたはどうなさるのですか。行くのですか、行かないのですか」
右には課長が、左にはフェアリーが迫ってくる。
くそぅ!こんなはずじゃなかった。こんなはずじゃなかったのにぃ‼︎ 俺の虚しい心の叫びは誰にも届くことはなかった
信じられない。どうしてこんなことになったんだろうか。
「えぇ、ですから、先ほど申し上げた通り、あなたはこの男ともに異世界に行くことになります」
無情にもフェアリーがつらつらと事実だけを読み上げる。違う。俺はこんなことを求めていたんじゃない。
「私とて、愛しの元也様をこんなどこの馬の骨ともわからぬ男に任せるのは耐え難いことです。しかし、この男がついてきてし まった以上は、どうすることも…」
フェアリーが訳のわからないことを言っている。しかし、それにしてもどうしよう。課長がいると、俺のムフフ計画に狂いが生じてしまう。これは非常に重大なことだ。
そうだ、こいつが全ての元凶だ。
俺は課長をキッと睨みあげた。
「どうしてアンタがここに来たんだ! アンタのせいで俺の…」
「青木」
「はいぃ! すいません申し訳ございませんでしたぁ‼︎」
悔しい。どうにも俺には課長と接するとどうしても謝罪が先に来てしまうという習性があるらしい。
「お前には聞きたいことが山ほどある。なぜお前はあの場所で飛び降りようとしていた」
課長が問いかける。どうにも答えにくい質問だ。俺に「アンタのせいです‼︎」という度胸があるはずもなく、答えあぐねていると、フェアリーが問いかけてきた。
「それで、結局あなたはどうなさるのですか。行くのですか、行かないのですか」
右には課長が、左にはフェアリーが迫ってくる。
くそぅ!こんなはずじゃなかった。こんなはずじゃなかったのにぃ‼︎ 俺の虚しい心の叫びは誰にも届くことはなかった