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一部、キャラクタの死亡シーンがあると思われます。

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幽霊が想うのは。[参加型]

#5

𝕬     Ⅴ 瞬

「──意外と良いかも」
星の[漢字]瞬[/漢字][ふりがな]またた[/ふりがな]く夏空の下に、とある書店の本棚に手を添えて、片腕でちらちらと分厚い本の[漢字]頁[/漢字][ふりがな]こう[/ふりがな]を捲る自分が居た。
『大抵何とかなる[斜体][漢字]現代世界[/漢字][ふりがな]れいわろくねん[/ふりがな][/斜体] -62訂版- 』
そこへ足音高くやってくるのは…
「いぃぃらっしゃいませぇぇ」
──癖の強い店主だった…

「お客様!!何をお求めで?」
「調さん…なんか感じ変わりました?」

「商談の時はめちゃ客に拘る調クンデスッ☆」
「何故かは知らにゅ」

「あぁ、ちょっとこの本を」
あの連れは知り合いって所だろうか。

「[漢字]10円[/漢字][ふりがな]うまいぼう[/ふりがな]ピッタシ!はいよ!!」

「[漢字]10円[/漢字][ふりがな]うまいぼう[/ふりがな]!?!?」

「破格だにゅ」

「何で分かるの??」

俺は本を受け取った。
──表紙ですらひん曲がっていると言うのに、何だこの状況は…

「お客様!!こいつ!!!朱里ちゃん言うんですけど新入りなもんで…」
「調さんまで初対面やから自己紹介してもらってもええかな」

「えぇ…」
「──俺は[漢字]涼風[/漢字][ふりがな]りょうふう[/ふりがな] [漢字]凪[/漢字][ふりがな]なぎ[/ふりがな]。よろしく」
なんか色々絡まれそう…ここは手っ取り早く適当に言って帰ろう。面倒ごとは避けたい。
「俺、この後友達と予定あるんだ。」
スニーカーの踵を直しながら続ける。
「だから今は付き合う暇は──」
…ん?

「えっと──どうしました…?」

「えっ、もしかして…本当に篠原朱里だったりする!?」
自分の首に手を掛け、目を丸くする。

「えぇっ、えっえぇっと…えっ──えっ、え?」
「何でみんな知ってるんですか!?調さんだって…」

「え?あっ、ほんまやな。あんた調さんに自己紹介してへんかったよな──」

[(????)]

「えっ」

「えっ」

「えぇ!?嘘だろ!?」
久々にこんな大声を出した気がする。
どう言う事だ…朱里が??

──未だ波の様に聞こえてくる星の瞬く音が、書店を包んだ。

作者メッセージ

今回は、「Rinka」様の、涼風 凪さんを書かせて頂きました!!
遅れてごめんなさい… orz

凪さんが買ってたあの本は、実は物理的に表紙が曲がったデザインをしてたとかしてないとか──!
次回も楽しみに(☆v☆)

2024/05/29 18:16

冥翼 世蓮
ID:≫ 1439dMBJAC7Go
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