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㫪の嵐 終焉

#1

☆序章 - 立春

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    立春┃             ┃序章
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『[漢字][明朝体][太字]縞栗鼠[/太字][/明朝体][/漢字][ふりがな][明朝体][太字]しまりす[/太字][/明朝体][/ふりがな]』──時を操り“[明朝体][太字]狩[/太字][/明朝体]”をする、[漢字][明朝体][太字]桜系蛞蝓[/太字][/明朝体][/漢字][ふりがな][明朝体][太字]おうけいかつゆ[/太字][/明朝体][/ふりがな]の戦闘民族。4~5のグループに分れ、夕闇に紛れて行動する。

今年に入ってから、極端に遭遇例が少なくなり、安否確認の為捜査隊(有事の際は救助隊)が志願者を募り、派遣されている。

「 ──未だ、見つかってはいない。」
「ですか…」

容赦無く車窓に打ち付く銀の雪塊は、[漢字]愈々[/漢字][ふりがな]いよいよ[/ふりがな]大きながなり声を上げ、その轟きは地をも震わせ、私へと伝わる。この地域特有の二[明朝体][太字][漢字]枝[/漢字][ふりがな]し[/ふりがな][/太字][/明朝体]程のドシリとした厚みのあるガラスは、浸食された岩肌の様な見慣れない表面に、ぼうっと、歪んだ白い荒野を映し出す。[明朝体][太字]冬の神[/太字][/明朝体]が通ったのである。

「『[漢字][明朝体][太字]縞栗鼠[/太字][/明朝体][/漢字][ふりがな][明朝体][太字]しまりす[/太字][/明朝体][/ふりがな]』は…」
「どうだろうね。」

急カーブを抜け、まだ甲高い摩擦音を出すタイヤを引摺って、電車は遠心力と吹雪の瀬戸際で、揺れる。容易に口を開く[漢字]可[/漢字][ふりがな]べ[/ふりがな]きでは無いかも知れない。どことなく荘厳な空気が立ち込める車内。ここには、二人しか、居ない。

「どうした?」

衝動的に隣の車両に目を遣る、霜の掛ったプラスチックの幕は外界と相反して、静かだが、時折SLの振動で滑らかに動く。それによってか、その向こう側が、陽炎のように霞んでみえるのであった。

「いへ、何でもありません」

車窓に打ち付くのは、[漢字]淡紅色[/漢字][ふりがな]たんこうしょく[/ふりがな]の花弁である。 
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                        ┃END☆
                        ┗━━━━━━━━━[/太字]

2025/10/14 07:57

冥翼 世蓮
ID:≫ 1439dMBJAC7Go
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