閲覧前に必ずご確認ください
暴力表現、自傷行為、自殺未遂などの表現があるため、苦手な方は戻ってください。
目が覚めて真っ先に見えたのは、白い天井だった。
(ここは...どこだろう...私、死んだのかな?)
ぼーっとしている私の耳に小さなピーピーという電子音が聞こえた。
(ここ、病院なんだ...そういえば私、香織さんたちに暴行されて気を失って...)
思い出そうとすると頭が痛くなる。
「天海結衣さん。目が覚めましたか?」
この人、白衣みたいなの来てるし、首から聴診器ぶら下げてるから、きっとお医者さんなんだろう
「目が覚めたばっかりで申し訳ないんですが、残念なお知らせがあります。」
(残念なお知らせ?)
私はこっくりと小さく首を縦に振った
「天海結衣さん。あなたの寿命は、[太字][明朝体][大文字]残り2ヶ月半です。[/大文字][/明朝体][/太字]」
「...え?」
「そう驚くのも無理はないです。
搬送されて来て、あなたの脳の検査をしていたら、脳の血管が切れて血が漏れており
すでに脳が圧迫されている状態でした。」
「これは、[太字][明朝体][大文字][漢字]慢性硬膜下血腫[/漢字][ふりがな]まんせいこうまくかけっしゅ[/ふりがな][/大文字][/明朝体][/太字]といった、列記とした病気です。 すぐに入院して治療する必要があります。」
「ま、待って...」
「...はい?」
「入院は...しなくて...いいです...親にも...迷惑...かけたく...ないし...」
「で、ですが!! 入院して治療しないと、2ヶ月半で亡くなってしまうのですよ!?」
「そ...それでも...あの人の隣では...元気に笑って...いたいから...」
「...」
「お...お願いします...先生...最期まで...[太字][明朝体]『彼』[/明朝体][/太字]の隣で...笑って...いたいの...」
「...はぁ...そこまで言うなら...わかりましたよ。
ただし、これらは絶対守ってください。
まず、万が一のことがあったら絶対に無理をせずに[漢字]病院[/漢字][ふりがな]ここ[/ふりがな]に来ること。
そして、通院くらいはきちんと来ること。薬も処方しますから、絶対に飲んでくださいね。」
「あ、ありがとうございます...」
(優しい先生だな。この先生でよかった。)
「それでは、明日から退院する手続きをするので、少し休んでいてください。」
「はい」
[中央寄せ]パタン...[/中央寄せ]
「...」
(私、あと2ヶ月半で死んじゃうんだ...もう、悠斗にも...)
どうしてだろう。前までは「早く死にたい」と思っていたのに、今は、ものすごく怖い。
(どうしてさっき、あんなことを言ったんだろう...)
[水平線]
「そ...それでも...あの人の隣では...元気に笑って...いたいから...」
「お...お願いします...先生...最期まで...[太字][明朝体]『彼』[/明朝体][/太字]の隣で...笑って...いたいの...」
[水平線]
私はどうして、こんなにも悠斗と一緒にいたと思ったんだろう。
[小文字]「...まだ、死にたくないなぁ...なんてね...」[/小文字]
[右寄せ]→Next[/右寄せ]
(ここは...どこだろう...私、死んだのかな?)
ぼーっとしている私の耳に小さなピーピーという電子音が聞こえた。
(ここ、病院なんだ...そういえば私、香織さんたちに暴行されて気を失って...)
思い出そうとすると頭が痛くなる。
「天海結衣さん。目が覚めましたか?」
この人、白衣みたいなの来てるし、首から聴診器ぶら下げてるから、きっとお医者さんなんだろう
「目が覚めたばっかりで申し訳ないんですが、残念なお知らせがあります。」
(残念なお知らせ?)
私はこっくりと小さく首を縦に振った
「天海結衣さん。あなたの寿命は、[太字][明朝体][大文字]残り2ヶ月半です。[/大文字][/明朝体][/太字]」
「...え?」
「そう驚くのも無理はないです。
搬送されて来て、あなたの脳の検査をしていたら、脳の血管が切れて血が漏れており
すでに脳が圧迫されている状態でした。」
「これは、[太字][明朝体][大文字][漢字]慢性硬膜下血腫[/漢字][ふりがな]まんせいこうまくかけっしゅ[/ふりがな][/大文字][/明朝体][/太字]といった、列記とした病気です。 すぐに入院して治療する必要があります。」
「ま、待って...」
「...はい?」
「入院は...しなくて...いいです...親にも...迷惑...かけたく...ないし...」
「で、ですが!! 入院して治療しないと、2ヶ月半で亡くなってしまうのですよ!?」
「そ...それでも...あの人の隣では...元気に笑って...いたいから...」
「...」
「お...お願いします...先生...最期まで...[太字][明朝体]『彼』[/明朝体][/太字]の隣で...笑って...いたいの...」
「...はぁ...そこまで言うなら...わかりましたよ。
ただし、これらは絶対守ってください。
まず、万が一のことがあったら絶対に無理をせずに[漢字]病院[/漢字][ふりがな]ここ[/ふりがな]に来ること。
そして、通院くらいはきちんと来ること。薬も処方しますから、絶対に飲んでくださいね。」
「あ、ありがとうございます...」
(優しい先生だな。この先生でよかった。)
「それでは、明日から退院する手続きをするので、少し休んでいてください。」
「はい」
[中央寄せ]パタン...[/中央寄せ]
「...」
(私、あと2ヶ月半で死んじゃうんだ...もう、悠斗にも...)
どうしてだろう。前までは「早く死にたい」と思っていたのに、今は、ものすごく怖い。
(どうしてさっき、あんなことを言ったんだろう...)
[水平線]
「そ...それでも...あの人の隣では...元気に笑って...いたいから...」
「お...お願いします...先生...最期まで...[太字][明朝体]『彼』[/明朝体][/太字]の隣で...笑って...いたいの...」
[水平線]
私はどうして、こんなにも悠斗と一緒にいたと思ったんだろう。
[小文字]「...まだ、死にたくないなぁ...なんてね...」[/小文字]
[右寄せ]→Next[/右寄せ]
- 1.Prologue
- 2.Profile
- 3.Episode 1 いじめられっ子
- 4.Episode 2 私の生きてる意味って?
- 5.Episode 3 名前も知らない男の子
- 6.Episode 4 愛してくれない両親
- 7.Episode 5 誰も信じないって決めたのに
- 8.Episode 6 幸せになっちゃいけないの?
- 9.Episode 7 私のたった一人の親友
- 10.Episode 8 私のたった一人の親友#2
- 11.Episode 9 被害者面
- 12.Episode 10 許さない
- 13.Episode 11 ありえない
- 14.Episode 12 彼のおかげ
- 15.Episode 13 ふざけるな
- 16.Episode 14 宣告