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いじめられっ子の私には、誰にも言えない秘密があります

#11

Episode 9 被害者面

嫌な過去のことを思い出していると、目の前には香織さんたちが立っていた。

「ねぇ〜? うちらが前立ってんのになんで気づかないわけ〜?」

「悲しいよねぇ〜」

「みお、無視されたぁ〜!」

こいつら、何なんだろう。関わりたくないくせになんでわざわざ関わってくるんだろう。

「まぁ、今回は見逃してあげる♡」

「そのかわり! 昼休み、屋上来いよ♡」

「今までとは違う、もぉ〜っと楽しい[漢字]いじめ[/漢字][ふりがな]あそび[/ふりがな]だよぉ〜!」

「...わかりました...」

[水平線]

時は昼休み(((飛ばしすぎじゃボケ

屋上に何の用だろう。「いつもと違う」って言ってたな...首絞めとかかな?

ガラガラ...

「あ!ナマケモノが来たぁ〜!」

「遅せぇんだよ! さっさと来いや!」

「みお、退屈過ぎて寝そうになっちゃったよぉ〜!」

「...ご、ごめんなさい...」

「まぁいいわ! 本題はここからよ!由香、[太字]アレちょ〜だ〜い![/太字]」

「はい。ど〜ぞ!」

「はやくはやくぅ〜!」

一体何をするんだろう。「アレ」って何だろう。

スゥーーーー

ボタボタボタ...

え、何してるの? 自分で自分の腕を切って...

「ちょっと結衣。これ持ってて。すぐ止血するから。」

そう言って渡してきたのは、香織さんが持っていたカッターだった。

「え...? どういうこt...」

[中央寄せ][太字][大文字]「キャャャャャャ!!!!」[/大文字][/太字][/中央寄せ]

「ひどい! 結衣が香織の腕切った!!!」

「香織、大丈夫!?」

「痛い、痛いよぉ! 結衣に切られたぁ!」

「どうしたの? 何があったの? え!? 香織ちゃん、どうしたのその腕!!」

「何々!? うわっ! はやく止血しなきゃ!」

「結衣が...結衣が...『キモいんだよ。はやく死ね。』って言いながら腕切ってきたぁ!!」

「え? 結衣ちゃん、そんなことするなんて...[太字]香織ちゃんが可愛そう...[/太字]」

「ち、ちがう! 私はこんなことしてない!! 何も言ってない!! ただ、香織さんたちに屋上に呼び出されただけで...」

「そんなわけないでしょ。香織ちゃんの腕が切られたんだよ? 自分で切るわけないじゃん。」

「うち見たよ! 香織の腕切ってすごい楽しそうだった!」

「うんうん! すっごぉ〜い怖かったぁ〜!」

「え...」

「結衣、最っ低! 見損なったよ。」

「だから! 私はやってない!」

「結衣、[太字][大文字]被害者面すんのやめなよ。[/大文字][/太字]」

「...え?」

「いくら自分がいじめられてるからって、こんなことまでする必要なくない?」

「うんうん! [太字][大文字]被害者面[/大文字][/太字]すんのもいい加減にしなよ。」

「結衣ちゃん、そんなことする人だったんだね...いい子だと思ってたのに。」

「バイバイ。もう二度と私たちに近づかないで。そして話しかけないで。」

「そ、そんな...」

バタンッ!

「「「キャハハハハ!!!」」」

「あいつら、めっちゃ騙されてくれんじゃん!」

「それな! マジおもろかったわ〜w」

「みお、笑い過ぎて涙出ちゃったw」

な、なんでこんなことするの? 何が楽しいの?

「いやぁ〜今日のは格別だったね〜!」

「それな〜! 今までで一番楽しかったかもw」

「みお、またやりたぁ〜い!」

「.........」

はぁ、私って何で生きてるんだろう。 あの時、悠斗に止められていなかったら今頃私は楽になれたのに...

悠斗は...無理か。きっと助けてくれないだろうな...こんな私のこt...

ガチャ

「ん? 誰? って! 悠斗くんじゃぁ〜ん!」

「やっほ〜! 悠斗くぅ〜ん!」

「悠斗くぅ〜ん! みおに会いに来てくれたのぉ〜?」

え!? 「悠斗くん」ってまさか...

「いや。お前らには興味ないから。」

ゆ、悠斗! まさかここまで来るなんて...

「あ、いたいた! ここで何してんだ。『結衣』」

「ゆ、悠斗...どうしてここに...?」

[右寄せ]Fin[/右寄せ]

作者メッセージ

はい! 切りの悪いとこで切っちゃいました!
次回は悠斗が大活躍すると思います!

お楽しみに!

2026/03/04 12:23

柚子ぽん
ID:≫ 12r9vk9TpSqFk
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