来ない手紙
#1
第一章
「……まだ、かなあ」
遅い。普段なら、こんなに時間はかからないのに。
「なにか、あったのかな……」
こんなことは、今まで一度もなかった。
「……よし、探しに行こう」
ぼくは、外へ出た。
「どうしたのかな……」
彼女は、しっかり者だ。来ないのには、なんらかの理由があるのだろう。
なにかのトラブルに巻き込まれた?彼女がトラブルを起こすというのは考えられないが……。
とにかく、彼女の姿を見つけなければ。彼女に会えば、なにが起きたかはわかるだろう。
ぼくと彼女は、手紙の配達屋だ。といっても、正式な仕事というわけではない。ぼくたちが、ボランティアとして勝手にやっているだけだ。
互いに会うことができない子供が2人いる。その子供たちがご主人様だ。
ぼくたちの仕事は、ご主人様のかわりに手紙を運んであげること。
ご主人様は、とても優しい。手紙が少しよごれてしまっても、ぼくたちをおこらない。でも、ご主人様は手紙が届くのをとても楽しみに待っているのだ。がっかりさせてはいけない。おこられないからといって、手を抜くというのはいけないことなのだ。
しかし今回、いつもの時間に彼女が手紙を届けに来ない。もしかして、手紙になにかあったのだろうか。それとも、彼女に……?
遅い。普段なら、こんなに時間はかからないのに。
「なにか、あったのかな……」
こんなことは、今まで一度もなかった。
「……よし、探しに行こう」
ぼくは、外へ出た。
「どうしたのかな……」
彼女は、しっかり者だ。来ないのには、なんらかの理由があるのだろう。
なにかのトラブルに巻き込まれた?彼女がトラブルを起こすというのは考えられないが……。
とにかく、彼女の姿を見つけなければ。彼女に会えば、なにが起きたかはわかるだろう。
ぼくと彼女は、手紙の配達屋だ。といっても、正式な仕事というわけではない。ぼくたちが、ボランティアとして勝手にやっているだけだ。
互いに会うことができない子供が2人いる。その子供たちがご主人様だ。
ぼくたちの仕事は、ご主人様のかわりに手紙を運んであげること。
ご主人様は、とても優しい。手紙が少しよごれてしまっても、ぼくたちをおこらない。でも、ご主人様は手紙が届くのをとても楽しみに待っているのだ。がっかりさせてはいけない。おこられないからといって、手を抜くというのはいけないことなのだ。
しかし今回、いつもの時間に彼女が手紙を届けに来ない。もしかして、手紙になにかあったのだろうか。それとも、彼女に……?