閲覧前に必ずご確認ください
第1弾のキャラのほとんどは脱落します。
それぞれに見せ場は必ず作りますがほとんどが脱落します。(大事なので2回言いました)
それが嫌な人は参加しない方がいいと思います。
第2弾ではキャラは脱落しませんが、できる限り頑張りますが、登場頻度が第1弾より劣ります。ごめんなさい…
第3弾では100%脱落します。あと登場もあんまりしないです。活躍シーンだけは約束できます。
ー注意ー
・戦闘・死亡描写あり
・チートありの為無法地帯感がすごい
これまでの4種目を終えて、今始まろうとしているのは最後の種目…「1000m走」。疲れる競技なだけに参加人数は少なく、4人。それぞれがそれぞれのレーンにつく。そしてその中には女性の様な見た目をした彼と、第1種目で争っていた長い黒髪に暗い緑の瞳の彼女の姿もあった。
解説席でB組担任や天邪鬼の彼女、魔女の彼女が話す中、それを聞き流しつつ、彼が呼吸を整えていると不意に隣のレーンに居る彼女に声をかけられる。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「ねぇねぇ、君ってさっき200m走ってた子だよね?名前なんていうの?あ、私は神奈貞 羅子!よろしくねー!」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「…知ってる。俺は弧念 氷馬。今準備してるんだから邪魔しないでくれ。」
心の底から嫌がる様な表情を見せる彼に彼女はただ純粋に問う。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「君は息を整えたり準備しないと走れないの?」
煽りに聞こえるその言葉は彼女の表情を見れば本当に純粋な疑問である事が伝わってくる。彼女は不思議そうに続けて問う。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「戦闘中はそんな準備なんて出来ないけど、準備しないと全力出せないって大丈夫なの?」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「…今回は絶対負けないから。」
返したのは質問に対する答えではなく宣言。その水色の瞳に映る覚悟を見て彼女は面白そうに返す。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「ふーん…私にスピード勝負挑むんだー。私、足にはちょーっとだけ自信があるんだ!いいよ、その勝負乗ったー!絶対負けないからね!」
そう楽しげに答える彼女は自分の立ち位置へと戻っていく。それと同時に丁度解説席のいざこざも終わった様で声がかけられる。
[下線]井内 ミカ[/下線]
「準備は出来てそうですねー。それじゃあ第5種目…1000m走を始めまーす。位置についてー…よーい…」
「どん!」という声と同時に走り始める。4人いるが1位争いに関しては実質一対一の様なものだ。応援の声すらも置き去りにして走る彼の横には遅れる事なく彼女が居る。両者互いに一歩たりとも譲りはせず、1周目を終え2周目に突入する。
周りは様々な事を言っているのだろうが、その声が2人に届く事はない。異常なまでの集中力とスピード。2人に殆ど差なんてなかったが、カーブの部分で絶妙な十数センチ単位の差が生まれる。タッチの差だが、このまま行けば勝つのは彼の方である筈だ。だが、その瞬間過ったのは200m走の際の話。200m走でもこんな展開だった筈だった。考える事で追いつかれかけたが、追いつかれぬ様に気をつけつつ、3周目へ突入する。
少し自身の方が速い状態。だが、絶妙に突き放しきれない。4周目も終えて5周目に入る。そしてゴール前より1つ前の直線。そこに入った瞬間、風がふわりと吹き、彼女の背を押す。たかが一歩程度の差。だが、2人の走りにおいては大きな差となる。
追いつかないまま、ラストのゴール前の直線に突入する。水色の瞳には背中が映り、暗い緑の瞳にはゴールだけが映っていた。
[下線]弧念 氷馬[/下線]
(…負けたくない。)
地を強く蹴る。その瞬間、世界から音も色も消え失せた。あるのはただ、目の前のゴールだけ。歪む、視界が。ぐらりと、揺れ、ゴールテープを切ってその場に倒れそうになったところを後ろから支えられる。
世界に音が戻る。あらゆる音と色が戻ってきた中、倒れかけた彼を後ろで支えた彼女は声をかける。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「今のめっちゃ凄かった!あんなの初めて見た!!ねーねー、氷馬さんって凄いんだねー!てか大丈夫?」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「大丈b」
彼の視界が再び揺らぐ。それを見て彼女はこう言う。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「大丈夫じゃなさそうだね!じゃあ私が保健室に連れて行くね!今なら私の方が速そうだし。って事で先生行ってきまーす!」
教師の返事を聞かぬまま駆けて行った彼女等を黄緑の瞳は見送りつつ、言葉を紡ぐ。
[下線]井内 ミカ[/下線]
「ちょっとm…行っちゃいましたねー。」
[下線]水野 千羅[/下線]
「…大丈夫ですかね?私とても心配なんですけど…」
[下線]天乃 栞[/下線]
「そうやな。わしもやけど、取り敢えず順位発表すんで。」
[水平線]
ー第5種目「1000m走」
1位ー弧念 氷馬
2位ー神奈貞 羅子
(以下略)
[水平線]
一方その頃、彼女等は…
迷子になっていた。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「うーん…どこここ?」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「いやこれ逆方k」
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「いや多分こっちだよ!私の勘がそう言ってる!」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「いやだから違…」
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「よし、もうちょっとで保健室だよ!」
ちなみに…今彼女等は学園への道を歩いている。これで分かっただろうか?保健室を見逃してそのまま迷子になって色々あって1周しかけているのである。流石は体育祭の練習時間中にグラウンドが見つからず、1時間学園内を彷徨った人物である。
[大文字][下線]弧念 氷馬[/下線]
「だから、こっちじゃ、ねぇ!」[/大文字]
彼にしては珍しい大声でそんな言葉が響いたのはまた別のお話。
[水平線]
[水平線]
体育祭の全種目を終え、日が傾きはじめた時間になった頃、光を受けて輝く朱色の髪をふわりと揺らしつつ、カラン、と音を立てて彼女は全員の前に立つ。
[下線]彼岸 檸檬[/下線]
「体育祭ご苦労だった。優勝者の発表を行う。90ポイントで同率1位、神奈貞殿と弧念殿である。この2人には期末試験免除権を与える事とする。他の者もよく頑張った。今日はこれで解散だ。」
その言葉と共に彼女は去り、その後生徒達も解散となった。
1日という短くも長い時間は終わりを告げ、体育祭は幕を閉じた。さて、次は何が起こるのだろうか。
解説席でB組担任や天邪鬼の彼女、魔女の彼女が話す中、それを聞き流しつつ、彼が呼吸を整えていると不意に隣のレーンに居る彼女に声をかけられる。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「ねぇねぇ、君ってさっき200m走ってた子だよね?名前なんていうの?あ、私は神奈貞 羅子!よろしくねー!」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「…知ってる。俺は弧念 氷馬。今準備してるんだから邪魔しないでくれ。」
心の底から嫌がる様な表情を見せる彼に彼女はただ純粋に問う。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「君は息を整えたり準備しないと走れないの?」
煽りに聞こえるその言葉は彼女の表情を見れば本当に純粋な疑問である事が伝わってくる。彼女は不思議そうに続けて問う。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「戦闘中はそんな準備なんて出来ないけど、準備しないと全力出せないって大丈夫なの?」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「…今回は絶対負けないから。」
返したのは質問に対する答えではなく宣言。その水色の瞳に映る覚悟を見て彼女は面白そうに返す。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「ふーん…私にスピード勝負挑むんだー。私、足にはちょーっとだけ自信があるんだ!いいよ、その勝負乗ったー!絶対負けないからね!」
そう楽しげに答える彼女は自分の立ち位置へと戻っていく。それと同時に丁度解説席のいざこざも終わった様で声がかけられる。
[下線]井内 ミカ[/下線]
「準備は出来てそうですねー。それじゃあ第5種目…1000m走を始めまーす。位置についてー…よーい…」
「どん!」という声と同時に走り始める。4人いるが1位争いに関しては実質一対一の様なものだ。応援の声すらも置き去りにして走る彼の横には遅れる事なく彼女が居る。両者互いに一歩たりとも譲りはせず、1周目を終え2周目に突入する。
周りは様々な事を言っているのだろうが、その声が2人に届く事はない。異常なまでの集中力とスピード。2人に殆ど差なんてなかったが、カーブの部分で絶妙な十数センチ単位の差が生まれる。タッチの差だが、このまま行けば勝つのは彼の方である筈だ。だが、その瞬間過ったのは200m走の際の話。200m走でもこんな展開だった筈だった。考える事で追いつかれかけたが、追いつかれぬ様に気をつけつつ、3周目へ突入する。
少し自身の方が速い状態。だが、絶妙に突き放しきれない。4周目も終えて5周目に入る。そしてゴール前より1つ前の直線。そこに入った瞬間、風がふわりと吹き、彼女の背を押す。たかが一歩程度の差。だが、2人の走りにおいては大きな差となる。
追いつかないまま、ラストのゴール前の直線に突入する。水色の瞳には背中が映り、暗い緑の瞳にはゴールだけが映っていた。
[下線]弧念 氷馬[/下線]
(…負けたくない。)
地を強く蹴る。その瞬間、世界から音も色も消え失せた。あるのはただ、目の前のゴールだけ。歪む、視界が。ぐらりと、揺れ、ゴールテープを切ってその場に倒れそうになったところを後ろから支えられる。
世界に音が戻る。あらゆる音と色が戻ってきた中、倒れかけた彼を後ろで支えた彼女は声をかける。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「今のめっちゃ凄かった!あんなの初めて見た!!ねーねー、氷馬さんって凄いんだねー!てか大丈夫?」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「大丈b」
彼の視界が再び揺らぐ。それを見て彼女はこう言う。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「大丈夫じゃなさそうだね!じゃあ私が保健室に連れて行くね!今なら私の方が速そうだし。って事で先生行ってきまーす!」
教師の返事を聞かぬまま駆けて行った彼女等を黄緑の瞳は見送りつつ、言葉を紡ぐ。
[下線]井内 ミカ[/下線]
「ちょっとm…行っちゃいましたねー。」
[下線]水野 千羅[/下線]
「…大丈夫ですかね?私とても心配なんですけど…」
[下線]天乃 栞[/下線]
「そうやな。わしもやけど、取り敢えず順位発表すんで。」
[水平線]
ー第5種目「1000m走」
1位ー弧念 氷馬
2位ー神奈貞 羅子
(以下略)
[水平線]
一方その頃、彼女等は…
迷子になっていた。
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「うーん…どこここ?」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「いやこれ逆方k」
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「いや多分こっちだよ!私の勘がそう言ってる!」
[下線]弧念 氷馬[/下線]
「いやだから違…」
[下線]神奈貞 羅子[/下線]
「よし、もうちょっとで保健室だよ!」
ちなみに…今彼女等は学園への道を歩いている。これで分かっただろうか?保健室を見逃してそのまま迷子になって色々あって1周しかけているのである。流石は体育祭の練習時間中にグラウンドが見つからず、1時間学園内を彷徨った人物である。
[大文字][下線]弧念 氷馬[/下線]
「だから、こっちじゃ、ねぇ!」[/大文字]
彼にしては珍しい大声でそんな言葉が響いたのはまた別のお話。
[水平線]
[水平線]
体育祭の全種目を終え、日が傾きはじめた時間になった頃、光を受けて輝く朱色の髪をふわりと揺らしつつ、カラン、と音を立てて彼女は全員の前に立つ。
[下線]彼岸 檸檬[/下線]
「体育祭ご苦労だった。優勝者の発表を行う。90ポイントで同率1位、神奈貞殿と弧念殿である。この2人には期末試験免除権を与える事とする。他の者もよく頑張った。今日はこれで解散だ。」
その言葉と共に彼女は去り、その後生徒達も解散となった。
1日という短くも長い時間は終わりを告げ、体育祭は幕を閉じた。さて、次は何が起こるのだろうか。
- 1.#1 入学式は一方的に
- 2.#2 はじめましては快活に
- 3.#3 合同授業は愉快に
- 4.#4 コロシアイ学園は不穏に
- 5.#5 実技授業は真面目に(1)
- 6.#6 実技授業は真面目に(2)
- 7.#7 中間試験は真剣に
- 8.#8 試験返却は憂鬱に
- 9.#9-1 A組ー日常は元気に
- 10.#9-2 B組ー日常は気ままに
- 11.#9-3 C組ー日常は平和に
- 12.#10 期末試験は公正に
- 13.#11 コロシアイは起点に
- 14.ー成夜 霧真のエンドロール
- 15.#12 コロシアイは本気に
- 16.ー降雪 禍音のエンドロール
- 17.#13 コロシアイは紙一重に
- 18.#14 コロシアイは冷静に
- 19.#15 半端者は理不尽に
- 20.ー九十九 零のエンドロール
- 21.#16 終業式は厳粛に
- 22.#17-1 夏休みは喧騒に(1)
- 23.#17-2 夏休みは喧騒に(2)
- 24.#17-3 夏休みは喧騒に(3)
- 25.#18 彼岸花は彼方に
- 26.#19 2学期は混沌に
- 27.#20 掃除は完璧に
- 28.#21 慢心は崩壊に
- 29.#22 正義も悪も全ては崩壊に
- 30.#0-1 平和は永遠に
- 31.#0-2 交わりは複雑に
- 32.#23 実技授業は愉快に
- 33.#24 化かし合いは優美に
- 34.#25 トラウマは着実に
- 35.#26 毒牙は確実に
- 36.#27 心は不安定に
- 37.#28 剣は率直に
- 38.#29 超越者は座礁に
- 39.#30 体育祭は賑やかに(1)
- 40.#31 体育祭は賑やかに(2)
- 41.#0-3 共闘は偶然に(1)
- 42.#32 体育祭は賑やかに(3)
- 43.#33 体育祭は賑やかに(4)
- 44.#34 体育祭は賑やかに(5)
- 45.#35 体育祭は賑やかに(6)
- 46.#36 体育祭は賑やかに(7)
- 47.#37 体育祭は賑やかに(8)
- 48.#0-4 共闘は偶然に(2)
- 49.#38 文化祭は多忙に(1)
- 50.#39 文化祭は多忙に(2)
- 51.#40 文化祭は多忙に(3)
- 52.#41 文化祭は多忙に(4)
- 53.#42 文化祭は多忙に(5)