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ー注意ー
実在する宗教とは一切関係ありません。
戦闘・死亡描写を含みます。
ハッシュタグが増えていく可能性大です。
緑はまだ辛うじて残っているが、それも今にも消えてしまいそうなものでしかなかった。そんな世界を歩きながら彼は今にも消えそうな植物の為に良い土地を創造し、土地を変えながら進んでいく。
明らかに誰も存在していなかった筈の場所に唐突に現れた男にその世界の者達は警戒を見せ、攻撃を仕掛けたが悉く通用せずに消される。
やがて、その者達は諦めた様に、絶望した様に武器をその場に落とす。青ざめた顔のまま、その場にひれ伏して命乞いを始める。
[小文字][斜体]「お願いします、許してください。」「私にはまだ幼い子供が…」「あいつがやれと言ったのです。私は…」「いやあいつが勝手に…」「そんなつもりはなかったのです。」[/斜体][/小文字]
嘘と責任の押し付け合いに塗れたその言葉は塵屑同然に彼を不快にさせた。だが命乞いをする者達は気付かない。だってその者達は、
[明朝体]見ていない。[/明朝体]
自分の事ばかり考え、彼も、世界もその瞳には映っていない。映っているのは、自身と自身が今立っている為に必要な地だけ。未来も、その他も見てはいなかった。
彼は決して無慈悲な訳ではない。[明朝体]霊魂神[/明朝体]によって生み出された心というものを持っていて、欠けてはいない。ただ、彼は、そのまま返すだけなのだ。
目の前に立つ者が見ないのであればそれは決して見ない。ただ、それだけである。
気付けば海の様な碧の瞳にその者達は映っておらず、映っているのは虚空だけだった。
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「…ここまで失望したのは久しぶりだ。」
その言葉を放った瞬間、地面が無に帰す。その者達が必死に縋り付いていたものだけがぽっかりと消える。そして彼は静かに他に手を翳すと世界から、地という存在だけが消去される。そして真っ逆様に堕ちていくその者達すらも見ないまま、もう一度手を翳す。
その瞬間、起きたのは世界の再創造。
虚空から美しい土地が現れ、緑に溢れていく。空は先程よりもずっと澄み渡り、美しく創り直された世界を見て彼は満足する…と同時に強い失望は心に強く残ったようで、すこし不機嫌そうに元いた場所に戻って行った。
今度は体が光に包まれ、ふわりと煙のように消える。重力に逆らって…否、重力という存在を無視してその場所に戻っていく。やがて、強い光が差し、肉体という感覚が完全に消えた事で彼は帰ってきたと実感する。
帰ってきた彼の不機嫌そうな魂を見てか、[明朝体]霊魂神[/明朝体]が話しかけてくる。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈下界はそんなにも嫌なものでしたか?〉[/明朝体]
[明朝体][下線]創造神[/下線]
〈何が良いのか分かりかねる。〉[/明朝体]
[明朝体][下線]霊魂神[/下線]
〈そうですか。…創造神なら…ここですかね?〉[/明朝体]
[明朝体]霊魂神[/明朝体]がそう言った瞬間、一瞬にて創造神が下界への通路に落とされる。
[明朝体][下線]創造神[/下線]
〈…は?〉[/明朝体]
予想外の出来事に思わずそんな声を漏らした[明朝体]創造神[/明朝体]を見つめつつ、[明朝体]霊魂神[/明朝体]は告げる。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線]
〈気が合いそうな魂が居たもので。是非楽しんできてください。〉[/明朝体]
その言葉と共にまたもや肉体が生成されていくのを感じ、ゆっくりとまだ汚れ切っていない世界に落ちるのを抵抗せずに彼は見ていた。
明らかに誰も存在していなかった筈の場所に唐突に現れた男にその世界の者達は警戒を見せ、攻撃を仕掛けたが悉く通用せずに消される。
やがて、その者達は諦めた様に、絶望した様に武器をその場に落とす。青ざめた顔のまま、その場にひれ伏して命乞いを始める。
[小文字][斜体]「お願いします、許してください。」「私にはまだ幼い子供が…」「あいつがやれと言ったのです。私は…」「いやあいつが勝手に…」「そんなつもりはなかったのです。」[/斜体][/小文字]
嘘と責任の押し付け合いに塗れたその言葉は塵屑同然に彼を不快にさせた。だが命乞いをする者達は気付かない。だってその者達は、
[明朝体]見ていない。[/明朝体]
自分の事ばかり考え、彼も、世界もその瞳には映っていない。映っているのは、自身と自身が今立っている為に必要な地だけ。未来も、その他も見てはいなかった。
彼は決して無慈悲な訳ではない。[明朝体]霊魂神[/明朝体]によって生み出された心というものを持っていて、欠けてはいない。ただ、彼は、そのまま返すだけなのだ。
目の前に立つ者が見ないのであればそれは決して見ない。ただ、それだけである。
気付けば海の様な碧の瞳にその者達は映っておらず、映っているのは虚空だけだった。
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「…ここまで失望したのは久しぶりだ。」
その言葉を放った瞬間、地面が無に帰す。その者達が必死に縋り付いていたものだけがぽっかりと消える。そして彼は静かに他に手を翳すと世界から、地という存在だけが消去される。そして真っ逆様に堕ちていくその者達すらも見ないまま、もう一度手を翳す。
その瞬間、起きたのは世界の再創造。
虚空から美しい土地が現れ、緑に溢れていく。空は先程よりもずっと澄み渡り、美しく創り直された世界を見て彼は満足する…と同時に強い失望は心に強く残ったようで、すこし不機嫌そうに元いた場所に戻って行った。
今度は体が光に包まれ、ふわりと煙のように消える。重力に逆らって…否、重力という存在を無視してその場所に戻っていく。やがて、強い光が差し、肉体という感覚が完全に消えた事で彼は帰ってきたと実感する。
帰ってきた彼の不機嫌そうな魂を見てか、[明朝体]霊魂神[/明朝体]が話しかけてくる。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈下界はそんなにも嫌なものでしたか?〉[/明朝体]
[明朝体][下線]創造神[/下線]
〈何が良いのか分かりかねる。〉[/明朝体]
[明朝体][下線]霊魂神[/下線]
〈そうですか。…創造神なら…ここですかね?〉[/明朝体]
[明朝体]霊魂神[/明朝体]がそう言った瞬間、一瞬にて創造神が下界への通路に落とされる。
[明朝体][下線]創造神[/下線]
〈…は?〉[/明朝体]
予想外の出来事に思わずそんな声を漏らした[明朝体]創造神[/明朝体]を見つめつつ、[明朝体]霊魂神[/明朝体]は告げる。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線]
〈気が合いそうな魂が居たもので。是非楽しんできてください。〉[/明朝体]
その言葉と共にまたもや肉体が生成されていくのを感じ、ゆっくりとまだ汚れ切っていない世界に落ちるのを抵抗せずに彼は見ていた。