閲覧前に必ずご確認ください

第1弾のキャラのほとんどは脱落します。
それぞれに見せ場は必ず作りますがほとんどが脱落します。(大事なので2回言いました)
それが嫌な人は参加しない方がいいと思います。

第2弾ではキャラは脱落しませんが、できる限り頑張りますが、登場頻度が第1弾より劣ります。ごめんなさい…

第3弾では100%脱落します。あと登場もあんまりしないです。活躍シーンだけは約束できます。

ー注意ー
・戦闘・死亡描写あり
・チートありの為無法地帯感がすごい

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【参加型】エンドロールは壮大に【学園】《参加受付中!》

#25

彼岸花は彼方に

夏休みも終盤に差し掛かってきた頃、お盆の時期がやってきていた。学園の規則としてお盆の時期は必ず学園に一度は行かなくてはならない。場所は学園の地下。普段は開かれていないが1階から2階に向かう階段のすぐそばに地下へ向かう階段がある。そこから静かに降って行く。露草色の瞳にパッと暖かい色の光が映る。そのままその方向へ向かえばそこには赤く咲き誇った彼岸花と夕焼け空があった。

[下線]三花月 玲[/下線]
(どういう原理でしょうか?いえ、実技授業の時の魔法陣もそうでしたしなんらかの魔法、と考えるのがいいですね。)「それにしても…綺麗ですね。」

[下線]朧崎 亜憐[/下線]
「そうだねぇ〜。」

ぽつりと呟いた彼女に後ろから同意の声が届く。

[下線]朧崎 亜憐[/下線]
「お前は誰かと一緒じゃないんだねぇ〜。」

[下線]三花月 玲[/下線]
「いえ、その内皆さんが来ると思いますよ。」

その言葉を機に暫く静寂が場を支配する。紺色の瞳はどこか懐かしげに、彼岸花を映していた。暫くして彼が口を開く。

[下線]朧崎 亜憐[/下線]
「…ここ、綺麗だろぉ〜。私がここに通ってた頃からずっと、そん時の先生の時代も、その前からず〜っとあるらしいよぉ〜。」

[下線]三花月 玲[/下線]
「…そうなんですね。…先生は学園で誰か、親しい人がいたんですか?」

[下線]朧崎 亜憐[/下線]
「そうだねぇ〜、私は戦闘一筋だから…後悔なんてないよ。まぁ、親しくなかった…といえば嘘になるんだろうねぇ〜。」

[下線]三花月 玲[/下線]
「…s」

彼女が言い始める前に白髪が背後ではわりと揺れる。

[下線]エル・ルーカス[/下線]
「お、綺麗だね。あと玲ちゃんは早いね。先生もこんにちは〜。」

[下線]朧崎 亜憐[/下線]
「はい、こんにちはぁ〜。てか先生お邪魔な感じぃ〜?」

[下線]海原 流夢[/下線]
「…まぁ別にいいんじゃねぇの?」

[下線]再咲 ルル[/下線]
「別にいいと思います。」

[下線]朧崎 亜憐[/下線]
「優しいねぇ〜。」

[下線]井内 ミカ[/下線]
「自慢の生徒達でーす。」

そんな話をしていると普段から無表情な桜色の髪の彼女が入ってくる。それと同時にピンク髪の彼女も入ってくる。

[下線]常世 烏ノ[/下線]
「お、君達既にいるなんて感心感心。」

[下線]蒼宮 奏真[/下線]
「いや誰目線やねん。担任ちゃうやろ。」

[下線]月無 舞夜[/下線]
「そうだそうだ〜。君は僕らの担任だからね〜。」

[下線]弧念 氷馬[/下線]
「…これ何人集まるんだ…?」

[下線]本条 りる[/下線]
「どうでしょうね?C組の方もそろそろ…」

A組のメンバーもピンク髪の彼女に続き集まり、その後すぐにC組のメンバーも集まる。

[下線]空乃 凛[/下線]
「やっほー!!遅れてごめんね!」

[下線]本条 りる[/下線]
「いえ、私達が早かっただけですのでお気になさらず。」

[下線]緒花 蝶[/下線]
「ここの彼岸花はとても綺麗ですね〜。」

[小文字][下線]シアン・ヘルツォーク[/下線]
「…ミカ…やっぱり…」[/小文字]

[下線]本条 りる[/下線]
「案外校長先生も来たりしそうですね。」

[下線]月無 舞夜[/下線]
「流石にそれはないんじゃな〜i」

彼がいい終わるより、薄水色の髪の彼女が桜色の髪の彼女に話しかけるより、桜色の髪の彼女が薄水色の髪の彼女に気付くより、前に、カラン、と音があたりに響き、その方向を向けば朱色の髪を持つ彼女がいた。

[下線]彼岸 檸檬[/下線]
「遅れてすまんな。貴様らも約束事を覚えていて立派だな。…どうせだし貴様らも一緒に正しい手順でやっていくが良い。」

そう言うと彼女はカラン、コロン、と音を鳴らしながら彼岸花の中にある石畳の道を進む。それに異様な空気を感じ取った先生も、生徒も静かに着いて行く。

赤い彼岸花が続く中、数分間歩き続け、目の前にポツリと、まるで神が色を垂らし忘れたかのように真っ白な台座があり、その上に一つの石碑があった。

彼女はそこへ向かい、先生方もそれに続く。

[小文字][下線]朧崎 亜憐[/下線]
「お前らも来たいならおいで。来て損はないから。」[/小文字]

最後尾を歩いていた彼が珍しく真剣な表情で、小声でそう告げる。それを聞き、生徒達も台座に登る。

台座は塵1つなく、とても綺麗で清潔にされていた。不気味なほどに美しく、夕陽を反射してキラキラと輝く半径50mほどの大きなそれは異質で、その真ん中にある石碑には大量の読めない文字が書かれていた。

先頭に立っていた彼女はいつの間にか現れていた副校長の言葉を聞き、静かに副校長が持っていた綺麗な雑巾で石碑を撫でた後、何かを呟く。

その瞬間、新たな文字…と言っても読めないが、それが石碑に新たに刻まれる。

そして次に白い菊を受け取り、それを置く。その後、石碑の前部分の窪みに、菊とともに受け取っていた水を注ぐ。

そして最後に線香に火をつけ、火を消す。

あたりに上品で落ち着いた匂いがふわりと漂う。

その瞬間、先程まで吹いていた風がぴたりと止まり、辺りが完全なる静寂に包まれ、それを感じた先頭にいた彼女は一歩下がり、手を合わせる。それをみて他の先生も手を合わせ、生徒達も手を合わせる。

静寂の中、彼等、彼女等は手を合わせ続けた。

[水平線]

閉じた視界の奥、もう居ないはずの彼女が、視界にいた。ウルフカットで、インナーカラーが暗めの青。猫耳にはいくつもピアスが開けられていて、もう開くはずのない、その瞳ははっきりと開かれ、そこには鮮明な赤と青があった。

赤と青が紫色の瞳とかちあい、水色と紫のポニーテールの少女がどこか寂しげな顔でそこに映った。

[下線]降雪 禍音[/下線]
「…おまえ、酷い顔してるな。」

少し笑うように、普通に話しかけてきた彼女に、

私は、

なんと返せばいいか分からなかった。

何度も、なんども、

勉強を続けさせられたのに、

肝心な事は、

分からなかった。

[下線]降雪 禍音[/下線]
「答えなくていい…ただ、聞いて欲しくて…。」

そう言う彼女の頬は少し赤く染まっていて、嬉しげなのに、その奥には悲しさがあった。

[下線]降雪 禍音[/下線]
「生き残れる可能性は高くないし、片方が生き残るには片方が死なないといけない。…いつか、こうなる事は分かってたよ。でもさ、やっぱちょっと悔しいや。まだ、おまえと馬鹿みたいな話をしていたかった。けどもう…、、、。」

話す彼女に対して何も言えず、何も答えられなかった。それでも彼女は話を続けた。

[下線]降雪 禍音[/下線]
「好き…おまえの事、おれは好き。応援してるよ。だからさ…もう、振り返らないで。おまえの過去も、知らないし分かんない。でも、おまえが生きているのは今で、昔じゃない。だから…前だけを見て進み続けろ。それがおれからおまえへかける最期の言葉。…もう、時間みたいだよ…、、もっと言いたい事あったんだけど…じゃあ、ね。」

そう言いながら彼女は透き通って消えて行く。紫の瞳は少し見開き、必死に口を開く。

[下線]空乃 凛[/下線]
「____…!_________!!!」

その言葉が彼女に届いたかは分からない。ただ、視界は再び黒に染められた。

[水平線]

目の前にいたのは黒い短い髪で右目を隠し、ひまわりの様な綺麗な黄色の瞳の、何度もぶつかり、最期に自分を救った正義感の強い人。その瞳には灰色の髪に金色の瞳を持つ彼女が映っていた。

[下線]再咲 ルル[/下線]
「…ずるいですね。ずるい。一方的に救って…私は九十九さんに何もできなかった。」

そう言った彼女に、彼女はこう返す。

[下線]九十九 零[/下線]
「…そうですね…。ずるいかも知れません。でも、それが私の望んだ結果なんです。私を倒したんです。あなたはあなたの正義を信じ、最期まで自分の道を生きなければ許しませんよ。」

[下線]再咲 ルル[/下線]
「分かってますよ。ちゃんと自分で生き、次はあんな事…起こらないようにしますから。」

[下線]九十九 零[/下線]
「それはよかったです。最期に…私からあなたへのプレゼントです。受け取って、くださいね。」

それだけ言えば彼女はふわりと消える。黒に染まる中、赤と白と黒が、炎と光と闇が視界で交わり、ふわりと金に落ちた。

[水平線]

灰色髪で黒の瞳の彼が、もう居ないはずの、彼が目の前に立ち、その真っ暗な瞳が金髪で暗い青の瞳を持つ彼を映していた。映った姿は普段の姿とは程遠く、それでも尚、彼のプライドが許さなかったのか、寂しさを感じさせない様な姿だった。

それでも、黒の瞳はそんな彼のプライドも分かっているかの様に、どこまでも優しげに彼を見つめていた。

2人の間に会話はなかった。会話をしてしまえば、きっと、また殴りたくなる。会話をしてしまえばきっと、また戻りたくなる。互いに互いの覚悟を邪魔しない為に、彼等は話さず、ただ、目を合わせ続けた。それでもたった、一言、ふわりと消える間際に彼はこう呟いた。

[下線]成夜 霧真[/下線]
「…____。」

それに対して、彼は

[下線]海原 流夢[/下線]
「…___。」

消えそうな、そんな声でそう呟いた。ふっと彼が笑った様な気がして、もう一度彼の姿を探すも彼はおらず、そこには黒だけが残っていた。

作者メッセージ

夏休み編作ったのがこれをやりたかったからなんですよね…。せっかく名前が彼岸学園なので追加で設定はやしてしまった…まぁいいか。

※前回の最後あたりの文を少しだけ増やしましたが物語に支障はないので見なくても大丈夫です。

最近間に合って無さすぎる…本当に申し訳ないです…

次回から2学期ですね〜。第2弾の方はここが2学期がメイン活動で、3学期からは回想メインになっちゃうかな…って感じですね。第3弾もやろうかな?(ボソッ

てか25枠て…大型参加になってきてて草生える。タイトル部分改名しようかな〜(しないけど)

祝:閲覧数700回越え!!!
すぅ〜…え、早くね…えぐ…!ありがとうございます!!!これからもよろしくお願いします!

2026/01/04 20:10

空音 零
ID:≫ 9ixiBSBZrTprs
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