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キャラクターがサラッと脱落していきます。
キャラクターに居なくなって欲しくない…!って人は見ない方がいいと思います。
そんなこんなで仲を深めた2人は来た道を戻って会社へと向かう。空は青く澄み渡り、雲が優雅に泳ぐ。そんな日常の中、2人は会社へと戻るのだった。
その建物の前、綺麗なピンク髪の彼女はその前に立ち、スマホの連絡アプリで送られてきていた地図を確認したあと、もう一度前を向き直す。
風がふわりとピンクの髪を揺らすのを朧げで見ているようで何も見ていない瞳で見つめたあと、足を動かし始めた。
[水平線]
会社で見覚えのない、まだ中学生くらい…まだ小学生だと言われても違和感を覚えない幼い少女がいた。明らかにアンマッチだった。それは、何かあったと考えるのが自然であり、丁度帰ってきた黒髪の彼は思わず声をかける。
來夢「ねぇ、そこの子、ここは会社だけどどうしたのかな?」
その問いかけに対して、彼女は暫く空を見つめ、黙った後に、漸く彼に向き直り、朧げなピンクの瞳で見つめて答える。
??「兄がいるんです。兄に、ここに忘れ物を届けにきてほしい、と。」
來夢(…ピンク髪の人なんていたか?広い会社だし部署が違う可能性も否定はできない…けど、ピンク髪は流石に目立つし、パーティとかで気付きそうだけどな。それに、様子も少し変…じゃないか?)
その考えを読んでから読まずしてかは分からないが、彼女は続けて言葉を放つ。
??「この髪は染めたものです。兄曰く、エントランスで受け取るのではなく、直接渡してほしい重要な書類だと言われました。」
彼女の手には確かに仕事用と思わしき書類が握られている。エントランスの人に渡さない理由も分かった。
だが、それなら今から場所に向かわないといけないはずだ。しかし、彼女の動く事がない。それを見て彼は一つの可能性に思い至る。
來夢「…もしかして、その部署への行き方が分からない…とか?」
??「…はい。分かりません。」
來夢(…意外と子供らしいところがあるじゃないか。)「じゃあ、場所を教えてもらえるかな?」
それを聞かれた彼女は困ったように首を傾ける。それは対応に困る宣言だった。彼は頭を抱えそうにつつ、なら、と名前を問う。
??「蒼薙 桃華(そうなぎ ももか)です。」
來夢(ん?蒼薙ってどこかで…)
その言葉を聞いて、少しの間彼は記憶を探り、見つけた瞬間目を見開いて驚いたように声を出す。
來夢「…は?え、え?玲衣の妹???」
桃華「はい。知り合いですか?」
來夢「あ〜うん、ちょっと…だけど。まぁ、それはともかくなら情報システム部だね。ちょっと待ってて。」
そう告げると彼はエントランスの人と会話を交わした後、彼女の元に直ぐに戻って来て、正面にあるエレベーターを指差しながら告げる。
來夢「正面エレベーターから25階に上がればあるらしい。良ければそこまで送ろうか?」
そう問うと彼女は首を振り、真っ直ぐと前を向いて歩き始める。それを見て彼は心配そうに見る。
來夢(…あ〜、まぁエントランスには伝えておいたから、情報システム部にも伝えられてるはずだし、大人びてるから大丈夫だとは思うが…所々抜けてるし、身長も平均より低いからな…。まぁ信じるしかないか。)
そこまで考えたところで時計を見れば、針は既にお昼時間の終了を、指しており、彼は大きな焦りを覚える。
彼女の事はまだ気になったが、仕事をしない方が問題だと冷静に判断を下し、彼は走っていくのだった。
[水平線]
仕事のキーボードを叩く音と、仕事の会話だけが聞こえてくるオフィスで、彼もまた淡々とパソコンと睨み合いっこしていた。
そんな静寂を突き破るが如く、悲鳴がその場に響く。何があったのかと、そちらに目を向ければ、大きな窓から見える綺麗な青空の中、下へと向かうピンクの髪がちらりと見えた気がした。
その建物の前、綺麗なピンク髪の彼女はその前に立ち、スマホの連絡アプリで送られてきていた地図を確認したあと、もう一度前を向き直す。
風がふわりとピンクの髪を揺らすのを朧げで見ているようで何も見ていない瞳で見つめたあと、足を動かし始めた。
[水平線]
会社で見覚えのない、まだ中学生くらい…まだ小学生だと言われても違和感を覚えない幼い少女がいた。明らかにアンマッチだった。それは、何かあったと考えるのが自然であり、丁度帰ってきた黒髪の彼は思わず声をかける。
來夢「ねぇ、そこの子、ここは会社だけどどうしたのかな?」
その問いかけに対して、彼女は暫く空を見つめ、黙った後に、漸く彼に向き直り、朧げなピンクの瞳で見つめて答える。
??「兄がいるんです。兄に、ここに忘れ物を届けにきてほしい、と。」
來夢(…ピンク髪の人なんていたか?広い会社だし部署が違う可能性も否定はできない…けど、ピンク髪は流石に目立つし、パーティとかで気付きそうだけどな。それに、様子も少し変…じゃないか?)
その考えを読んでから読まずしてかは分からないが、彼女は続けて言葉を放つ。
??「この髪は染めたものです。兄曰く、エントランスで受け取るのではなく、直接渡してほしい重要な書類だと言われました。」
彼女の手には確かに仕事用と思わしき書類が握られている。エントランスの人に渡さない理由も分かった。
だが、それなら今から場所に向かわないといけないはずだ。しかし、彼女の動く事がない。それを見て彼は一つの可能性に思い至る。
來夢「…もしかして、その部署への行き方が分からない…とか?」
??「…はい。分かりません。」
來夢(…意外と子供らしいところがあるじゃないか。)「じゃあ、場所を教えてもらえるかな?」
それを聞かれた彼女は困ったように首を傾ける。それは対応に困る宣言だった。彼は頭を抱えそうにつつ、なら、と名前を問う。
??「蒼薙 桃華(そうなぎ ももか)です。」
來夢(ん?蒼薙ってどこかで…)
その言葉を聞いて、少しの間彼は記憶を探り、見つけた瞬間目を見開いて驚いたように声を出す。
來夢「…は?え、え?玲衣の妹???」
桃華「はい。知り合いですか?」
來夢「あ〜うん、ちょっと…だけど。まぁ、それはともかくなら情報システム部だね。ちょっと待ってて。」
そう告げると彼はエントランスの人と会話を交わした後、彼女の元に直ぐに戻って来て、正面にあるエレベーターを指差しながら告げる。
來夢「正面エレベーターから25階に上がればあるらしい。良ければそこまで送ろうか?」
そう問うと彼女は首を振り、真っ直ぐと前を向いて歩き始める。それを見て彼は心配そうに見る。
來夢(…あ〜、まぁエントランスには伝えておいたから、情報システム部にも伝えられてるはずだし、大人びてるから大丈夫だとは思うが…所々抜けてるし、身長も平均より低いからな…。まぁ信じるしかないか。)
そこまで考えたところで時計を見れば、針は既にお昼時間の終了を、指しており、彼は大きな焦りを覚える。
彼女の事はまだ気になったが、仕事をしない方が問題だと冷静に判断を下し、彼は走っていくのだった。
[水平線]
仕事のキーボードを叩く音と、仕事の会話だけが聞こえてくるオフィスで、彼もまた淡々とパソコンと睨み合いっこしていた。
そんな静寂を突き破るが如く、悲鳴がその場に響く。何があったのかと、そちらに目を向ければ、大きな窓から見える綺麗な青空の中、下へと向かうピンクの髪がちらりと見えた気がした。
- 1.キャラ紹介・プロローグ
- 2.第壱ノ事件ー1話“社内パーティと平穏”
- 3.第壱ノ事件ー2話“消灯と紅のパーティ”
- 4.第壱ノ事件ー3話“自己紹介と疑い”
- 5.第壱ノ事件ー4話“捜査と嘘吐き”
- 6.第壱ノ事件ー5話“推理と警戒”
- 7.第壱ノ事件ー6話“確信と味方”
- 8.第壱ノ事件ー7話“布石と終結へ”
- 9.犯人は嘲笑う
- 10.第弍ノ事件ー1話“路地と突発的行動”
- 11.第弍ノ事件ー2話“擦り合わせと証拠隠滅”
- 12.第弍ノ事件ー3話“地図と推測”
- 13.第弍ノ事件ー4話“影と静寂”
- 14.第弍ノ事件ー5話“切り捨てと新たなる影”
- 15.第参ノ事件ー1話“日常と気まずさ”
- 16.第参ノ事件ー2話“雑談と料理”
- 17.第参ノ事件ー3話“少女と出会い”
- 18.第参ノ事件ー4話“飛び降りと他人”