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ー注意ー
実在する宗教とは一切関係ありません。
戦闘・死亡描写を含みます。
ハッシュタグが増えていく可能性大です。
カフェの外が見える窓付近の席に座ると碧の瞳はのんびりと外を見つめる。時間は昼を過ぎ、仕事の合間にご飯を食べに出ていた者も会社へと戻ったのか、静かな世界へと早変わりしていた。
暫く2人は言葉を交わさずに、コーヒーを片手に黙って互いを見ていたが、やがて静寂に耐えかねたのか、翠色の瞳の彼の方から話し始める。
[下線]?? ??[/下線]
「えっと、僕は[漢字]翠絵[/漢字][ふりがな]すいかい[/ふりがな] [漢字]創梨[/漢字][ふりがな]つくり[/ふりがな]です。[小文字]えっと…その…[/小文字]あ、貴方のお名前をお聞きしても?」
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「創梨か、良い名前だ。私は創z…」
[明朝体]創造神[/明朝体]が言い終わる前にぴたりと時が止まり、脳内に見知った声…自身をここへ送り出して来た者の声が響いた。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈人の世では人の姿をとっているんですし、人の名を告げるようにしましょうね。〉[/明朝体]
[明朝体][下線]創造神[/下線][/明朝体]
「はぁ?己…!勝手な真似を…!」
怒りを宿した声でそう呟くが、脳内に語りかけた側は反省する様子もなく、話を続けようとする。それに怒りを募らせようとした瞬間、そこまで聞き馴染みのない声が脳内で響く。
[明朝体][下線]規則神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈人の世を混乱させない為だ。我も賛成しよう。〉[/明朝体]
その声の主は比較的後に生まれた為、仕事をまだ終えておらず、それ故にあまり聞き馴染みのない声。だが、そのしっかりとした声からため息を吐きつつ、言葉を返す。
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「はぁ…[明朝体]規則神[/明朝体]が言うなら仕方がない…」
[明朝体][下線]霊魂神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈少しひどくありませんか?私も言ってる内容は同じなのですが?〉[/明朝体]
そう少し不服そうに告げる声があったが、実際はそこまで気にしてなどいない、そう知っていたからこそ、スルーする彼に仕方なさそうに告げる。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線]
〈まぁいいでしょう。では時を戻しますから上手くやってくださいね。〉[/明朝体]
そんな声が響いた後、音が途切れると同時に再び木々が風で揺れ始めた。それを横目に彼は名乗り直す。
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「[漢字]創[/漢字][ふりがな]そう[/ふりがな]…[漢字]神架[/漢字][ふりがな]じんか[/ふりがな] [漢字]創[/漢字][ふりがな]そう[/ふりがな]だ。」
その言葉を聞いて嬉しそうに彼は笑うと、彼に言葉を投げかける。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「貴方も創るの創が名前に入っているんですね!なんというか…嬉しいです。あ、私は画家をしているんです。最近はデジタルも少しやってみましたけど、やっぱり私はアナログ派ですね。世界各地を巡ってアイデアを得て描くんです。あ…私の話ばかりですね。ごめんなさい。」
そう申し訳なさげに告げる彼を軽く見て、コーヒーを一口飲んだ後、暫くの間の後に、碧の瞳を再び彼に戻して告げる。
[下線]神架 創[/下線]
「…お前の話には興味がある。もっと詳しく話して構わない。」
その言葉に人が少なくなって来ていたからか、軽く2人の会話を聞いていた店員は少し引いた表情で彼を見つめたが、言われた側は嬉しそうに微笑んだ後、話の続きをし始める。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「えっと、最近描いた絵はこれで…」
そう言いながら持っていた大きめの鞄から1つの絵を取り出す。そこには幻想的とでも言うべきか、ただ広い花畑が広がり、朝日が美しく差し込む世界に透き通る様な紫の翅の蝶が舞っていた。生きているという言葉が似合う絵。
今にも動き出しそうなそれを指差しながら、彼はここはどうだとか、あそこはどうだとか様々な説明を入れ始める。それを碧の瞳は静かに聞いていたが、途中で彼の話を遮って告げる。
[下線]神架 創[/下線]
「空っぽだな。」
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「…え?」
翠色の瞳を見開き、困惑した様に、予想外の言葉だと言わんばかりに彼は強い動揺を見せる。それを見て、言葉を重ねる。
[下線]神架 創[/下線]
「そう言われて怒らないところからもう空っぽだ。お前が本当に感情を持って描いているなら怒る。お前のその反応が証明だ。」
淡々と告げる。それはただひたすらに正しい台詞で、何も言い返せはしなかった。
[下線]神架 創[/下線]
「感情なき人の絵に価値はない。不特定で不完璧だからこそ絵は輝く。完璧で完成された絵など、誰にでも書ける。お前は何を思って絵を描く?」
そこにあったのは人への興味であると同時に創造を騙る人の絵に対する怒りだった。それに何も答えられなければそれで終わる…彼が終わらせる。空気は冷えきり、静寂が戻ろうとした際に口を開く。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「絵に残したい。…綺麗な朝日も花畑も、蝶も全部全部、絵に残したいんです…!」
[下線]神架 創[/下線]
「ならそうであれ。模倣した絵もまた良い。だが、そう願うならばそれを乗せろ。生半可な思いで絵を描くな。」
そろそろ…と言わんばかりに去ろうとする彼の手を翠色の瞳の彼は掴み、焦った様に声をかける。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「あの…見てくれませんか?私が…良い絵を描けるように…。」
そのはっきりと意思のこもった言葉に呆れた様な、だが、安心した様な表情で笑うと足を止めて、振り返って答える。その碧の瞳は陽光を受けてきらりと輝いて見えた。
[下線]神架 創[/下線]
「仕方ない、人の絵が、創造たり得るまで見てやる。」
その言葉は一種の契約となった。その日から、2人の変わった生活が始まったのである。
暫く2人は言葉を交わさずに、コーヒーを片手に黙って互いを見ていたが、やがて静寂に耐えかねたのか、翠色の瞳の彼の方から話し始める。
[下線]?? ??[/下線]
「えっと、僕は[漢字]翠絵[/漢字][ふりがな]すいかい[/ふりがな] [漢字]創梨[/漢字][ふりがな]つくり[/ふりがな]です。[小文字]えっと…その…[/小文字]あ、貴方のお名前をお聞きしても?」
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「創梨か、良い名前だ。私は創z…」
[明朝体]創造神[/明朝体]が言い終わる前にぴたりと時が止まり、脳内に見知った声…自身をここへ送り出して来た者の声が響いた。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈人の世では人の姿をとっているんですし、人の名を告げるようにしましょうね。〉[/明朝体]
[明朝体][下線]創造神[/下線][/明朝体]
「はぁ?己…!勝手な真似を…!」
怒りを宿した声でそう呟くが、脳内に語りかけた側は反省する様子もなく、話を続けようとする。それに怒りを募らせようとした瞬間、そこまで聞き馴染みのない声が脳内で響く。
[明朝体][下線]規則神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈人の世を混乱させない為だ。我も賛成しよう。〉[/明朝体]
その声の主は比較的後に生まれた為、仕事をまだ終えておらず、それ故にあまり聞き馴染みのない声。だが、そのしっかりとした声からため息を吐きつつ、言葉を返す。
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「はぁ…[明朝体]規則神[/明朝体]が言うなら仕方がない…」
[明朝体][下線]霊魂神[/下線][/明朝体]
[明朝体]〈少しひどくありませんか?私も言ってる内容は同じなのですが?〉[/明朝体]
そう少し不服そうに告げる声があったが、実際はそこまで気にしてなどいない、そう知っていたからこそ、スルーする彼に仕方なさそうに告げる。
[明朝体][下線]霊魂神[/下線]
〈まぁいいでしょう。では時を戻しますから上手くやってくださいね。〉[/明朝体]
そんな声が響いた後、音が途切れると同時に再び木々が風で揺れ始めた。それを横目に彼は名乗り直す。
[下線][明朝体]創造神[/明朝体][/下線]
「[漢字]創[/漢字][ふりがな]そう[/ふりがな]…[漢字]神架[/漢字][ふりがな]じんか[/ふりがな] [漢字]創[/漢字][ふりがな]そう[/ふりがな]だ。」
その言葉を聞いて嬉しそうに彼は笑うと、彼に言葉を投げかける。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「貴方も創るの創が名前に入っているんですね!なんというか…嬉しいです。あ、私は画家をしているんです。最近はデジタルも少しやってみましたけど、やっぱり私はアナログ派ですね。世界各地を巡ってアイデアを得て描くんです。あ…私の話ばかりですね。ごめんなさい。」
そう申し訳なさげに告げる彼を軽く見て、コーヒーを一口飲んだ後、暫くの間の後に、碧の瞳を再び彼に戻して告げる。
[下線]神架 創[/下線]
「…お前の話には興味がある。もっと詳しく話して構わない。」
その言葉に人が少なくなって来ていたからか、軽く2人の会話を聞いていた店員は少し引いた表情で彼を見つめたが、言われた側は嬉しそうに微笑んだ後、話の続きをし始める。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「えっと、最近描いた絵はこれで…」
そう言いながら持っていた大きめの鞄から1つの絵を取り出す。そこには幻想的とでも言うべきか、ただ広い花畑が広がり、朝日が美しく差し込む世界に透き通る様な紫の翅の蝶が舞っていた。生きているという言葉が似合う絵。
今にも動き出しそうなそれを指差しながら、彼はここはどうだとか、あそこはどうだとか様々な説明を入れ始める。それを碧の瞳は静かに聞いていたが、途中で彼の話を遮って告げる。
[下線]神架 創[/下線]
「空っぽだな。」
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「…え?」
翠色の瞳を見開き、困惑した様に、予想外の言葉だと言わんばかりに彼は強い動揺を見せる。それを見て、言葉を重ねる。
[下線]神架 創[/下線]
「そう言われて怒らないところからもう空っぽだ。お前が本当に感情を持って描いているなら怒る。お前のその反応が証明だ。」
淡々と告げる。それはただひたすらに正しい台詞で、何も言い返せはしなかった。
[下線]神架 創[/下線]
「感情なき人の絵に価値はない。不特定で不完璧だからこそ絵は輝く。完璧で完成された絵など、誰にでも書ける。お前は何を思って絵を描く?」
そこにあったのは人への興味であると同時に創造を騙る人の絵に対する怒りだった。それに何も答えられなければそれで終わる…彼が終わらせる。空気は冷えきり、静寂が戻ろうとした際に口を開く。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「絵に残したい。…綺麗な朝日も花畑も、蝶も全部全部、絵に残したいんです…!」
[下線]神架 創[/下線]
「ならそうであれ。模倣した絵もまた良い。だが、そう願うならばそれを乗せろ。生半可な思いで絵を描くな。」
そろそろ…と言わんばかりに去ろうとする彼の手を翠色の瞳の彼は掴み、焦った様に声をかける。
[下線]翠絵 創梨[/下線]
「あの…見てくれませんか?私が…良い絵を描けるように…。」
そのはっきりと意思のこもった言葉に呆れた様な、だが、安心した様な表情で笑うと足を止めて、振り返って答える。その碧の瞳は陽光を受けてきらりと輝いて見えた。
[下線]神架 創[/下線]
「仕方ない、人の絵が、創造たり得るまで見てやる。」
その言葉は一種の契約となった。その日から、2人の変わった生活が始まったのである。