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キャラクターがサラッと脱落していきます。
キャラクターに居なくなって欲しくない…!って人は見ない方がいいと思います。

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雪と微睡む

#13

第弍ノ事件ー4話“影と静寂”

裏路地。人気のない場所に彼は静かに立っていた。風1つ吹かず、何にも邪魔される事はない。コツ、コツと、歩く音だけがその場に響いていた。

そして、表の光が届かなくなったのを確認すると、彼は目の前に黒いパーカーや手袋等、全てを置く。そして、次の瞬間、マッチに火をつけ、それらに投げ付けた。

監視カメラが設置されていないその場所に、火が広がっていく。それを見届けると彼はその場所を去って行った。その裏路地にある人影にも、自然でない不自然な反射を見せた彼に届いていた光にも気付かないで。

[水平線]

彼が去った後、その瞳は静かに火に向けられていた。近場の公園についていた手洗い場でバケツに貯めた水をバシャリとかける。まだ広がりきっていなかった火は案外直ぐに消えた。

??(必要なものは回収した。余計な事はもうない。さて、戻るとしようか。)

そして、残っていた者も、人が来る前に素早くその場を去っていくのであった。

[水平線]

白髪に赤い瞳を持つ彼は静かに街中を見つめていた。活気のあった町が今では多くはない人が緊張を抱きながら住まう町に早変わりしていた。

玲衣「さて、[漢字]彼[/漢字][ふりがな]主人公もどき[/ふりがな]はどこまで辿り着けるかな?このままじゃ踊らされるだけだよ?」

そんな呟きを漏らした後、空を見上げて楽しげに笑う。裏路地。誰1人としていない場所。

玲衣(手分けするのも、情報をすり合わせるのも、自然で最適な手段。だからこそ、疑いにくい。利用されただなんて気付かない。)「さて、この件は多分もうすぐクライマックスだし…少しは面白い事が起きるかな?」

影は嗤う。誰にも気付かれないで。静寂に響き渡る楽しげな音はどこまでも狂って聞こえる。その音はあくまでも表に届かせはしない。光が必死に照らそうと動くのを嘲笑う様にみているだけなのだから。

高いビルとビルの間。暗闇に浮かぶ赤。美しく燃える様なその色はどこまでも壊れていた。警戒と緊張、そして恐怖を抱く一般人にも、安定した行動をとる警察にも、それが見える事はないのだから。

足音が響く。早く次の場所に行かなくては光に疑われかねない。光にできる限り違和感を抱かせない為にも、彼は走り始める。次の目的地へと。

玲衣「灯台下暗しとはよく言ったものだよね。頭はいいけど馬鹿って彼の為にある言葉なんじゃないかな?」

そんな呟きすらも、闇に溶けていった。

[水平線]

黒髪の彼は街を走り回っていた。候補として上がった場所の半分…自分のノルマ分を全て回り終え、余分な場所も回っていた。

來夢(面白い物が見たいな。)

そんな考えを抱きながら回り続け、そして白髪の彼とある裏路地で合流する。

彼は声をかけ、もう一方の彼は静かに、バレない様に笑うのだった。

作者メッセージ

見てくださりありがとうございます!

2026/05/17 12:20

空音 零
ID:≫ 9ixiBSBZrTprs
コメント

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PG-12謎解き殺人事件感動死亡描写有り

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