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BL注意です
だてなべ地雷は🔙
それからというもの 、 涼太は 定期的に 家に来た 。
それは 、 決まって 23時半は すぎなかった 。
23時半を すぎたら 、 あいつはこないんだ 。
涼太「 こんばんは 、 入るね 」
「 一応許可を取れよ 、 」
涼太「 翔太なら 許してくれると思って 」
そうにっこりと 当たり前のように告げる 涼太 。
それが 当たってることも むかつく 。
涼太は 、 窓から外を見始めた 。
今日も雨が降っている 。
この家には 、 ぽつぽつと雨が降る音しか 聞こえない 。
俺は 、 涼太の 相変わらず綺麗な後ろ姿と 、 窓を見つめていた 。
すると 、 ガラスの上で 、 微笑んでいる涼太と 、 目が合った気がした 。
「 … なんか飲む? 」
涼太は 振り向いて 、 悩む表情を見せた 。
そんな表情も 憎たらしいほど 完璧で 、 悔しい 。
涼太「 んー 、 飲もうかな 」
俺の 、 今の うるさく脈打つ心臓の音と 、 気を抜けば真っ赤になってしまいそうな 顔 を 隠せるもの … 。
「 … お酒でも 飲んじゃうか! 」
涼太「 … 久しぶりじゃない? 2人で飲むの 」
「 だな 、 じゃあ 準備してくるから 」
涼太「 俺やろうか? 」
「 お客さんだし 、 座ってろ 、 場所もわかんねぇだろ 」
涼太「 ふふ 、 それもそうか 」
準備しながら 、 先に一口飲んだ 。
平常心じゃいられない 。
飲む前から 、 体が熱かった 。
幼なじみだから 、 そういう予感は 当たる 。
涼太「 あ 、 ねぇ翔太 」
涼太「 勝手に先飲まないでよー 、 失礼 」
「 あ 、 飲みたくてつい 笑 」
涼太「 … 」
涼太が 、 いきなり俺のコップを 手に取り 、 ぐいっとコップをあおった 。
首ががらあきになり 、 涼太のお酒を飲むのに合わせて 喉仏や喉 、 顎が 上下する 。
その綺麗な動きに 、 俺は 見惚れた 。
涼太「 ご馳走様 、 俺もういくね 」
「 え 、 」
なんで?
聞きたかったけど 、 俺は聞けなかった 。
涼太「 じゃあ 」
「 … 雨って止んだの? 」
涼太「 え? あぁ … 」
涼太「 どうかな 」
涼太「 雨はいつも降ってないかもしれないし 、 降ってるかもしれないよ 」
涼太「 ふふ 、 じゃあね 」
なんなんだ 、 あいつ 。
「 あーっ 、 むかつくむかつく!! 」
「 幼なじみなのに 、 あいつのこと なんもわかんねぇ 、 」
あいつのことを悩みながら 、 ベッドに潜った 。
時刻は 、 23時59分 。