文字サイズ変更

リヴァース〜裏世界での高校生バトルロワイヤル〜

#8

6.

「え……?」

 僕は、何も聞こえなくなったスピーカーを見つめて呆けた声を出した。

「4人しか入れないのに6人って……。趣味悪いな」

 朔夜がボソリと言う。

「…じゃあ俺らはこれから6人の中から4人を決めるよ。いい?」

 氷翠の言葉にみんながうなずく。
 塔に入ることができるのは、
・僕(瑞紀)
・雪希
・氷翠
・葵
・朔夜
・颯
 の6人。

「じゃあ、誰が塔に入るか……どうする?」
 氷翠が真剣な顔で言う。

「能力で決めるっていうのも……」
 颯が考え込むように腕を組む。

「でも、私が行くと、みんなを守れるかどうか……」
 雪希は髪を弄りながら、小さく呟く。迷いが顔に出ている。

「具現化は便利だけど、使い方次第で危険もある」
 朔夜は自信満々に見えて、少し眉をひそめた。

「うーん……誰が行っても大丈夫って感じにはならないかな」
 葵は少し困ったように肩をすくめる。

 しばらく沈黙が続く。6人それぞれ、迷いと不安が交錯していた。

「……よし、じゃんけんで決めよう」
 氷翠が急に提案する。

「え、じゃんけん?」
 颯は目を丸くする。

「うん。話し合いで決められなかったし、運で決めるのも悪くない」
 雪希は少し照れながらも頷く。

 こうして、話し合いでの葛藤を経たあと、じゃんけんで塔に入る4人を決めることになった。

「じゃあ行くよー。6人一緒にせーのっ。
 さーいしょーはグー。じゃーんけーんポン!」
 葵の掛け声でみんなが手を出す。

 僕と颯がグー。
 氷翠がパー。
 雪希と颯と葵がチョキ。

「あーいこーで、しょっ!」

 今度は半分に割れた。
 僕と雪希と葵がチョキ、氷翠と朔夜、颯がパー。

「じゃあ勝った俺らは行くとして、あと1人は……」
「さーいしょーはグー、じゃーんけーんポン!」
 氷翠の声を遮って葵が掛け声をかける。

「あ、若月先輩の一人勝ち……」
 夕実が呆然と呟く。

 こうして、塔に入る4人が決まった。

作者メッセージ

短めっ⭐︎
……いや、⭐︎じゃなくて。
ごめんなさい、短くて

2026/01/14 15:44

雨坂結侑
ID:≫ 0pdtWgWyzpc/U
コメント

この小説につけられたタグ

バトルロワイヤル雨坂結侑

通報フォーム

お名前
(任意)
Mailアドレス
(任意)

※入力した場合は確認メールが自動返信されます
違反の種類 ※必須 ※ご自分の小説の削除依頼はできません。
違反内容、削除を依頼したい理由など※必須

盗作されたと思われる作品のタイトル

どういった部分が元作品と類似しているかを具体的に記入して下さい。

※できるだけ具体的に記入してください。

《記入例》
・3ページ目の『~~』という箇所に、禁止されているグロ描写が含まれていました
・「〇〇」という作品の盗作と思われます。登場人物の名前を変えているだけで●●というストーリーや××という設定が同じ
…等

備考欄
※伝言などありましたらこちらへ記入
メールフォーム規約」に同意して送信しますか?※必須
タイトル
URL

この小説の著作権は雨坂結侑さんに帰属します

TOP