唐突になったチャイムの後、校内放送が流れてきた。
「——えー、皆さま。これよりご案内いたします。
この世界には、皆さまが暮らす表世界と、その鏡映しである裏世界が存在しております。
私たちはその裏世界を――【リヴァース】と呼んでおります。
さて、ここにお集まりいただいた21名の皆さまは、すべて現役の高校生。
同じ高校の仲間で三人一組のチームを組み、バトルロワイヤルを行っていただきます。
最後まで生き残ったチームには——望むものを、ひとつだけ差し上げましょう。
……なお、敗北した方々は、存在そのものが消滅いたします。
……それでは、皆様のご健闘をお祈りしております」
え、何?
「ねえ瑞紀! これスマホ圏外だよ⁉︎ 学校でそんなの……。あれ? スマホに変なアプリ入ってる?」
綾斗の言葉で、僕と雪希もスマホを見る。
「え……なにさこれ。[リヴァースラボ]?
……うわ、すご。なに? 私の情報いろいろ載ってる。あと、最後の欄なに? 【コトダマ】?」
僕も[リヴァースラボ]を開いてみる。
最初に『甘城瑞紀』と書かれたところをタップする。
[明朝体][中央寄せ] 甘城瑞紀
チームツバキ
2年A組 2番
身長173cm
能力【夢鏡】
念じればそれが反転する。水は炎に、攻撃は回復になる。[/中央寄せ][/明朝体]
え、こんな情報が他の人にも見えてるの?
試しに下の『櫻井綾斗』『佐伯雪希』も見てみる
[中央寄せ][明朝体]櫻井綾斗
チームツバキ
2年A組 14番
身長176cm
能力【風刃】
風の刃を操る。一度に三本まで制御できる。[/明朝体][/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]佐伯雪希
チームツバキ
2年B組 12番
身長162cm
能力【コトダマ】
話したことが現実になる。髪を結ぶのが条件[/明朝体][/中央寄せ]
「なにこれ……俺の顔写真も! いつ撮られたの⁉︎」
ふと僕は、雪希のプロフィールの下に[下線]連絡[/下線]と言うボタンがあるのに気づく。
「雪希。もしかしたら僕から連絡来るかも」
「え?」
僕は連絡ボタンを押す。
想像通り、プルルルル、と鳴り、電話が始まる。
「雪希、僕が音楽室出たら電話出て」
「えっ、うん!」
僕が音楽室をでると、軽い音がして、『瑞紀ー?』と聞こえた。
「聞こえる?」
『うん、聞こえる』
「やっぱ電話だったんだ。これなら他の人とも連絡取れるのかな……?」
「——えー、皆さま。これよりご案内いたします。
この世界には、皆さまが暮らす表世界と、その鏡映しである裏世界が存在しております。
私たちはその裏世界を――【リヴァース】と呼んでおります。
さて、ここにお集まりいただいた21名の皆さまは、すべて現役の高校生。
同じ高校の仲間で三人一組のチームを組み、バトルロワイヤルを行っていただきます。
最後まで生き残ったチームには——望むものを、ひとつだけ差し上げましょう。
……なお、敗北した方々は、存在そのものが消滅いたします。
……それでは、皆様のご健闘をお祈りしております」
え、何?
「ねえ瑞紀! これスマホ圏外だよ⁉︎ 学校でそんなの……。あれ? スマホに変なアプリ入ってる?」
綾斗の言葉で、僕と雪希もスマホを見る。
「え……なにさこれ。[リヴァースラボ]?
……うわ、すご。なに? 私の情報いろいろ載ってる。あと、最後の欄なに? 【コトダマ】?」
僕も[リヴァースラボ]を開いてみる。
最初に『甘城瑞紀』と書かれたところをタップする。
[明朝体][中央寄せ] 甘城瑞紀
チームツバキ
2年A組 2番
身長173cm
能力【夢鏡】
念じればそれが反転する。水は炎に、攻撃は回復になる。[/中央寄せ][/明朝体]
え、こんな情報が他の人にも見えてるの?
試しに下の『櫻井綾斗』『佐伯雪希』も見てみる
[中央寄せ][明朝体]櫻井綾斗
チームツバキ
2年A組 14番
身長176cm
能力【風刃】
風の刃を操る。一度に三本まで制御できる。[/明朝体][/中央寄せ]
[中央寄せ][明朝体]佐伯雪希
チームツバキ
2年B組 12番
身長162cm
能力【コトダマ】
話したことが現実になる。髪を結ぶのが条件[/明朝体][/中央寄せ]
「なにこれ……俺の顔写真も! いつ撮られたの⁉︎」
ふと僕は、雪希のプロフィールの下に[下線]連絡[/下線]と言うボタンがあるのに気づく。
「雪希。もしかしたら僕から連絡来るかも」
「え?」
僕は連絡ボタンを押す。
想像通り、プルルルル、と鳴り、電話が始まる。
「雪希、僕が音楽室出たら電話出て」
「えっ、うん!」
僕が音楽室をでると、軽い音がして、『瑞紀ー?』と聞こえた。
「聞こえる?」
『うん、聞こえる』
「やっぱ電話だったんだ。これなら他の人とも連絡取れるのかな……?」