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里山冒険 『霧に隠された沢の祠』

#2

参加型

〘里山の境目〙
里山の、
人が「自然だ」と思い込んでいる場所には、必ず境目がある。
舗装路が終わる場所。
田んぼが山に変わる場所。
携帯の電波が一本減る場所。

そして——
人が数を数え始める場所。

あの沢は、里山の“奥”じゃない。
里山の境目だ。

地元の人は言う。
「山に入ったんじゃない。
 山に呼ばれただけだ」と。

境目では、山はいつも試してくる。
道を覚えているか。
来た数を覚えているか。
それとも——
最初から数えない人間か。

だから祠がある。
閉じるためじゃない。
選ばせるために。

里山の、祠の前に立ったとき、
あなたはもう観ている側じゃない。

——ここから先は、参加者だ。

さて。
あなたは、どこから数える?
それとも、数えない?

2026/01/27 23:00

里山
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