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#2

『 'ヒト'は脆い 』

マネキンはただそこに置いてあった。
脆くて美しいマネキン。
マネキンが崩壊する頃には近くの誰かも崩壊する。

マネキンを見つけたのは20XX年3月13日。
不自然なほどに脆くて独りのマネキンに触れた財団職員が致死量の血液を出しながら倒れた。
収容を試みたが、ほんの少し触れるだけで最寄りの'ヒト'を崩壊させてしまう。
故に収容などできなかった。

代わりにその場にカメラを置いた。
マネキンに触れるなという警告が施された張り紙と共に。
が、私たちは気がついていなかった。
少しの風でも、少しの雨でも、そこには崩壊がある。
脆い、壊れかけのものは時間が経てば触れていなくても壊れる。
マネキンは財団が想像するより脆かった。何回'ヒト'を壊し、何回生まれ変わろうと脆かった。
もう何もできない。
遠く遠くへ離れることしかできない。
Dクラス職員を近くに置いておく案もあったが、Dクラス職員が全員崩壊すればもう終わりだ。

自壊するマネキンはどうすることもできない。
ただ運悪く最寄りに居る'ヒト'は、崩壊していく。
それだけだ。いつか人類は終わる。
___財団の、'ヒト'の明日などない。

2026/03/13 10:34

レミィ・アーシャ
ID:≫ 13U0WLjJcZw1g
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