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最恐の殺し屋と表情を失ったスコカス使い

#2

第2話 出た先の社会と残された希望

家を出たあとは街を探索した。
初めて見たその景色はとてもきれいで、少し立ちすくんでしまうくらいだった。
『これからどうしよう』
迷っても意味はないと言うが、ただただなにも考えずに突き進むのも良くない。
とりあえずバトルデビューでもしようかと考えていた矢先、俺は殺し屋に雇われた。
『お前、殺し屋をやってみないか』
最初、この人は何を言ってるか分からなかった。でも、その目を見れば分かった。こいつも俺と一緒で誰かに虐められていた人生だったんだ、と。
『やりますけど、基本的にどうすればいいんですか。』
気づいたら俺は了承していた。なぜか、やりたくなった。
『そうだな、まあ依頼が来たらそいつを殺ってくれ。』
『分かりました。』
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『あの、すみません。依頼してもいいですか。』
俺がアジトに来て2時間ほどすると依頼者が来た。
『いいですよ。どうしましたか。』
ボスは慣れた口調で話し始めた。
『いえ、実は―』
依頼者は学校で虐めにあったあと親に家を追い出されたらしい。
『俺と一緒だ。』
ポツリと呟いた。
その呟きがボスに届いているとは思わなかったが。
『なら、新人。お前が行け。』
『え、俺がですか。』
『あぁ。決行日は今日の晩だ。決してヘマはしないように。』
『はい。』
俺はその日、初めて任務に向かった。
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ここが殺り場か…
確かに周りに人気はなく、殺人してもバレなさそうだ。
『お前誰だ?』
後ろから急に話しかけられた。
よく見ると「殺してほしい」と言われた人だ。
『俺?俺は殺し屋だよ。』
『は!?』
そいつが動揺した隙に俺はさっと近づき左胸を突き刺した。
そしてさっと刃物を抜き、もう一箇所刺す。
トドメに腹を刺し任務完了。
『こいつはどうしようかな…』
とりあえずそこら辺に捨てておこう。
俺はさっとナイロン袋を取り出し、そいつの遺体を地中に埋めた。
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『帰りました。』
俺がアジトに戻ると全員目を見開きびっくりしていた。
俺が返り血を浴びていないことにびっくりしたらしい。
『あぁ、ちゃんと証拠ありますよ。』
濡れたナイフを見せると全員またびっくり。
『お前どうやって…?今まで新人で帰ってきたやつなんて誰もいなかったぞ…?』
そうなのか。誰も帰ってこないなんてそんなことあるんだな。
『そうですか。普通に刺しただけですよ。』
『これからもよろしくな、っと名前聞いてねぇな。』
『名前なんてないですよ。』
『じゃあ…レア。お前の目はきれいな赤色だからな。』
『はい。これからもよろしくお願いします。』
俺に残された道は殺し屋。
これが、たった一つの希望となった。

作者メッセージ

こんらえる!作者のつきらえです
今回ちょっとグロいですけど急展開ですね(?)
レアくんのこれからが楽しみだと思っていただけたら嬉しいです

2025/06/21 11:21

雨弐
ID:≫ 6yTgHEMno8sog
コメント

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