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この小説は作者の解釈で書いています
本家とは一切関係ありません
『リアルスター』
#1
兄ちゃん
「兄ちゃあああああああん!!!!!!」
ボクはいつものように靴下を片付けない兄ちゃんを叱った
「ちゃんと靴下片付けてよお!!」
「ほーい」
兄ちゃんはいつもダラダラダラダラ…本当に怠けボーンだな!
そんなある日…
「なあパピルス」
ボクは兄ちゃんに呼ばれ、問いかける
「どうしたの兄ちゃん?」
兄ちゃんは続ける
「地上には何があると思う?」
兄ちゃんにしては、真面目な質問だった
昔、ボクたちモンスターはニンゲンによって地下世界に追放された
だから、今では地上を見たことあるモンスターはいない
ボクは今までそんなことは気にしたことはなかった
「地上?う〜ん…なんだろう?」
ボクには勿論わからなかった
地上に興味を持ったことがないのだから当然だ
「地上にはな、『星』というものがあるらしい」
「そして『雲』というものもあってな、他にも地下世界にはないようなものが沢山あるらしい」
兄ちゃんがこんなに興味を示すのは初めてみたかも
でもボクには『ホシ』とか『クモ』ってのは聞いたことなどなかった
いや、『クモ』ってあの虫のことかな?
「いつか地上の景色をおいらは見たいんだ」
地上に出るにはボクたちを封印しているバリアがあり、それを破壊するにはニンゲンのタマシイが7つ必要だ
そして、今では[太字]アズゴア王[/太字]がタマシイを6つ持っている…つまり、残り必要なタマシイの数は残り一個!
「安心して兄ちゃん!!!!!」
「この偉大なるグレートなパピルス様がッ‼︎ニンゲンを捕まえて地上に行かせてやるぞッ‼︎‼︎‼︎」
兄ちゃんは一瞬驚いた顔をした
だが、すぐに笑顔になった
「へへ…そりゃあ助かるぜ」
そして遂に、ニンゲンがやってきた!
ニンゲンはボクが作ったパズルをどんどん突破し、遂に一騎打ちとなった
そしてボクがここまでで感じた不思議な心情を語った
それは自分と同じくパズルを愛する者、パスタを愛する者がいる時の心情であること…
そして、戦いを始めた
ニンゲンは攻撃を避けた
しかし、ニンゲンは戦う姿勢がなく、むしろボクを逃がそうとまでした
そして、最終的にニンゲンと友達になり、一緒にデートまでした
そして暫く時間が経ち、ニンゲンはバリアを破壊した
遂にだ!遂に地上に出れた!!
地上に出ると、オレンジ色に光っているボールがあった
「兄ちゃん、あのオレンジ色のボールって何?」
ボクは兄ちゃんに質問をする
「あぁ、あれは『太陽』って言うんだ」―――――
そしてさらに暫くした
でも、あれほど地上に興味を持っていた兄ちゃんが、バリアが破壊された今でも、地下世界に残っていることが多い
兄ちゃんを地上に連れていこうとしても、いつも何かと理由をつけて行かないのだ
地上に出ることすらも怠けちゃったのかな?
とりあえず、アンダインやアルフィーにも相談した
するとアンダインが言った
「お前の兄貴、前から地上に興味持ってたよな?」
アルフィーも続けて言った
「きっと何かあったんだよ!」
3人で話し合った結果、無理矢理でも兄ちゃんを地上に連れていくことになった
「兄ちゃん!!」
兄ちゃんは急に大きい声を出されたからか、驚いた表情をした
「な…どうしたパピルス?」
ボクは兄ちゃんを地上に出るよう誘った
「兄ちゃん!地上は楽しいところだよ!?」
すると兄ちゃんが言った
「あー…すまん、今日はケチャップを片付けねぇと…」
ボクは兄ちゃんのことを聞かず、腕を引っ張って地上に連れていった
「ちょ…パピルス!!?」
兄ちゃんはすごく困惑していた
「[大文字]いい加減にしてくれよ!!![/大文字]」
兄ちゃんが急に叫んだからビックリしちゃった
それでも、綺麗な景色が見える所へ一緒に行きたかった
「兄ちゃん!ここを登ったら綺麗な景色が…」
「綺麗なものほどオレは見たくないんだ!!」
兄ちゃんがまた叫んだ
ボクには何を言っているのかが意味が分からなかった
「綺麗なものを見るほど…怖くなるんだ…」
「に…兄ちゃん…?」
「綺麗なものを見るほど、この世界がいつか終わるという事実が怖くなるんだ…」
兄ちゃんは何かを知っているような言い方をしていた
世界が終わるとかそんなのは何を言っているのかがさっぱりだった
それでも、わかるのは兄ちゃんが悲しんで、怖がっていることだった
初めて兄ちゃんが悲しむのを、怖がるのを見た気がする
それでもボクは気にしないように腕を引っ張る
遂に目的地に辿り着き、景色を見た
真っ暗な空には幾つもの星が光ってて、少し視線を下にずらせば森の木々があった
ボクはそ〜っと
横をみたら、兄ちゃんは、この景色を見て感銘を受け、同時に絶望しているようにも見えた
そして、目からは涙が流れていた
ボクは兄ちゃんをそっと抱きしめ、言った
「兄ちゃん、この世界は壊れたりしないよ」
「何があっても、ボクは兄ちゃんの味方だからね?辛いことがあったら遠慮せずに言ってねッ!!!」
そして兄ちゃんは涙を流しながら、ボクを抱きしめた
兄ちゃんは怠けボーンで、ジョークばっかり言って、本当ウンザリしていたけど、今になって考えたら、地下世界にいた頃、毎日に刺激を与えてくれたのが兄ちゃんなんだ
兄ちゃんは、よくボクのことを『リアルスター』って呼んでくれていたけど、ボクにとっての[太字]『リアルスター』[/太字]は兄ちゃんなんだよ―――――
ボクはいつものように靴下を片付けない兄ちゃんを叱った
「ちゃんと靴下片付けてよお!!」
「ほーい」
兄ちゃんはいつもダラダラダラダラ…本当に怠けボーンだな!
そんなある日…
「なあパピルス」
ボクは兄ちゃんに呼ばれ、問いかける
「どうしたの兄ちゃん?」
兄ちゃんは続ける
「地上には何があると思う?」
兄ちゃんにしては、真面目な質問だった
昔、ボクたちモンスターはニンゲンによって地下世界に追放された
だから、今では地上を見たことあるモンスターはいない
ボクは今までそんなことは気にしたことはなかった
「地上?う〜ん…なんだろう?」
ボクには勿論わからなかった
地上に興味を持ったことがないのだから当然だ
「地上にはな、『星』というものがあるらしい」
「そして『雲』というものもあってな、他にも地下世界にはないようなものが沢山あるらしい」
兄ちゃんがこんなに興味を示すのは初めてみたかも
でもボクには『ホシ』とか『クモ』ってのは聞いたことなどなかった
いや、『クモ』ってあの虫のことかな?
「いつか地上の景色をおいらは見たいんだ」
地上に出るにはボクたちを封印しているバリアがあり、それを破壊するにはニンゲンのタマシイが7つ必要だ
そして、今では[太字]アズゴア王[/太字]がタマシイを6つ持っている…つまり、残り必要なタマシイの数は残り一個!
「安心して兄ちゃん!!!!!」
「この偉大なるグレートなパピルス様がッ‼︎ニンゲンを捕まえて地上に行かせてやるぞッ‼︎‼︎‼︎」
兄ちゃんは一瞬驚いた顔をした
だが、すぐに笑顔になった
「へへ…そりゃあ助かるぜ」
そして遂に、ニンゲンがやってきた!
ニンゲンはボクが作ったパズルをどんどん突破し、遂に一騎打ちとなった
そしてボクがここまでで感じた不思議な心情を語った
それは自分と同じくパズルを愛する者、パスタを愛する者がいる時の心情であること…
そして、戦いを始めた
ニンゲンは攻撃を避けた
しかし、ニンゲンは戦う姿勢がなく、むしろボクを逃がそうとまでした
そして、最終的にニンゲンと友達になり、一緒にデートまでした
そして暫く時間が経ち、ニンゲンはバリアを破壊した
遂にだ!遂に地上に出れた!!
地上に出ると、オレンジ色に光っているボールがあった
「兄ちゃん、あのオレンジ色のボールって何?」
ボクは兄ちゃんに質問をする
「あぁ、あれは『太陽』って言うんだ」―――――
そしてさらに暫くした
でも、あれほど地上に興味を持っていた兄ちゃんが、バリアが破壊された今でも、地下世界に残っていることが多い
兄ちゃんを地上に連れていこうとしても、いつも何かと理由をつけて行かないのだ
地上に出ることすらも怠けちゃったのかな?
とりあえず、アンダインやアルフィーにも相談した
するとアンダインが言った
「お前の兄貴、前から地上に興味持ってたよな?」
アルフィーも続けて言った
「きっと何かあったんだよ!」
3人で話し合った結果、無理矢理でも兄ちゃんを地上に連れていくことになった
「兄ちゃん!!」
兄ちゃんは急に大きい声を出されたからか、驚いた表情をした
「な…どうしたパピルス?」
ボクは兄ちゃんを地上に出るよう誘った
「兄ちゃん!地上は楽しいところだよ!?」
すると兄ちゃんが言った
「あー…すまん、今日はケチャップを片付けねぇと…」
ボクは兄ちゃんのことを聞かず、腕を引っ張って地上に連れていった
「ちょ…パピルス!!?」
兄ちゃんはすごく困惑していた
「[大文字]いい加減にしてくれよ!!![/大文字]」
兄ちゃんが急に叫んだからビックリしちゃった
それでも、綺麗な景色が見える所へ一緒に行きたかった
「兄ちゃん!ここを登ったら綺麗な景色が…」
「綺麗なものほどオレは見たくないんだ!!」
兄ちゃんがまた叫んだ
ボクには何を言っているのかが意味が分からなかった
「綺麗なものを見るほど…怖くなるんだ…」
「に…兄ちゃん…?」
「綺麗なものを見るほど、この世界がいつか終わるという事実が怖くなるんだ…」
兄ちゃんは何かを知っているような言い方をしていた
世界が終わるとかそんなのは何を言っているのかがさっぱりだった
それでも、わかるのは兄ちゃんが悲しんで、怖がっていることだった
初めて兄ちゃんが悲しむのを、怖がるのを見た気がする
それでもボクは気にしないように腕を引っ張る
遂に目的地に辿り着き、景色を見た
真っ暗な空には幾つもの星が光ってて、少し視線を下にずらせば森の木々があった
ボクはそ〜っと
横をみたら、兄ちゃんは、この景色を見て感銘を受け、同時に絶望しているようにも見えた
そして、目からは涙が流れていた
ボクは兄ちゃんをそっと抱きしめ、言った
「兄ちゃん、この世界は壊れたりしないよ」
「何があっても、ボクは兄ちゃんの味方だからね?辛いことがあったら遠慮せずに言ってねッ!!!」
そして兄ちゃんは涙を流しながら、ボクを抱きしめた
兄ちゃんは怠けボーンで、ジョークばっかり言って、本当ウンザリしていたけど、今になって考えたら、地下世界にいた頃、毎日に刺激を与えてくれたのが兄ちゃんなんだ
兄ちゃんは、よくボクのことを『リアルスター』って呼んでくれていたけど、ボクにとっての[太字]『リアルスター』[/太字]は兄ちゃんなんだよ―――――