昨日とってもイキりながら投稿した活動報告の通り、今日、私と同級生の多くは入試を受けていた。
私はこの入試をエッセイのネタにすることしか頭に無かったため、テストが終わった直後に皆にインタビューをしてみた。全体の感想としては、「難しかった」「学力テストより簡単だった」「尖った設問が多かった」「もうダメだ俺は南米へ行く」といった声が聞かれた。ちなみにこの南米まっしぐらの彼は、まあ普段の成績も南米(隠語)といったところである。ただ定員割れしているので、よほどの低得点でない限り受かるとは思う。
さて皆様、「受験」という人生におけるトップクラスに大切な日に重要なのは、一体なんだろうか。イメトレ?深呼吸?それとも直前までの勉強?ノンノン、どれもこれも当日にやぶれかぶれで行うものではない。ビッグイベントには余裕を持って挑みたい、そんなあなたがやるべきことは一択。そう、「ゲン担ぎ」である。
[明朝体]験を担ぐ(げんをかつぐ)は、ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで吉兆を推し量ること。また、良い前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にする、すなわち、縁起を気にすることや、縁起を気にして物事の成功を願った行動を行うこと。験担ぎ(げんかつぎ)、ゲン担ぎとも言う。(出典:Wikipedia)[/明朝体]
では、「縁起を気に」しまくり、ゲンを担ぎまくった私のドタバタな今日の朝を、ここで振り返ってみよう。もう受験が終わったという人は懐かしい気持ちで、まだ受験が終わっていない、もしくは受験生でない、という人はぜひ参考にしてみてほしい。ただ「このエッセイを参考にしたせいで、志望校に落ちてしまった、どうしてくれるんだこのバカきんとんのスカポンタン」などということがあっても責任は負いかねるため、あくまで自己責任でお楽しみいただこう。
朝。私の枕元に置いた目覚まし時計が、鳴らなかった。
最悪のスタートである。幸い寝坊はしなかったものの、なぜよりにもよってこのタイミングで壊れるのか。危うく「もしかして虫の知らせなのではないか」などと考えるところだったが、そこはポジティブシンキングが大切である。皆様も受験当日の朝、何かが壊れたのなら「何かしらの災いの身代わりになってくれたのだ」と考えよう。
さて身代わりになってくれた時計くんのおかげで災いを1つ回避したラッキー・ガイの私は、いそいそとお弁当を詰め始めた。こう見えて料理は好きなので、お弁当を作るのはいつだってセルフである。卵焼き器にレンジ、タッパーと調味料を並べ、早朝クッキングが始まった。お手元には、スマホwith Youtubeくんを添えて。
お弁当には、2つの“ゲンPOINT”を仕込んでいる。あ、この場合の“ゲンPOINT”とは、吉兆を招く特定の状況のことである。
ひとつめは、双子の卵である。養鶏場直輸入で、箱の中に入っている大量の卵は、すべて黄身がふたつあるのだ。古来より、双子の卵は吉兆とされている。もちろん、「卵焼きなんだから関係ないだろ」などという趣のないことは考えてはならない。
ふたつめは、ミニとんかつを入れていること。言わずもがな、「カツ」と「勝つ」をかけた受験定番メニューである。もちろんこちらも、「正直受験で“受かる”とかじゃなくて“勝ち”ってちょっと無理やりだよね」などという趣のないことは考えてはならない。
さて弁当を詰め終わった私は、ベッドメイキングを忘れていたことに気づき、一度部屋に戻った。
ちなみにここでも“ゲンPOINT”は仕込み済みだ。
「北西枕」。…勝負運が強くなる、受験向きの枕の方角である。ちなみに日本では「北枕」は縁起が悪い方角と言われているが、これは亡くなった方の遺体の頭を北へ向けて安置するため、死を想起させるから…らしい。
…昨晩私は「北西」というかなり中途半端な角度に枕を合わせるため、重いベッドを無理矢理に移動させた。その時の私のようにたとえ腰をやったとしても、皆様は「余計なことをしたかな」などという趣のないことは考えてはならない。
リュックの中の、弁当に、ペンケースに、参考書に、上履き。コンパスや定規、そして受験票だけは絶対に忘れてはならない。くれぐれもゲン担ぎだけに気を取られ、忘れ物をすることのないように。あれ私この話の中で、まともなことコレしか言ってないのでは…?
家からは電車+徒歩で会場へと向かう。このときにももちろん抜かりなく、“ゲンPOINT”は存在する。
「ピュレグミ」。いわずもがな、甘酸っぱい大人気グミである。スパークリング&ピングレ味とかも美味しいと思うのだが、やはりここは王道のぶどう味を携帯していった。
これは基本的にハート型をしているのだが、まれに星型のグミが入っていることがあるのだ。これがあれば超ラッキー、星のご加護で合格待ったなし、というわけである。
…
…うん。星型は無かったが、こういう時にそれを引きずってはいけない。皆様はこのような状況に陥った時、「でも前ガムのあたり引いて交換してもらったガムがまたあたりだった事あるもんね」などといったラッキー体験を思い出し、その時の「たいしたことないけど、ちょっと嬉しい」気持ちを自分の中で蘇らせておこう。要するにフィーリングなのだ。
…という感じでご紹介した今朝のゲン担ぎ一覧、いかがだっただろうか。
私はこの朝、災いをひとつ回避し、双子による2倍の生命エネルギーを受け、勝ちを約束され、眠りの中ですら運気を高め、以前買ったピュレグミの一袋に星型が2つ入っていた記憶を思い出した。
きっと私だけでなく、今日受験を迎えた人たちは皆、今までの自分の頑張りを信じるための一押しとして様々なゲンを担いできたことだろう。それでも、手応えを感じた人もいれば、南米に旅立つ決意をした人もいる。
結局モノを言うのはこれまでの努力と、積み重ねた他でもない実力だ。担げるゲンは担いで、自分を信じてあげよう。きっと最高の結果につながっていくはずだ。
ようやく動き出した目覚ましがやっと今鳴ったのを止めつつ、そんなことを考えた夜だった。
私はこの入試をエッセイのネタにすることしか頭に無かったため、テストが終わった直後に皆にインタビューをしてみた。全体の感想としては、「難しかった」「学力テストより簡単だった」「尖った設問が多かった」「もうダメだ俺は南米へ行く」といった声が聞かれた。ちなみにこの南米まっしぐらの彼は、まあ普段の成績も南米(隠語)といったところである。ただ定員割れしているので、よほどの低得点でない限り受かるとは思う。
さて皆様、「受験」という人生におけるトップクラスに大切な日に重要なのは、一体なんだろうか。イメトレ?深呼吸?それとも直前までの勉強?ノンノン、どれもこれも当日にやぶれかぶれで行うものではない。ビッグイベントには余裕を持って挑みたい、そんなあなたがやるべきことは一択。そう、「ゲン担ぎ」である。
[明朝体]験を担ぐ(げんをかつぐ)は、ある物事に対して、以前に良い結果が出た行為を繰り返し行うことで吉兆を推し量ること。また、良い前兆であるとか悪い前兆であるとかを気にする、すなわち、縁起を気にすることや、縁起を気にして物事の成功を願った行動を行うこと。験担ぎ(げんかつぎ)、ゲン担ぎとも言う。(出典:Wikipedia)[/明朝体]
では、「縁起を気に」しまくり、ゲンを担ぎまくった私のドタバタな今日の朝を、ここで振り返ってみよう。もう受験が終わったという人は懐かしい気持ちで、まだ受験が終わっていない、もしくは受験生でない、という人はぜひ参考にしてみてほしい。ただ「このエッセイを参考にしたせいで、志望校に落ちてしまった、どうしてくれるんだこのバカきんとんのスカポンタン」などということがあっても責任は負いかねるため、あくまで自己責任でお楽しみいただこう。
朝。私の枕元に置いた目覚まし時計が、鳴らなかった。
最悪のスタートである。幸い寝坊はしなかったものの、なぜよりにもよってこのタイミングで壊れるのか。危うく「もしかして虫の知らせなのではないか」などと考えるところだったが、そこはポジティブシンキングが大切である。皆様も受験当日の朝、何かが壊れたのなら「何かしらの災いの身代わりになってくれたのだ」と考えよう。
さて身代わりになってくれた時計くんのおかげで災いを1つ回避したラッキー・ガイの私は、いそいそとお弁当を詰め始めた。こう見えて料理は好きなので、お弁当を作るのはいつだってセルフである。卵焼き器にレンジ、タッパーと調味料を並べ、早朝クッキングが始まった。お手元には、スマホwith Youtubeくんを添えて。
お弁当には、2つの“ゲンPOINT”を仕込んでいる。あ、この場合の“ゲンPOINT”とは、吉兆を招く特定の状況のことである。
ひとつめは、双子の卵である。養鶏場直輸入で、箱の中に入っている大量の卵は、すべて黄身がふたつあるのだ。古来より、双子の卵は吉兆とされている。もちろん、「卵焼きなんだから関係ないだろ」などという趣のないことは考えてはならない。
ふたつめは、ミニとんかつを入れていること。言わずもがな、「カツ」と「勝つ」をかけた受験定番メニューである。もちろんこちらも、「正直受験で“受かる”とかじゃなくて“勝ち”ってちょっと無理やりだよね」などという趣のないことは考えてはならない。
さて弁当を詰め終わった私は、ベッドメイキングを忘れていたことに気づき、一度部屋に戻った。
ちなみにここでも“ゲンPOINT”は仕込み済みだ。
「北西枕」。…勝負運が強くなる、受験向きの枕の方角である。ちなみに日本では「北枕」は縁起が悪い方角と言われているが、これは亡くなった方の遺体の頭を北へ向けて安置するため、死を想起させるから…らしい。
…昨晩私は「北西」というかなり中途半端な角度に枕を合わせるため、重いベッドを無理矢理に移動させた。その時の私のようにたとえ腰をやったとしても、皆様は「余計なことをしたかな」などという趣のないことは考えてはならない。
リュックの中の、弁当に、ペンケースに、参考書に、上履き。コンパスや定規、そして受験票だけは絶対に忘れてはならない。くれぐれもゲン担ぎだけに気を取られ、忘れ物をすることのないように。あれ私この話の中で、まともなことコレしか言ってないのでは…?
家からは電車+徒歩で会場へと向かう。このときにももちろん抜かりなく、“ゲンPOINT”は存在する。
「ピュレグミ」。いわずもがな、甘酸っぱい大人気グミである。スパークリング&ピングレ味とかも美味しいと思うのだが、やはりここは王道のぶどう味を携帯していった。
これは基本的にハート型をしているのだが、まれに星型のグミが入っていることがあるのだ。これがあれば超ラッキー、星のご加護で合格待ったなし、というわけである。
…
…うん。星型は無かったが、こういう時にそれを引きずってはいけない。皆様はこのような状況に陥った時、「でも前ガムのあたり引いて交換してもらったガムがまたあたりだった事あるもんね」などといったラッキー体験を思い出し、その時の「たいしたことないけど、ちょっと嬉しい」気持ちを自分の中で蘇らせておこう。要するにフィーリングなのだ。
…という感じでご紹介した今朝のゲン担ぎ一覧、いかがだっただろうか。
私はこの朝、災いをひとつ回避し、双子による2倍の生命エネルギーを受け、勝ちを約束され、眠りの中ですら運気を高め、以前買ったピュレグミの一袋に星型が2つ入っていた記憶を思い出した。
きっと私だけでなく、今日受験を迎えた人たちは皆、今までの自分の頑張りを信じるための一押しとして様々なゲンを担いできたことだろう。それでも、手応えを感じた人もいれば、南米に旅立つ決意をした人もいる。
結局モノを言うのはこれまでの努力と、積み重ねた他でもない実力だ。担げるゲンは担いで、自分を信じてあげよう。きっと最高の結果につながっていくはずだ。
ようやく動き出した目覚ましがやっと今鳴ったのを止めつつ、そんなことを考えた夜だった。