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闇に堕ちる勇者 ~再現の魔人と人間達~

#53

肉体と魂とエネルギー

エラル「なるほど...事情は分かった。秘魂の石はあげよう。前に国の問題を解決してもらった礼だ。反慈の神業を扱える者にも心当たりがある。ただ...」
ガトス「ただ?」
エラル「会えるかは分からん。」
ガトス「紹介してくれるだけでも助かる。」
〈霧越え山〉
ガトス「会えないかもしれないのは不在の可能性があるからか?」
エラル「いや、よく分からない。あいつはいつも出てきたり出てこなかったり、会うのに5分もかからないときがあれば1日たっても会えない時もある。」
アレン「不思議な人ですね。」
エラル「...来たか。」
ガトス「!!なんだ?この炎!」
エラル「その辺にしておけ...ラルダ。」
ラルダ「ちょっと脅かしただけさ...今日は何の用?」
エラル「ラルダなら分かっているんじゃないか?」
ラルダ「そうだね。分かるよ。キルン君を生き返らせてくれってことだろ?」
エラル「嗚呼、そうだ。」
ラルダ「いいけど、僕だけじゃやりにくいから、ガトス君にも来てもらおうかな?」
ガトス「え?」
いつの間にか、俺はラルダに服をつかまれていた。
ラルダ「さあ行こうか...キルン君の魂へ...」
そして、光ったあとすぐに俺がいたのは...懐かしいキルンと一緒にいた村だった。
ガトス「どういうことだ?」
ラルダ「キルン君の魂にはいったのさ。」
ガトス「え?」
ラルダ「その様子だとあまりこういうことは知らないみたいだね。簡単に説明するよ?まず、生物は肉体、[漢字]魂[/漢字][ふりがな]こん[/ふりがな]、慈、の3つの要素で出来ているんだ。俗にいう『たましい』は魂と慈のことで、キルン君の失ったものは正確にはたましいではなく、『慈』なのさ。そして、肉体はこの世に干渉するためにあり、魂は、それを動かすための物。慈はいわばエネルギーだね。どれひとつ不必要なものなんてない。どれかひとつでも失ったら生物は死ぬ。肉体を失えば死体に、魂を失えば心が死んで操り人形になり、慈を失えば生きている筈なのに起きない。運が良かったよ。魂の蘇生は僕の管轄外だからね。」
ガトス「ここは夢みたいなものか?」
ラルダ「いや、夢とは違うよ。ここは魂の世界。夢とにているけれど、ここはなにか、彼にとって生涯で一番の衝撃を受けた...実際にあった出来事が起こる...ここは、いわば記憶の追体験ができる場所だ。」

第50話「肉体と魂とエネルギー」終
次回 第51話「魂の世界」
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2025/03/13 22:52

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