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闇に堕ちる勇者 ~再現の魔人と人間達~

#50

キルンの死

キルン「さて、鳥人の里に行きたいが...場所が分からないな...」
??「...私は場所を知っています。」
キルン「...なるほど、気配がおかしいと思ったら...鳥人だったのか...」
??「!!勘づかれていましたか...」
キルン「匂いも少し違うからな。」
??「私はバーマと言います。では、この転移魔方陣で行きましょう。」
キルン「分かった。」
〈鳥人の里〉
キルン「...妙に静かだな。」
バーマ「騒動が起きてから家で息を潜めているんです。」
キルン「道理で音がしないわけだ。」
バーマ「じゃあ、あとは頼みますよ?」
キルン「は?」
バーマ「ここにいれば来ますから!」
キルン「...分かった。」
〈5分後〉
キルン「なるほど、ゴブリンの群れか。しかも異常に発生してるな。これは鳥人には対処できない。」
アレン「でも、これぐらい、キルンなら、大丈夫でしょ?」
キルン「当然だ。」
丁度、試したいスキルがある。
『弱点看破』
面白いくらいに敵が脱力し、隙を見せる。
そこをガトスやアレン、スライが止めを刺す。
だが、そこには人並外れた奴がいた。
キルン「!!グレーターゴブリンか!」
それが10体程度だったならキルンは圧勝していただろう。だがそこには、300以上のグレーターゴブリンがいた。
キルン「2000以上のゴブリンの群れに紛れていて気付かなかった!...しかも魂喰いの装備か!」
 魂喰いの装備とは...肉体ではなく、人のエネルギーに傷を着ける特殊な効果を持つ魔具である。(転スラで言うとヒナタの[下線]デット・エンド・レインボー[/下線]みたいなもの)この魔具を使用して攻撃した場所からは1件外傷がないように見えるが、3日間はエネルギーが漏れ出る破損部位となっており、エネルギーを失いすぎると死を迎える。ただし、7日以内にエネルギーを回復できれば生き返れる。
ゴブリン達「・---!・---・!」
 ゴブリン達は基本的にモールス信号を使って会話する。(発声出来ないから)つまり、知性がある。だが、それだけでは、キルンには勝てない。
キルン「『古より燃え盛りわれらに恵みを与えるヒノカの神よ我に燃え盛る加護を!二百段式展開『ファメラーテ・古』!」
ゴブリン達「・・-!-・-・・!・・!」
ゴブリン達が炎の矢に貫かれて、ほとんどグレーターゴブリンだけが残る。
常にキルンの周囲に30体はおり、倒しても倒しても切りがない。だが、確実に数は減る。そしてグレーターゴブリンが最後の一体になったとき。
グレーターゴブリンが魂喰いのナイフを投げた。それは必然だった。
そしてキルンがそれを軽く躱すのも必然だった。
では、そのナイフをアレン達の近くで息を潜めていた一体のゴブリンが手に取ったのは必然か偶然か...
そのゴブリンが近くにいるアレン達ではなく、キルンを襲ったのは必然か偶然か...
そのナイフはキルンの鳩尾に深く刺さる。エネルギーが漏れ出る。その時キルンに出来た隙は、グレーターゴブリンがさっきの投げたナイフの代わりに近くの同胞が遺した魂喰いのナイフを手にして止めを刺すには、十分すぎるほどの大きさの隙だった。
グレーターゴブリン「-・-・!・--!・-・・!・・!---!」
そして、ナイフが知ると同時にキルンの双眸から光が消える。
ガトス「『連火神撃』!」
グレーターゴブリン「・・・-!・・!--・・!」
そして、グレーターゴブリンは息絶える。だが、キルンの双眸に光は戻らない。
ガトス「...起きろ。」
キルン「...」
ガトス「...返事しろよ...お前が...そんな簡単に...死ぬなよ...馬鹿やろう!」
アレン「...え?キルンが...?死んだ?...あのキルンが?」
ガトス「...馬鹿やろう...グスン」
―主人公が戦闘不能になったことを確認。主人公をガトスに変更します―

第46話「キルンの死」終
次回 第47話「そして、意識は暗い闇へと...」
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2025/03/24 14:28

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