なんだ?新手の魔獣か?
キルン「さっきのより速いな。」
魔獣「ギャギャギャ、ギャ!」
キルン「...惜しい!」
素早く横に避け、通り過ぎざまに的確に弱点を斬り伏せる。
『異空格納』により魔獣?を格納する。
「お前の敗因は、速さに特化しすぎたことだ。...とれた腕は魔具で誤魔化すか...」
子供達のところに戻ると、ダロ先生が致命傷を負っていた。
カイハ「キルン先生!ダロ先生が!...」
でも俺は、絶対に彼を蘇生出来ない。
キルン「ダメだ...俺には蘇生は出来ない...なにがあった?」
アレン「ごめん...私が子供を守りきれなくて子供を庇ってこんなことに...」
キルン「アレンが悪いわけじゃない。俺の判断ミスだ...」
〈一週間後〉
ヴィルデ「...もう行くのか?」
カイハ「残念です。去られる前に一回でも勝とうと思ったのに」
ライア「キルン先生とアレン先生の関係を暴けなかったのが残念。」
アレン「ちょっ!何を言って...」
キルン「親友だと思っているけど?」
ライア「あ、今ので分かりました。」
「頑張ってくださいね?」(アレンに小声で喋る)
アレン「‼︎」
キルン「?」
ガトス「アケーリス先生、あとはお願いします。」
アケーリス=ピルプリー「ええ、まかせてください。」
アレン「あれ?キルンは?」
ガトス「確かに...探すか...」
〈街の路地裏で〉
キルン「...ここに居たか...ダロ先生?」
ダロ「何故貴方が...」
キルン「...俺は一連の顛末を見て幾つか違和感を感じた。」
ダロ「...違和感?」
キルン「一つ目の違和感は痣の模様だ。」
ダロ「模様?」
キルン「あまり知られていないが、同じ種類の魔獣でも2種類以上あって、
一つ目が通常の『俺の餌』という意思表示の痣、もう一つが『help!』助けて!という意思表示だ。
これは無理やりテイムされたモンスター、瀕死のモンスターが出す物...あんたはテイマーだよな?」
ダロ「それでも、私がやった証拠は...」
キルン「そこで2つ目の違和感だ。魔獣が襲ってきた時、なんでアンタは、[漢字]魔獣に襲われなかった?[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・[/ふりがな]その上、魔獣とのつながりを感じるし、完全にクロだと確信してな。」
ダロ「くそ!ころしてや...
キルン「黙れ。」
血飛沫が舞い、腕が地に伏せる。
ダロ「わ、私の腕がぁ!なんで、こんなに早く動けるんだ⁉︎」
キルン「簡単だ。あんたにスアーフォローウルフを通して力を把握されないように、あのスアーフォローウルフの前では力をセーブしてたからな。」
「さて、質問だ...なんで、子供達を狙った?」
ダロ「...」
[水平線]
10年程前の、もういつの日かも分からないある日。教卓に置いておいた私の教科書がビリビリに破られ、教卓には、『くさい』『ボケ』『キモすぎ』『暴力教師』『死ね』『消えろ』など、罵詈雑言が書かれていた。たどたどしい字、教卓に教科書を置いてから時間がそんなに経つ前に戻ってきた時にはこうなっていたことなどから、このクラスの生徒がやったのだと思った。
ダロ「誰だ...先生の教科書をこんなにしたのは...」
誰も名乗り出ることはない。
これだけでは終わらなかった。
男子生徒「へへっ...」
ダロ「ぐあ...っ...お前ら...」
別の日には、木造の校舎の二階から石を投げられたりもした。
教頭先生「ダロ先生!あんた一体何を考えているんだ!自分の生徒を脅すなんて!!」
ダロ「バカな...俺は...俺はやってない...」
教頭「あんたに脅されたって被害届が山ほど来てるんだよ見苦しい!処分は覚悟しておけ!」
ダロ「...そんな...」
子供には未来がある。子供は正直なものが多い。そんな印象があるから、何人もの子供が言ったことは大人にとって事実に写る。
妻「気持ち悪い...」
妻も子供達の嘘を信じて子供を連れて私から離れていった。
そう。私は子供に全てを奪われたのだ。
それからは速かった。自らの顔を魔具で変化させ、教師へと舞い戻った。幸い、ダロという名前は少なくない。擬装するのは簡単だった。テイマーとして鍛え上げた力で子供達に呪いを掛け続けて殺し続けた。何度も何度も何度も何度も...
[水平線]
ダロ「...子供は10年前に私の大切なものを全て奪った。子供は狡猾で残虐。全て殺すべき存在に決まっているからだ!」
キルン「...子供が全て殺すべき存在?.........ふざけるな。お前は過去に子供に全てを奪われたのかもしれないが、あいつらは、その子供と関係ないだろ!...もういい。死ね。」
次の瞬間俺は奴の首を刎ねた。
『異空格納』
その時俺の双眸のハイライトが消えた事に気づく奴はいない...1人を除いて
イフィー「やっぱり完全には消せていないか。まあ、上位魔人にはなってるし...まぁいいか。」
第27話 「⁇⁇戦」終
次回 第30話 「宿屋にて」
キルン「さっきのより速いな。」
魔獣「ギャギャギャ、ギャ!」
キルン「...惜しい!」
素早く横に避け、通り過ぎざまに的確に弱点を斬り伏せる。
『異空格納』により魔獣?を格納する。
「お前の敗因は、速さに特化しすぎたことだ。...とれた腕は魔具で誤魔化すか...」
子供達のところに戻ると、ダロ先生が致命傷を負っていた。
カイハ「キルン先生!ダロ先生が!...」
でも俺は、絶対に彼を蘇生出来ない。
キルン「ダメだ...俺には蘇生は出来ない...なにがあった?」
アレン「ごめん...私が子供を守りきれなくて子供を庇ってこんなことに...」
キルン「アレンが悪いわけじゃない。俺の判断ミスだ...」
〈一週間後〉
ヴィルデ「...もう行くのか?」
カイハ「残念です。去られる前に一回でも勝とうと思ったのに」
ライア「キルン先生とアレン先生の関係を暴けなかったのが残念。」
アレン「ちょっ!何を言って...」
キルン「親友だと思っているけど?」
ライア「あ、今ので分かりました。」
「頑張ってくださいね?」(アレンに小声で喋る)
アレン「‼︎」
キルン「?」
ガトス「アケーリス先生、あとはお願いします。」
アケーリス=ピルプリー「ええ、まかせてください。」
アレン「あれ?キルンは?」
ガトス「確かに...探すか...」
〈街の路地裏で〉
キルン「...ここに居たか...ダロ先生?」
ダロ「何故貴方が...」
キルン「...俺は一連の顛末を見て幾つか違和感を感じた。」
ダロ「...違和感?」
キルン「一つ目の違和感は痣の模様だ。」
ダロ「模様?」
キルン「あまり知られていないが、同じ種類の魔獣でも2種類以上あって、
一つ目が通常の『俺の餌』という意思表示の痣、もう一つが『help!』助けて!という意思表示だ。
これは無理やりテイムされたモンスター、瀕死のモンスターが出す物...あんたはテイマーだよな?」
ダロ「それでも、私がやった証拠は...」
キルン「そこで2つ目の違和感だ。魔獣が襲ってきた時、なんでアンタは、[漢字]魔獣に襲われなかった?[/漢字][ふりがな]・・・・・・・・・・・[/ふりがな]その上、魔獣とのつながりを感じるし、完全にクロだと確信してな。」
ダロ「くそ!ころしてや...
キルン「黙れ。」
血飛沫が舞い、腕が地に伏せる。
ダロ「わ、私の腕がぁ!なんで、こんなに早く動けるんだ⁉︎」
キルン「簡単だ。あんたにスアーフォローウルフを通して力を把握されないように、あのスアーフォローウルフの前では力をセーブしてたからな。」
「さて、質問だ...なんで、子供達を狙った?」
ダロ「...」
[水平線]
10年程前の、もういつの日かも分からないある日。教卓に置いておいた私の教科書がビリビリに破られ、教卓には、『くさい』『ボケ』『キモすぎ』『暴力教師』『死ね』『消えろ』など、罵詈雑言が書かれていた。たどたどしい字、教卓に教科書を置いてから時間がそんなに経つ前に戻ってきた時にはこうなっていたことなどから、このクラスの生徒がやったのだと思った。
ダロ「誰だ...先生の教科書をこんなにしたのは...」
誰も名乗り出ることはない。
これだけでは終わらなかった。
男子生徒「へへっ...」
ダロ「ぐあ...っ...お前ら...」
別の日には、木造の校舎の二階から石を投げられたりもした。
教頭先生「ダロ先生!あんた一体何を考えているんだ!自分の生徒を脅すなんて!!」
ダロ「バカな...俺は...俺はやってない...」
教頭「あんたに脅されたって被害届が山ほど来てるんだよ見苦しい!処分は覚悟しておけ!」
ダロ「...そんな...」
子供には未来がある。子供は正直なものが多い。そんな印象があるから、何人もの子供が言ったことは大人にとって事実に写る。
妻「気持ち悪い...」
妻も子供達の嘘を信じて子供を連れて私から離れていった。
そう。私は子供に全てを奪われたのだ。
それからは速かった。自らの顔を魔具で変化させ、教師へと舞い戻った。幸い、ダロという名前は少なくない。擬装するのは簡単だった。テイマーとして鍛え上げた力で子供達に呪いを掛け続けて殺し続けた。何度も何度も何度も何度も...
[水平線]
ダロ「...子供は10年前に私の大切なものを全て奪った。子供は狡猾で残虐。全て殺すべき存在に決まっているからだ!」
キルン「...子供が全て殺すべき存在?.........ふざけるな。お前は過去に子供に全てを奪われたのかもしれないが、あいつらは、その子供と関係ないだろ!...もういい。死ね。」
次の瞬間俺は奴の首を刎ねた。
『異空格納』
その時俺の双眸のハイライトが消えた事に気づく奴はいない...1人を除いて
イフィー「やっぱり完全には消せていないか。まあ、上位魔人にはなってるし...まぁいいか。」
第27話 「⁇⁇戦」終
次回 第30話 「宿屋にて」
- 1.魔人化
- 2.仲間ト引っ越し
- 3.入学ト再会
- 4.『アレン』ト決闘
- 5.人物紹介
- 6.人攫いとキルン
- 7.sideアレン
- 8.魔獣大騒動
- 9.戦争勃発
- 10.戦争後
- 11.困惑
- 12.成長したキルン
- 13.複製体
- 14.激闘
- 15.キルン万能すぎだろ!
- 16.スライの強化
- 17.sideアレン2
- 18.次の国へと歩を進めて
- 19.魔法の種類
- 20.sideイフィー
- 21.シンカ
- 22.精霊に会おう!
- 23.人物・スキル
- 24.ディザイア到着
- 25.勝負
- 26.謎の病気
- 27.元凶を消すために
- 28.キケンなピクニック
- 29.スアーフォローウルフ戦
- 30.⁇⁇戦
- 31.宿屋にて
- 32.スレーブ帝国
- 33.武闘大会 予選編
- 34.本戦
- 35.本戦後半
- 36.決勝戦 キルンvs.シャノン
- 37.sideアレン3
- 38.呪詩と呪文/存在する種族
- 39.快楽殺人鬼 再び
- 40.獣人国 ビーメスト
- 41.天魔会議
- 42.ガトスの奮闘
- 43.vs.氷涼魔女
- 44.キルンvs.氷涼魔女
- 45.最後の国 ドワーフの国へ
- 46.ドラゴンヲ逆襲
- 47.アルカイックドラゴン戦?
- 48.結末
- 49.卑怯者
- 50.キルンの死
- 51.そして、意識は暗い闇へと...
- 52.生き返るには...
- 53.肉体と魂とエネルギー
- 54.魂の世界
- 55.キルンの感じる違和感(デジャブ)
- 56.盗賊ガ盗むもの
- 57.アレンvs.暗殺者サンシア
- 58.キルン?vs.暗殺者サンシア
- 59.sideガトス
- 60.sideガトス2
- 61.vs.魔物使い
- 62.vs.魔物使い2
- 63.vs.魔物使い3
- 64.side ガトス3
- 65.ガトスの叫び
- 66.老人の修行
- 67.流派習得。その名は『魔聖剣術』!
- 68.キルンvs.ガトス&アレン
- 69.魔王城で
- 70.魔王城で2
- 71.魔王城で3
- 72.魔王城で4
- 73.魔王城で5
- 74.トレント&ドライアドvs.ガトス&アレン&スライ
- 75.魔勇vs.魔王
- 76.人物・スキル2
- 77.魔勇vs.魔王2
- 78.哀しみに暮れる魔勇
- 79.報告と再開
- 80.朗報ト潜入
- 81.キルン&ガトスvs.アレン
- 82.キルンの中で。
- 83.大量殺戮
- 84.魔勇対策会議
- 85.魔勇攻防戦
- 86.魔勇vs.龍王
- 87.手を組む人と魔
- 88.魔勇vs.魔王達と英雄
- 89.事情聴取
- 90.総力戦
- 91.総力戦2
- 92.総力戦3
- 93.総力戦4
- 94.総力戦:終
- 95.魔勇vs.アレン&ガトス
- 96.魔勇vs.アレン&ガトス2
- 97.魔勇vs.アレン&ガトス3
- 98.魔勇vs.アレン&ガトス4
- 99.キルンの闇・シャル
- 100.ガトス&アレンvs.シャル
- 101.ガトス&アレンvs.シャル2
- 102.ガトス&アレンvs.シャル3
- 103.アレンと、キルンの第三人格
- 104.アレン&キフィアvs.シャル
- 105.アレン&キフィアvs.シャル2
- 106.闇ノ世界
- 107.一度目の死
- 108.二度目の死
- 109.闇からの脱出
- 110.アレン&キフィアvs.シャル3
- 111.キルンの魂
- 112.キルンの目覚め
- 113.wdsfヲ襲撃
- 114.魔人カラ逃走
- 115.最強の魔人
- 116.L部隊幹部ウラン=L=ウドスフ
- 117.キリナvs.蜘蛛獣魔人
- 118.人物・スキル3/魔人について
- 119.アレン達vs.L型魔人03
- 120.キルンvs.L型魔人03
- 121.後日談
- 122.後日談2