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魔勇のヒーローアカデミア

#12

バグ

...ここは...







...どこだ...












??「起きたか?」









俺、なにしてたんだっけ...










??「おーい、起きろ~。」









...そうだ...俺は違和感の正体を探るためにオールマイト達に協力してもらった...



キルン「ここは...どこだ...?」
目を開くと、見えたのは黒い空間。それと、俺を揺らし起こそうとしている...


キルン「...俺?」
??「やっと起きたかキルン。」
そこに立っていたのは俺?だった。そうとしか言いようがない。少なくとも、容姿は俺と全く同じだ。
だが、一つ分かった。なぜさっきは分からなかったのかと思うほど、彼は強い。一見隙だらけだが、俺が攻撃する素振りを見せたらすぐに捕縛されるだろう。俺を殺すなんていとも簡単な筈だ。
??「早速だが本題に入ろう。」
そう言うと、彼は手を俺の額に置いた。
その瞬間に沢山の記憶が同時に入ってくる。
キルン「ぐっ......」
??「あ、そっか。人間だからそりゃ記憶を一気に送るのは良くなかったか。」
恐らく二度目。俺の目の前にいるこいつが俺の身体を使いオールマイト達と会話している記憶。恐らくUSA事件の時のヴィランを倒したのも目の前のこいつが俺の身体の主導権を握ったのだと感じた。
キルン「お前は...何者なんだ??」
??「見たら分かるだろ......俺は、お前だ。」
キルン「まるでドッペルゲンガーみたいに...」
??「...まぁ、お前の世界にあるゲームで言う、『バグった』っていうヤツなんだろう。お前が気付けば、俺はお前から生まれた。同じ名前で呼ぶのも紛らわしいし、俺のことは『バグ』とでも呼んでくれ。」
キルン「...バグ?」
理解が追い付かない。
キルン「そもそもとして、ここはどこだ?暗いのになんで俺達はお互いを認識できる?」
バグ「精神世界。心の中と言い換えてもいい。」
キルン「意識の中......」
バグ「まぁ、お前の精神世界で俺が何を出来るのかはまだ分かっていない。分かるものもあるが分からないことの方が多いのが現状だ。[小文字]全く...副人格として転生なんてことがあるとはな...[/小文字]」
キルン「お前は...何を言っているんだ?」
バグ「あぁ...気にするな。こっちの話だ。」
キルン「ところで、俺の個性を30%まで引き出すと言っていたが、そんなことが出来るのか?」
バグ「ああ。お前の使っている個性は、魔力で術を構築し使用する事が出来る。ファメラーテなんかは魔力を炎に変質し、それを矢の形に変形させ放つ様に構築する。お前は5%の出力が限界だった。そんなことを日常でやることはない。それ故魔力に身体が慣れていない。だから5%以上の出力を出そうとしたら身体の急激な変化により耐えきれないんだ。」
キルン「...つまり?」
バグ「ひたすら撃ちまくって慣れる。5%の出力で気絶するまで。」
キルン「なるほど。...それ絶対にキツいよな?」
バグ「出来なきゃ強くなんてなれない。ヒーローにもなれないし大切なものを守ることも出来ない。」
キルン「...それもそうか。」
バグ「現状維持じゃ変わらない。強くなりたいなら、何か行動する必要がある...足元ばかりみるんじゃなく、ちゃんと前へ歩けよ。」
キルン「...お前は...」
バグ「さっきからお前お前言うのやめてくれるか?自分とはいえ、失礼な言い方らしいぞ?」
キルン「......だったらバグは......俺の、味方なのか?」
バグ「お前がやりたいことに従うさ。なんせこの世界の『キルン=フィアビュレジ』はお前なんだからな。」
バグ「...帰りたければその扉を開けるといい。」
俺が振り替えると、そこには大きな扉があった。
バグ「どうやらそういう場所らしいからな。お前からこっちにくることも出来るし俺がお前を呼ぶことも出来る。...まぁ、気分で来い。例えば...なにか大きな壁にぶつかった時とか...な。」
そうして俺は扉を開けた。
起きたら、目に入ったのは保健室の天井だった。

2025/12/16 20:19

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