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闇に堕ちる勇者 ~再現の魔人と人間達~

#99

キルンの闇・シャル

俺は最初、キルンの『闇』として生まれた。その頃は自我もなく、ただ体を奪わないといけないという本能に従っていた。そして、キルンが精神世界に来た。
そして、負けた。だが、それでも俺は、消えてはいなかった。欠片となって生存していた。
そして、それからしばらくたって、俺にとっての転機が訪れた。キルンが、仲間を助けられず、自らを責めたのだ。そして、キルンの体は自らの心を守るため、副人格を生み出した...が、それは、生まれてすぐに俺に近づいた。
そして、俺を取り込んだ。それが俺の『器』となった。俺という人格を残し、自我もはっきりとした。『闇』特有の主人格への影響力も健在。すぐに体を奪えると思ったが、少し計算外だったことがあった。キルンの心がまだ折れていなかったことだ。キルンの精神は頑丈で、俺でも主導権を奪えなかった。だから、心を折る必要があった。きっとこいつの事だから、親友が死ぬか親友と敵対すればすぐに心が折れる。そう確信していた...そして、その予想は的中した。キルンの心が折れたのだ。その瞬間に俺はキルンの心をスキルで閉じ込めた。これで、俺は、思う存分壊せる。そうして俺は、ここにいる。さて、お前の大事な大事な仲間を...壊してやるよ。

第94話「キルンの闇・シャル」終
次回 第95話「ガトス&アレンvs.シャル」
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2025/06/16 15:59

54342
ID:≫ 0.7.Z3DGXA2DY
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