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闇に堕ちる勇者 ~再現の魔人と人間達~

#94

総力戦:終

〈side シャノン〉
シャノン「ふぅ、あまり強くなかったな。自我があるとはいえ、所詮操り人形って感じだ。」
彼女の足元には幹部2体と兵士250体が倒れていた。
そして、それを見る魔勇...
〈side キルン〉
キルン「...やっぱりシャノンは強いな。あいつは俺の天敵とも言える。殺し合いならともかく、捕獲を目標にしている今は勝てない。俺の作ったオリジナルの眷属も俺の性格の一部を引き継いだからか簡単にやられた。」
...でも、まだ終わりじゃない。
キルンは、もしもの時のために、眷属が死んで消滅しないよう、微量の魔力を送っていた。今すぐにでも、取り掛かれる。
「搦め手がいいかな?シャル、君の力を借りるよ。」
シャル「ああ、任せろ。」
そして、人格がシャルへと切り替わり、『使い魔創造』を行うと、キルンに戻る。
キルン「...君は、自らの認める強者に勝てるかな?天才武闘家の、シャノン=ウォーカー。」
〈side シャノン〉
そして、眷属の死体が動き出し、1つの場所に集まる。それらは、シャノンの前に集まって膨張し...萎みながら、やがて人の大きさと形になっていく。それは、まるで顔がない肉塊のようだった。
シャノン「...まだ、終わりじゃない...か。
『烈土殴打』!」
シャノンは相手を脅威と考え、素早く攻撃を開始する...が、それは、少し遅かった。
顔がないその妙な眷属が手を前に出し、スキルを発動するには十分な時間があった。
『csjfc72hd5f16xj(解読不能)』
次の瞬間。シャノンは、暗い世界にいた。周りは闇に囲まれ、なにも見えない。いや、シャノン以外にはここになにもいない。
シャノン「??真魔領域ではない。何らかの精神攻撃?」
すると、黒い靄のようなものが見えた。それは少しずつ形を作る。2人の人間だ。片方はキルン。
そして、もう一人は...
シャノン「師範...どうして...」
そう、もう一人は彼女の師範、オールだった。
しかし、その目には愛情などは欠片もない。ただ、目の前の相手を殺すという殺意。
それは同じく、靄から作られたキルンも同じ。
どちらも彼女を殺すという純粋な殺気があふれでている。それをみて、彼女は決意した。
シャノン「お前は師範じゃない!だから倒す!」
そして、すぐに動く。
キルンの靄「古より燃え盛りわれらに恵みを与えるヒノカの神よ、我に燃え盛る加護を!二百段式展開『ファメラーテ・古』!」
オールの靄「『神速連突』」
シャノン「『石壁の護』」
キルンの靄「『[漢字]領域破壊[/漢字][ふりがな]エリアブレイカー[/ふりがな]』!」
シャノン「『烈土殴打』」
シャノンの守りは鉄壁、しかしそれをキルンの靄が破壊する。それによって出来た破片をシャノンは烈土殴打で吹き飛ばすがキルンの靄はそれを回避する。
シャノン「...一度みた技は食らわない...か。厄介だなぁ...」
恐らく、もうあのときのような騙し討ちは届かないだろう。
シャノン「なにか、なにかないかな...」
そして、あることに気付いた。
(あまり、成長していない?キルンはあの時私と闘ったあと、さらに旅を続けていた。とても強くなったと聞いた。なのに、なぜこんなにも手応えを感じない?)
そして、ある結論に至る。
(これは...私の想像上のキルン達だ。こいつは一度見た技は忘れない。だから避けるだろう。そんな風に思っていたから。だからこのキルンは避けた。そう考えたら辻褄が合う。...なら、私はこいつらに勝てる。)
キルン「古より燃え盛りわれらに恵みを与えるヒノカの神よ、我に燃え盛る加護を!二百段式展開『ファメラーテ・古』!」
オールの靄「『神速連突』」
シャノン「『石壁の護』」
キルンの靄「『[漢字]領域破壊[/漢字][ふりがな]エリアブレイカー[/ふりがな]』!」
シャノン(なぜなら、私はあれからさらに強くなっている!)「『散烈土脚』」
キルンの靄&オールの靄「!!!」
そして...次の瞬間にはシャノンは元の世界に戻ってきていた。
目の前の人の形をした肉塊のようなものは慌ててスキルを掛けなおそうとするが、シャノンによってすぐ殺される。
シャノン「...これで、任務達成...ボーナス出ないかな...」

第89話「総力戦5」
次回 第90話「魔勇vs.アレン&ガトス」
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2025/06/11 19:17

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