〈side レイ&ガララ&スライ〉
零「ふう、これで、大体50体かな?随分倒したと思うけど...」
ガララ「『カオスブレス』!まだまだいるな...」
スライ「現在私達が倒した数は合計84といったところでしょうか。」
零「...確か、報告だとこの兵士達は千を超えてるんだっけ?」
スライ「そうですね。」
ガララ「...まだ1/10すら終わってないのか...」
スライ「それよりも、此方に近付いてくるあの三体の幹部達の方が厄介そうです。」
零「...何の能力か分かる?」
スライ「無理です。1対1の状況に持ち込みましょう。此方はただの即席チーム。上手く立ち回れるとは思えません。」
零「分かった。2人は私が合図したら左右の広場に向かって。たぶん相手は相手する対象を既に決めてるみたいだから。」
スライ「分かりました。では私は左に行くのでガララは右に行って下さい。」
ガララ「よく分からんが右に行けばいいんだな。了解した。」
零「行って!」
零の指示により、2人は左右に別れる。それに追従して2人の幹部が追った。
零「『[漢字]研磨[/漢字][ふりがな]グラインド[/ふりがな]』!」
幹部『緑彩流・縁故』
凄まじく研ぎ澄まされた剣と凄まじい自然の剣がぶつかる。
零「『グラインド』!」
幹部『緑彩流・翠風』
ただの変哲もない石。しかし、最高の威力を持った石と幹部の放つ風圧がぶつかり相殺する。
零は一瞬の間も無く距離を詰め、追撃しようとするが、幹部に素早く避けられ、蹴りを貰ってしまう。お互いの技はほとんどが相殺されているが、魔力の消費量は零の方が多く、零は劣勢だった。
幹部『緑彩流・樹神...
零(これは...最大のエネルギーを込めている。確実に仕留める気...なにか、奇策はないものだろうか?回避だけなら可能だが、そうした時、すぐに間合いを詰められて、追撃を食らうだけね。)
そして、後ろに誰もいないか確認した。後ろに人はおらず、ただただ静かな建物が並んでいて...
零(これだ!これを利用すれば勝てる!)
幹部が技を放つ。そして、それにより後ろにある建物に壊滅的なダメージが入り、倒れる。幹部は考えた。この建物が倒れてきたところで自分がダメージを受けることはないと。そう、一瞬考えた...故に、気付かなかった。
...零が建物が倒れる範囲外にいることに。あと2秒。それだけあれば建物が倒れる前に零を殺せたことに。
零は何度も使ったこの能力を[漢字]建物に使った[/漢字][ふりがな]・・・・・・[/ふりがな]。
零「『[漢字]研磨[/漢字][ふりがな]グラインド[/ふりがな]』!」
こうして、零によって大きな質量攻撃になった建物に幹部は押し潰された。
〈side スライ&ガララ〉
ガララ「チッ面倒すぎることになった!お前のせいだからな!」
スライ「それは、お互い様では?」
彼らを追い詰めていたのは最悪のペアだった。最初はお互いが分かれていたのだが、途中でまた合流してしまった。外見は背が低い女と、背が高い男だ。心なしか、女の方が笑っている気がして...次の瞬間、スライはガララを吹き飛ばして回避した。彼らが居た場所はえぐり取られたような地形になっていた。
ガララ「おい、スライム!お前は女の方を相手しろ!」
スライ「ええ、言われなくともそうします。」
相手はコンビネーションが上手く、対処できない。負ける。スライはそんな未来を感じ取った。そして、決意する。主以外には使わないと決めていた技を。一度ガララにつかう。もしもここで負けたらもう二度と敬愛し、共にいたいと思う自らの主と会えなくなる。そんな予感がしたからだ。
スライ「『[漢字]接続[/漢字][ふりがな]コネクト[/ふりがな]』」
それにより、ガララとキルンの魔力、スキルが共有される。
スライ「ガララ、今私はこの状態を維持するので精一杯です。貴方も一撃を放つだけで疲弊し、もうこの戦いにおいて動けなくなるでしょう。ですが、これなら勝てます。ガララ、お願いできますか?」
ガララ「嗚呼、任せろ!古より燃え盛りわれらに恵みを与えるヒノカの神よ我に燃え盛る加護を!二十段式展開『ファメラーテ・古』!」
キルンに比べれば数は少ないし、精度も低い。しかし、それは紛れもなく、強く、一気に敵の1/3を削り取った。そして、それだけの功績を残した2人は倒れ込み、安らかに眠るのだった。
第87話「総力戦3」終
次回 第88話「総力戦4」
零「ふう、これで、大体50体かな?随分倒したと思うけど...」
ガララ「『カオスブレス』!まだまだいるな...」
スライ「現在私達が倒した数は合計84といったところでしょうか。」
零「...確か、報告だとこの兵士達は千を超えてるんだっけ?」
スライ「そうですね。」
ガララ「...まだ1/10すら終わってないのか...」
スライ「それよりも、此方に近付いてくるあの三体の幹部達の方が厄介そうです。」
零「...何の能力か分かる?」
スライ「無理です。1対1の状況に持ち込みましょう。此方はただの即席チーム。上手く立ち回れるとは思えません。」
零「分かった。2人は私が合図したら左右の広場に向かって。たぶん相手は相手する対象を既に決めてるみたいだから。」
スライ「分かりました。では私は左に行くのでガララは右に行って下さい。」
ガララ「よく分からんが右に行けばいいんだな。了解した。」
零「行って!」
零の指示により、2人は左右に別れる。それに追従して2人の幹部が追った。
零「『[漢字]研磨[/漢字][ふりがな]グラインド[/ふりがな]』!」
幹部『緑彩流・縁故』
凄まじく研ぎ澄まされた剣と凄まじい自然の剣がぶつかる。
零「『グラインド』!」
幹部『緑彩流・翠風』
ただの変哲もない石。しかし、最高の威力を持った石と幹部の放つ風圧がぶつかり相殺する。
零は一瞬の間も無く距離を詰め、追撃しようとするが、幹部に素早く避けられ、蹴りを貰ってしまう。お互いの技はほとんどが相殺されているが、魔力の消費量は零の方が多く、零は劣勢だった。
幹部『緑彩流・樹神...
零(これは...最大のエネルギーを込めている。確実に仕留める気...なにか、奇策はないものだろうか?回避だけなら可能だが、そうした時、すぐに間合いを詰められて、追撃を食らうだけね。)
そして、後ろに誰もいないか確認した。後ろに人はおらず、ただただ静かな建物が並んでいて...
零(これだ!これを利用すれば勝てる!)
幹部が技を放つ。そして、それにより後ろにある建物に壊滅的なダメージが入り、倒れる。幹部は考えた。この建物が倒れてきたところで自分がダメージを受けることはないと。そう、一瞬考えた...故に、気付かなかった。
...零が建物が倒れる範囲外にいることに。あと2秒。それだけあれば建物が倒れる前に零を殺せたことに。
零は何度も使ったこの能力を[漢字]建物に使った[/漢字][ふりがな]・・・・・・[/ふりがな]。
零「『[漢字]研磨[/漢字][ふりがな]グラインド[/ふりがな]』!」
こうして、零によって大きな質量攻撃になった建物に幹部は押し潰された。
〈side スライ&ガララ〉
ガララ「チッ面倒すぎることになった!お前のせいだからな!」
スライ「それは、お互い様では?」
彼らを追い詰めていたのは最悪のペアだった。最初はお互いが分かれていたのだが、途中でまた合流してしまった。外見は背が低い女と、背が高い男だ。心なしか、女の方が笑っている気がして...次の瞬間、スライはガララを吹き飛ばして回避した。彼らが居た場所はえぐり取られたような地形になっていた。
ガララ「おい、スライム!お前は女の方を相手しろ!」
スライ「ええ、言われなくともそうします。」
相手はコンビネーションが上手く、対処できない。負ける。スライはそんな未来を感じ取った。そして、決意する。主以外には使わないと決めていた技を。一度ガララにつかう。もしもここで負けたらもう二度と敬愛し、共にいたいと思う自らの主と会えなくなる。そんな予感がしたからだ。
スライ「『[漢字]接続[/漢字][ふりがな]コネクト[/ふりがな]』」
それにより、ガララとキルンの魔力、スキルが共有される。
スライ「ガララ、今私はこの状態を維持するので精一杯です。貴方も一撃を放つだけで疲弊し、もうこの戦いにおいて動けなくなるでしょう。ですが、これなら勝てます。ガララ、お願いできますか?」
ガララ「嗚呼、任せろ!古より燃え盛りわれらに恵みを与えるヒノカの神よ我に燃え盛る加護を!二十段式展開『ファメラーテ・古』!」
キルンに比べれば数は少ないし、精度も低い。しかし、それは紛れもなく、強く、一気に敵の1/3を削り取った。そして、それだけの功績を残した2人は倒れ込み、安らかに眠るのだった。
第87話「総力戦3」終
次回 第88話「総力戦4」
- 1.魔人化
- 2.仲間ト引っ越し
- 3.入学ト再会
- 4.『アレン』ト決闘
- 5.人物紹介
- 6.人攫いとキルン
- 7.sideアレン
- 8.魔獣大騒動
- 9.戦争勃発
- 10.戦争後
- 11.困惑
- 12.成長したキルン
- 13.複製体
- 14.激闘
- 15.キルン万能すぎだろ!
- 16.スライの強化
- 17.sideアレン2
- 18.次の国へと歩を進めて
- 19.魔法の種類
- 20.sideイフィー
- 21.シンカ
- 22.精霊に会おう!
- 23.人物・スキル
- 24.ディザイア到着
- 25.勝負
- 26.謎の病気
- 27.元凶を消すために
- 28.キケンなピクニック
- 29.スアーフォローウルフ戦
- 30.⁇⁇戦
- 31.宿屋にて
- 32.スレーブ帝国
- 33.武闘大会 予選編
- 34.本戦
- 35.本戦後半
- 36.決勝戦 キルンvs.シャノン
- 37.sideアレン3
- 38.呪詩と呪文/存在する種族
- 39.快楽殺人鬼 再び
- 40.獣人国 ビーメスト
- 41.天魔会議
- 42.ガトスの奮闘
- 43.vs.氷涼魔女
- 44.キルンvs.氷涼魔女
- 45.最後の国 ドワーフの国へ
- 46.ドラゴンヲ逆襲
- 47.アルカイックドラゴン戦?
- 48.結末
- 49.卑怯者
- 50.キルンの死
- 51.そして、意識は暗い闇へと...
- 52.生き返るには...
- 53.肉体と魂とエネルギー
- 54.魂の世界
- 55.キルンの感じる違和感(デジャブ)
- 56.盗賊ガ盗むもの
- 57.アレンvs.暗殺者サンシア
- 58.キルン?vs.暗殺者サンシア
- 59.sideガトス
- 60.sideガトス2
- 61.vs.魔物使い
- 62.vs.魔物使い2
- 63.vs.魔物使い3
- 64.side ガトス3
- 65.ガトスの叫び
- 66.老人の修行
- 67.流派習得。その名は『魔聖剣術』!
- 68.キルンvs.ガトス&アレン
- 69.魔王城で
- 70.魔王城で2
- 71.魔王城で3
- 72.魔王城で4
- 73.魔王城で5
- 74.トレント&ドライアドvs.ガトス&アレン&スライ
- 75.魔勇vs.魔王
- 76.人物・スキル2
- 77.魔勇vs.魔王2
- 78.哀しみに暮れる魔勇
- 79.報告と再開
- 80.朗報ト潜入
- 81.キルン&ガトスvs.アレン
- 82.キルンの中で。
- 83.大量殺戮
- 84.魔勇対策会議
- 85.魔勇攻防戦
- 86.魔勇vs.龍王
- 87.手を組む人と魔
- 88.魔勇vs.魔王達と英雄
- 89.事情聴取
- 90.総力戦
- 91.総力戦2
- 92.総力戦3
- 93.総力戦4
- 94.総力戦:終
- 95.魔勇vs.アレン&ガトス
- 96.魔勇vs.アレン&ガトス2
- 97.魔勇vs.アレン&ガトス3
- 98.魔勇vs.アレン&ガトス4
- 99.キルンの闇・シャル
- 100.ガトス&アレンvs.シャル
- 101.ガトス&アレンvs.シャル2
- 102.ガトス&アレンvs.シャル3
- 103.アレンと、キルンの第三人格
- 104.アレン&キフィアvs.シャル
- 105.アレン&キフィアvs.シャル2
- 106.闇ノ世界
- 107.一度目の死
- 108.二度目の死
- 109.闇からの脱出
- 110.アレン&キフィアvs.シャル3
- 111.キルンの魂
- 112.キルンの目覚め
- 113.wdsfヲ襲撃
- 114.魔人カラ逃走
- 115.最強の魔人
- 116.L部隊幹部ウラン=L=ウドスフ
- 117.キリナvs.蜘蛛獣魔人
- 118.人物・スキル3/魔人について
- 119.アレン達vs.L型魔人03
- 120.キルンvs.L型魔人03
- 121.後日談
- 122.後日談2