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闇に堕ちる勇者 ~再現の魔人と人間達~

#83

大量殺戮

ある暗い夜。キルンが虚ろな目をして町の上にいた。彼はまるで、飛んでいるように見える。
いや、それは本当に飛んでいるのだ。その人影は夜の闇も相まって見られることはない。
そして、何かの種をばらまいた。その種はほとんどが地面に落ちて壊れてしまったが、1つだけ無事に中身が壊れることなく着地した。
そして、その種は周囲の空間にある魔力を取り込み始める。
そして、その種はどんどん成長し、草と同じぐらいの大きさになった。
そしてさらに成長していく。辺りを歩く人間はその植物の蔓に捕まり、魔力を搾り取られる。
どんどん、どんどんその植物は成長し、もう木と同じぐらいの大きさになった。
しかし、それはまだ成長を続け、辺りの人間の魔力を吸い取る。異変に気付いた兵士達が火炎魔法を使い、焼き払おうとするが、全く燃えない。それどころかその魔法を吸い取り、さらに成長していく。
この植物は魔力を吸って変化した食虫植物の一種である。
本来この植物は火炎魔法を含むあらゆる魔法が通じる。しかし、今回、この植物はキルンによってあらゆる魔法を無効化する化物へと進化を遂げていた。
そうして集めた魔力は木の幹部分に蓄えられる。
キルンはそれを見て満足げに頷くと、木の幹部分を破壊して取り込んだ。
そして、それによりこの植物は自らを癒す為に捕らえた人間から無理矢理魔力を絞り出す。キルンはそれをさらに奪い、植物に無理矢理人から魔力を奪わせた。そして、人々から魔力が完全に消失すると植物は人間を取り込んでその体を魔力に変換する。キルンはそうして人間が完全に居なくなったのを見ると、この植物を完全に破壊して取り込んだ。
...そうなるまでにたった10分。たった10分で1つの町が壊滅し、人々は全員死亡した。

第78話「大量殺戮」終
次回 第79話「魔勇対策会議」
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2025/06/05 14:48

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ID:≫ 0.7.Z3DGXA2DY
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